東スポ杯を含めた、本日の馬券振り返り。

競馬マイルCS


 おはようございます。こんにちは。こんばんは。夜桜という者です。

 本日は表題の通り、復習回とします。できるだけ撒いて、特に馬券購入を中心に話す予定。
 もちろんコラム的な話もしますし、皆さんが知りたそうな各場の傾向も、個人的な視点でお話しします。


 



今週の東京競馬場、阪神競馬場の傾向

 なんで福島競馬場はないんや、と言われたら、単純にあまりよく見てなかったからですね。
 振り返りを先にやりたいし、日曜も福島競馬をやる予定もないので見なくていいかなと。
 3場の馬場を追っかけるの大変ですから、仕方ないです。

 というわけで、簡単に東京競馬場と阪神競馬場の傾向を、個人的な意見ですが、まとめておきます。



東京競馬場

傾向
・時計は速い。
内が伸びてて、外が届かない(今週からB→Cコースに変わったためと思われる)
・内が有利と同時に、内枠も有利。外枠の先行馬も結構苦戦を強いられる。

 大体こんな感じ。まあ見ればわかる通り、て感じです。

 ちなみにBコースとかCコースというのは、内ラチの柵の置き方の話です。
 Aコースは1番内側に柵を設置。そこからDコースに近づくほど、外側に柵を設置します。つまり今週から、最後の直線の幅員が狭まってるし、伸びるラインが視覚的には内側にズレます。
 
 この効果を実感するのはやはりダービーでしょうね。
 ダービーでは、最も運のいい馬が勝つ、という格言がありますが、昔はやたらと多頭数でレースをやっていて外枠を引くなんて不運に見舞われると何頭分もロスしてしまうから、だったんです。
 でも今はそこまで頭数は増えない。最大18頭ですからね。
 しかしそれでもなお、なんでダービーは最も運がいい馬が勝つ、と言われるかというと、

 ダービー週に、CコースからBコースに切り替わるからなんですよね。
 
 あれ、BからAだっけ。どっちか忘れた。
 まあ少なくとも、使われていなかった内ラチの伸びる馬場が解放されて、最内枠の馬が有利になるんですよ。
 だから今年のエフフォーリアが最内枠引いた時、競馬ファンはみんな興奮したわけです。
 ただまあ……、今年に限ってはその最内枠というメリットが諸刃の剣になったダービーでした。その話は機会があればいずれ。

 そんなわけで、土曜はやたらと最内枠が馬券に絡みましたね。
 おそらく日曜も同じような傾向が続くでしょう。
 ちなみに日曜の2Rはおそらく荒れると思います。大外枠に人気になりそうな馬がいっちゃったので。
 ただ、かといって内の方の馬に買えそうな子も今のところ見当たらないので、難解なレースになりそうだな、と思ってます。
 当たればデカそうですが、私は馬場読み用のレースにしようと思います。


阪神競馬場

傾向
・先週とほぼ同じ傾向
・つまりパワー馬場。特に、RobertoStorm Catが混ざっている血統が強い(ロードカナロア以外)。
・短距離だとスカーレットブーケ、つまりダイワメジャーの産駒が来る。
・パワー馬場なのでスピード系こない。特に上記の血統が混じってないディープ産駒は最後の坂付近で止まる
・時計はややかかる方。
・外が伸びる
・枠は1, 2枠は不利め。外の方がいい。

 結構大事なのは、こういう特殊馬場の時は血統を見ることです。大体特徴が出ています。
 実は普段から出ているのかもしれませんが。

 特に今週と先週は、間違いなくRoberto、Storm Catの血統を持つ子が絡んでます。先週のエリザベス女王杯でキズナの産駒がワンツーフィニッシュしたのも、Storm Catの血がパワーを伝えているからかもしれません。
 また、イスラボニータやドレフォン、父ダート馬みたいな、力がありそうな産駒はよく来ています。
 なので、そういう馬は要チェックです。


収支報告

 必要かわかりませんが、私の収支報告をば。

Image

 回収率は161.6%。+で終えることができました。
 先週ほぼ全タコだったからね。多少はね。
 投票件数がやたら多いのは、実は福島競馬場の全レースでちょっとした縛り競馬をやっていたからです。そこは無視してください。またブログでなにやってたかお話しするので。

