【初心者向き】馬券の買い方〜ワイド編〜 意外に配当が出る超コスパ馬券
前回は複勝。今回はワイドである。
三連系の基本にもなる券種で、ぜひともマスターしておきたい。
ちなみに私にとっては今も昔もメイン券種である。正直言ってこれほどコスパのいい馬券はないと思っている。
まずは的中条件から。
2頭を選び、「1、2着」「1、3着」「2、3着」いずれかのパターンで決着したら的中。
なお、「1、2着」は馬連と同じ的中目でもある。
そして、同着でもなければ常に3通りの的中パターンがあるのもポイントとなる。
複勝ほどではないが、オッズにレンジがあり、選んだ2頭以外で3着以内に入った1頭が人気薄であればあるほど高い配当になる。
他券種との関係性
ワイド1頭軸全流しは複勝と同じ意味になる。
馬連、馬単が当たった時は、ワイドも自動的に的中となる点もポイント。
だから、単勝に対しての複勝と同じように、馬連(馬単)に対してのワイドが保険として働きやすい。
反対にワイド側から見れば、馬連、馬単は上乗せ材料となりうる。
そして、三連系との相性もぴったり。
たとえば、三連単2頭軸全流しマルチ、三連複2頭軸全流しはワイドと同義になる。
ほか、2頭軸○○は、ワイドから点数を絞った形ともいえるし、三連系馬券の保険にも上乗せ材料になりうる点もポイント。様々な馬券のサポートとしてこれほど優秀な馬券もない。
ちなみに配当が安いイメージもあるかもしれないが、穴馬が絡めば40倍、50倍と結構なオッズが飛び出す。もし安いイメージがあるなら、単純に使い方を間違っているだけだと、改めて宣言したい。
それに下手な三連系に大枚をはたくより、ワイド1点にその大枚をはたくほうがより儲かる可能性がある。
ワイドの使い方まとめ
まとめWikiのようなタイトルになってしまった。
先述した通り、ワイドはある程度の配当が出る馬券だが、人気馬同士の組み合わせだと途端に苦しくなるのも事実。
組み合わせとしては、人気-人気、人気-穴、穴-穴の3通り。私は普段「人気-穴」の組み合わせを重視しているが、場合によっては「穴-穴」の組み合わせも混ぜている。
どちらにせよ、必ず1頭は穴が入るように買うのがミソだ。
そして、とにかく点数を2点以下、最低でも3点以下に押さえること。
なぜなら、原則ワイドには3点しか的中目がないからだ。4点以上買うと、ほぼ確実に無駄馬券になってしまう。ワイドに限らず、的中目の数が決まっている馬券はその目の数以下で馬券を買うのが理想なのだ。
三連系はもともと打点の高い馬券だから複数買えばいいが、ワイドや馬連はそうはいかない。ある程度工夫がいる馬券なのだ。
ほか、買い方をいくつか挙げておこう。
①単勝 + ワイド(1、2点)のセット
②ワイド + 馬連(馬単 or 枠連)のセット
➂ワイド→三連複への昇格 or セット
④複勝 + ワイド(1点)のセット
①単勝+ワイド(1、2点)セット
私のなかで、時代は単複ではなく、単ワイである。
この馬券は1頭を応援する場合にオススメで、「応援する馬の単勝」と、「応援する馬-上位人気2頭までのワイド」を買うのが基本筋。
単複の複勝だけでは配当が物足りなさすぎるので、ワイドで配当を底上げしようという考え方である。
ワイドの流し先を「上位人気2頭まで」としているのは、馬券に絡む可能性が高いため。
相手が7、8割は来る、という見立てが立っているなら、その馬と応援している馬の組み合わせのワイドは実質複勝を買っているのと同じ意味になる。だから複勝の代わりとして成り立つのだ。
ただし、軸が2択やねん、という場合は2点にしたらいいが、このケースで3点以上にしだすと、もはや複勝でいいのでは? てなる可能性がある。しかもワイド流しを3点以上にすると、その3点目から無駄馬券になる(同じ馬からの流しは2点までしか的中目がない)ので、不利だ。
そもそも軸が2頭以下に収まらないようなレースはやるべきではない、という話でもある。レース選定はしっかりしておきたい。
反対に穴候補が複数いる場合は、ワイドを軸から穴馬に流すのがオススメ。もちろんこの場合も2点まで。1点無駄になるが、3点にするのもこの場合はアリだと思う。
また、資金配分は難しいところだが、その馬の勝利がどこまでありえるかで判断したい。勝利する可能性が高いのであれば単勝の比率を上げ、そうでないなら逆をすればよい。
ちなみに、もし3点以上買いたいのであれば、穴だけで4頭以上いて、その組み合わせでの馬券絡みがあると踏んだ時だけだ。ついでに人気サイド(5番人気以内)から3頭以上消せる、ぐらいの条件なら狙う価値はあるかもしれない。