 ちゃんとやったレースは、計8レース。
 東京・阪神それぞれで4レース分です。

 以下で、まとめて報告しようと思います。
 できるだけ撒きで。手始めにメインの東スポ杯から。


東スポ杯の振り返り

 私、2歳重賞とかオープンとか特別競走は、できるだけ全頭の全レースを振り返って、メモを書いているんですよね。
 恥ずかしながら、今回はそれを公開します。

 縮小してて見えにくいとは思いますが、こんな感じですね。おそらく的外れなことも書いてます。お許しください。

 こんな感じで出走する馬のレースをそれぞれラップから不利まで見ていたのですが、正直言って、1頭目を見た瞬間から軸は決まっていたので、今回は消化試合でした。

 イクイノックスの新馬戦がマジでやばかった。
 見た時に思ったのは、

 こんな2歳馬がいていいのか、と
 ずるいなあ

 この2点でしたね笑

 それぐらい圧倒的でした。圧巻のレース。テンも問題なければ道中も淡々と走り、終いもちょっと促しただけで動いて、しかもめっちゃまっすぐ走るんですよ。これで体はまだ緩いっていうんだから末恐ろしい馬ですよ。

 しかも倒した相手も後の重賞馬のサークルオブライフ。彼女も決して弱い馬じゃありません。というかあの馬も普通に強いんですよ。
 だから、もうこんな2歳馬はそうそういないだろうなと思いながら他の馬のレースも振り返っていました。
 でも今回のメンツ、イクイノックス以外も普通に強い。6番人気付近までの子らは、普通ならこの時期でも重賞で勝ち負けをしてもいいレベルだと思いながら見ていました。

 実際レースもレベル高かったし、もろに枠の有利不利が出た結果だったなあと思います。
 アサヒも大外枠だったらさすがに着内逃してたまであります。ダンテスヴューだって大外枠じゃなければ先行して順当なレースをしてたと思いますよ。正直言って今回外枠を引いた子は、度外視していいレースぶり。 
 
 ただ、それにしたってイクイノックスはやはりその中でも一枚上手でした。
 あの馬場傾向で、あの後ろの位置から伸びきって上り最速32.9秒の差し切りですから相当です。
 少なくとも2歳G1も取れるぐらいの完成度です。

 来年はどんな勢力図になっているかはわかりませんが、今年も楽しみな世代になってきたんじゃないかと思います。
 特に今年は新種牡馬の当たり年。結構勝ち上がってますものね。
 ですが、個人的な見立てでは、名馬製造機なのはキタサンブラック産駒なんじゃないかな、と思っています。
 イクイノックスもそうなんですが、もう1頭やばい馬がいて。

 ラス―ルって言うんですけど、この子もやばいんですよ。レースぶりを見てて、エアグルーヴを思い出しました。次走いつになるのかと楽しみにしているのですが、おそらくあの子も重賞の1つや2つとるんじゃないかなと思います。

 というわけで話が脱線しかけましたが、東スポ杯の馬券の話も。
 今回はそんなわけでイクイノックスの単勝系軸が確定。単勝は2.5倍でも1点1万円振ってもいいなと思っていたぐらいに自信があったのですが、スマートに馬単か3連単を選択することに。合成オッズ的にはそっちの方がおいしそうだったので。

 ただ、2着以下は展開次第で変わりそうに思いました。
 アサヒテンダンスレッドベルアームアルナシーム。この辺りは来ても不思議はなさそうだし、結構拮抗している。
 一方、馬場の傾向やメンバーを考えても、前に行く馬には有利な展開になりそう
 先行する馬はそこそこいましたが、緩いペースでここまで来た子も多かったので。

 なので、相手はテンダンスとレッドベルアームに。しかし、何かしらに差されるビジョンもあった。
 となると馬単では2着のカバーが怪しいので3連単にシフト。
 勝負レースなので、1000円ではなく2000円振ることにして、以下のようになりました。

 


 

 1-2-5と1-5-2は重複してますが、まあいいかとそのままベット。これで2000円が9350円に。
 反省としては、馬場と予想される展開的にまず厳しいダンテスヴューを外さなかったことと、重複の分。
 その計6点は傾斜に回した方がよかったな、とは思います。

 ですが、馬単では2着がカバーできなさそうという判断から、ちゃんと3連単にシフトできたのはよかったと思います。

 反省としては以上。展開もイクイノックスが思ったより後ろに行ったこと以外は予想通りだったので、特に言うこともないですね。
 流れる可能性も多少あるかな、とは思ってましたが、どちらにしてもこの買い方でいけるだろうという見立てでした。