その場合は、その4頭以上でのボックス買いをするのがオススメ。ただし、原則日本競馬は3頭までしか馬券に絡まない、という点は忘れず。あっても5頭のボックスまでにとどめておきたい(5頭でも多すぎるぐらいだが)。
②ワイド+馬連(馬単 or 枠連)のセット
これは、ワイドが当たる時、約1/3で馬連も当たっているので、それを狙うという上乗せ的な買い方だ。
どういうことかというと、ワイドは「2頭を選び、「1、2着」「1、3着」「2、3着」いずれかのパターンで決着したら的中」という性質なので、このなかで「1、2着」になれば馬連も的中している、という話だ。馬単なら順番もあるので1/6で当たる。
もちろん、①の単ワイのうち、ワイドから100円分だけ馬連を入れておくとさらに伸ばしやすくなる。
例)単勝3:ワイド7 → 単勝3:ワイド6:馬連1 などなど
なお、私はワイドを買う時、原則馬連も入れておくことを勧めている。特に穴-穴の組み合わせで馬連を買っておけば、大体万馬券になって跳ねるからだ。
➂ワイド → 三連複への昇格 or セット
ワイドと三連複の親和性はめちゃくちゃ高い。
なぜなら、2頭だけ選ぶのがワイドで、3頭を選ぶのが三連複で、ワイドにあと1頭つけ足せば三連複になるからだ。
後述する圧倒的1番人気馬がいるレースは、1番人気以外の組み合わせのワイドが結構配当が大きいので、そのワイド1点狙いを考えるわけだが、1番人気も含めた三連複1点でも的中可能性が高い。
こういう残り1枠は結構限られている場合は、ワイド1、2点を三連複へ昇格させる、という考え方も覚えておきたい。
あるいは、ワイドと三連複でセットにする上乗せ的な買い方。
ワイドを主馬券としている場合、「ワイドのなかでも3頭目はAかB」なら、ボーナス要素として「ワイド+A」「ワイド+B」の三連複2点を買う、という考え方もあり。言ってしまえば三連複2頭軸全流しがワイドだが、全流しのうち、この2点は的中可能性あるから買い増ししたいな、という考え方でもある。
④複勝 + ワイド(1点)のセット
先述した圧倒的1番人気がいる場合の買い方。
ワイド1点狙いが有力だが、簡単に当たらないので、複勝でカバーするという考え方である。
複勝は保険としての役割はもちろんのこと、1番人気が飛んだときに複勝レンジが最大の方に偏るので、保険だけでなく、主馬券的な役割に化ける可能性もある。
だから、ワイドと複勝どちらも持つという買い方はありになってくるのだ。
ひとつでも参考になる買い方があれば幸いだ。
私は競馬のレース選定の基準として「軸が1頭、穴が1頭定まっているか?」を挙げている。この組み合わせだけでワイドを買えるからだ。
そしてこの組み合わせでのワイドは結構的中する。そして、これ以外の組み合わせを「保険」と称して買い足す時代もあったが、あとあと振り返ると、最初に見定めていた2頭での決着が圧倒的に多かったので、無駄な買い目を入れず、本線にリソースを注ぐようにしている。
もうひとつ、ワイド2点で当たるわけないじゃん? とか思った方に言いたい。
ワイド2点で当たらない方は「三連複を絞って当てられない」と言っているのと同義だ。
なぜならワイド1頭軸2点流しは、三連複「1列目が1頭、2列目が2頭、3列目全流し」フォーメーションと同義だからだ。
この組み合わせで当てている人間が、ワイド2点を当てられないはずはない。まあ、2列目が穴とは限らないのは事実だが。
私からすれば、ワイドは1点、多くても2点で当たるべき馬券だ。W的中なら普通に嬉しいし。お手軽に使って、使い勝手の良さを体感してほしいものだ。本当にコスパがいいと思うし、三連系を低予算で買いたい人にこそオススメの馬券だから。
・3通りの的中パターン
・穴を絡めるのがオススメ。意外に配当が出る
・1/3上乗せの馬連とのセットは常に検討
・三連系との関係性も意識すること
ライター名「夜桜 ほとり」
バイオテクノロジー系の分野で大学院卒業後、何を血迷ったのかSEに転身。でもなんか違うと思い、競馬メディアの編集に。現在は編集を脱退、馬を中心としたフリーの物書きとして活動中。
※当サイトの記事で書かれている予想は、的中を保証するものでもありません。馬券は自己責任でお願いいたします。
土曜の競馬が楽しみ。展望を書こうと思ったのだが、よくよく考えると金曜に予想記事出すし、不要だよなあ、と思い断念した。最近このパターンが多くて困る。



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