 ちなみに結果はこれ。時計だいぶ速いですね。

 https://race.netkeiba.com/race/result.html?race_id=202105050511

 負けた馬の中にも後に重賞を勝つ子がいても全然不思議がないぐらいにはハイレベルメンバーでした。
 また、話題に挙げていない馬の中では、東京ではキレる脚はなさそうだけど長い距離では活躍しそうトーセンヴァンノ、あと伸び脚的にスカイフォールも気になりましたね。この2頭は今後もチェックかなあと思ってます。


東京競馬場の振り返り

 ベットしたのは、2, 10, 11, 12R。
 11Rは先ほど話したので省きます。
 
2R 2歳未勝利戦 芝2000m

 ◎はユイノゴトク。これは複勝軸。なので複勝を厚めに買うことに。
 手堅くいきたいし、コース替わりの件もあります。本来ならケンしてもいいぐらいのレースです。
 だからここは、東1局に白をポンして30符1ハンを上がる気持ちで、鳴きの一手に行きました。
 また、メンバーがいいレベルですし、狙いたい馬も多かったのもやることにした一因です。
 まだこの時は外が伸びるだろうという見立てだったので、芝ならやれそうな穴位置のショーンヘイティ、デムーロJに乘り替わりで上積みがありそうなマイネルシーマーへのワイドにしました。

 ユイノゴトクが逃げて、7枠の2頭が差してくる決着。ユイノゴトクは前走を見たところ、それなりのパフォーマンスができる先行馬という認識だったので、あんな大逃げになるとは思いませんでしたが、あれが逆に標的になってしまった形でした。次走も狙えそうですが、おそらく人気するだろうなと思います。
 ただ、最後の丸山Jの右鞭は要らなかっただろうなと思います。

 基本的に、馬とは鞭を打たれた方とは逆方向に移動するんですよね。
 つまり右鞭なら内ラチ沿いに移動してしまう。最内の馬場はよくなかったし、実際今日通して馬場を見ても、最内は伸びない。だからあの場面なら左鞭を打つべきだったでしょうね。伸びを1つ欠くことになりかねない。

 丸山Jが最内馬場をあの状況で確認したいと思う理由がわからないので、おそらく彼は馬場を読まないタイプの騎手なんじゃないかな、と私は疑っています。先行させるならそれなりの騎手なんですけど、馬場差が激しいときは若干割引の騎手かもしれませんね。

 ちなみに結果はこうでした。

 https://race.netkeiba.com/race/result.html?race_id=202105050502



10R 秋色S 芝1600m

 5, 6Rは馬場を見るために回避し、ここで勝負。
 本命は◎ランドオブリバティ前走は直線で不利がありましたが、これは度外視できる内容。
 なので単勝も狙えると前日時点で思っていたのですが、なぜかここ2走乗っていたデムーロJがゴールデンシロップに継続騎乗し、代わりに武豊Jがランドに乘ることになっていました

 ゴールデンシロップに何かがあるのかと思い、前走を見てみると、確かにデムーロJが好きそうなタイプの先行馬でした。これは抑えるべきなのかなと考え、ランドオブリバティとのワイドと馬連を購入。

 内枠の各馬が上手く立ち回ってくれたおかげで見事的中しました。
 ここの反省点はワイド800円を2頭軸3連複にしなかったこと。割と相手は、リッケンバッカーサトノフウジンオールイズウェル辺りに絞られていたので、傾斜によってはもう少し稼げたと思います。


 ちなみに印をつけてるクロンターフセリユーズは外枠なのでかなり割り引いて考慮から省いてました。特にセリユーズは後ろからの馬なので、きつめでしたね、今回。なんにしてもこの2頭に関しては、今日は度外視していいと思います。

 それはさておき、馬券に戻ります。

 1番可能性があると見ていたのは1のリッケンバッカー。最内枠だし実力のある3歳馬ですし、割引く要素が前壁しかないだろうという見立てでした。
 ワイドオッズが5.9倍だったことを考えると、

 1-2-3の3連複400円、2-3-5と2-3-12の3連複はそれぞれ200円ずつとかで買えたでしょうね。

 それなら払戻が結果的に8760円。ワイド1点より2倍ぐらいついていた。
 今考えるともったいなかったかな、という気はします。
 特に今回はランドオブリバティ-ゴールデンシロップの2頭にかなり自信があったので。

 反省点はそこですね。今回は攻めきれなくて回収がちょっと安くなってしまいました

 レース結果はこう。やはり外枠勢が苦戦を強いられていますね。

 https://race.netkeiba.com/race/result.html?race_id=202105050510



12R 3歳以上1勝クラス 芝1600m
 ◎はタイニーロマンス。この馬はそこそこ実力がある3歳馬で、何度か不利での敗戦もありました。
 今回も大外という不利を引いたのですが、よく馬柱全体を眺めてみると、タイニーロマンスから内の各馬が、軒並み先行しそうにない並びになっていました。せいぜいウインシャーロットぐらい?
 これなら大外枠でも、上手いことゲート出て二の足つけば、いい感じに好位につけて競馬できるんじゃないかと思い、勝負の単勝打ちを決意しました。

 ただ、買った後で気づいたのですが、この馬の鞍上、出遅れることで有名なデムーロJだったんですよね。
 そう考えると結構ギャンブルだったな、という気がしなくもないです。

 とはいえデムーロJが毎回出遅れるわけでもありません、馬券を握って発走を待ちました。
 買った馬券はこちら。 

 相手は、最内で上りも持っているスリートップキズナ、2走前にゴールデンシロップ負け、3走前にチアチアクラシカに負けたトライフォーリアル、あとルメールJが乗っててパドックもそれなりによかったシテフローラルを選択。
 単勝系で、相手の数がこれぐらいなら、馬単馬連が効果的ですね。
 ただ、タイニーロマンスと同じような競馬・位置取りをしそうなウインシャーロットを、トライフォーリアル、シテフローラルの2頭の代わりに抑えた方がよかったな、と後から思いました。実際この馬、シテフローラルに同舞台で勝ってるし、しかもシテフローラルよりも有利な内側だし。
 馬券購入としてはそこが反省点。なんなら勝馬はウインシャーロットでしたもんね。失敗でした。

 ちなみにレースではタイニーロマンスは初手1馬身分ぐらい出遅れで行き足をつかい、ポジションも悪くしました。ゲートさえうまく出せたらなあ。この差は非常に大きい。
 通常なら大外枠の出遅れって、ちょっと痛いで済むレベルなんですけど、今回に関しては内伸びですから、致命傷。内伸び馬場で出遅れそうな外は買いづらいことがよくわかるレースでした。

https://race.netkeiba.com/race/result.html?race_id=202105050512

凱旋門賞と阪神競馬場の振り返り

 唐突ですが凱旋門賞の話をします。
 ぶっちゃけ凱旋門賞の話は、そのままロンシャン競馬場などの、欧州パワー馬場の話とイコールです。

 今まで数々の日本馬が凱旋門賞に挑みましたが、ダメでした。着差的に1番惜しかったのはナカヤマフェスタ。個人的に1番惜しいと思ったのはエルコンドルパサー。次点で2年連続2着のオルフェーヴルです。

 スペシャルだったのはディープインパクト。あれは規格外の怪物だったので、本当に能力だけであの馬場をこなしてしまったのでしょう。本当に恐ろしい馬です。残念ながら禁止薬物の使用があって失格になりましたが、実質3着入線してました。結果はアレですが、やはり規格外の怪物は能力でなんとかしてしまうのでしょう。

 そしてそのスペシャルだったディープインパクトの子供たちも、年毎に挑戦し、派手に散っていきました。
 サトノダイヤモンドマカヒキハープスターフィエールマンサトノノブレス……そしてキズナですね。

 こうして見るとそうそうたるメンバーですが、その多くが2桁着順に敗れ去りました。善戦したのは、キズナとハープスターですね。
 サトノダイヤモンド達が弱かったんだ、といえばもしかしたらそうだったのかもしれません。
 ですが、もっと大きい理由を考えるべきじゃないかと。
 
 おそらくパワーを伝える血統の問題です。

 なんでキズナやハープスターは好走できたのか。
 確かに斤量が軽かったのも一因でしょうが、血統的に見ればこの2頭は、Northern Dancerの血が濃い。思えば、オルフェーヴルやエルコンドルパサーやナカヤマフェスタすらも、Northern Dancerの血が濃いんですよね。

 つまり凱旋門賞で勝つにはNorthern Dancerの血が濃い、パワーを伝える血統が必要だと思うんですよね。
 しかし現在の日本は完全なスピード馬場にスピード血統が主流
 下手にパワーがある血統を入れるとスピードに負けちゃうんですよね。普段はスピード馬場だから、馬場に合わないパワー系が負けるという構図です。日本馬が凱旋門に勝てない最大の理由はそこにあると思われます。

 だからこそ、キズナ産駒のディープボンドなんかはそれなりに期待はされてましたがダメでした。
 あれは単純に力が足りなかったのもあるでしょう。また、日本の主流距離が2400mより下にあるため、タフな展開に慣れてる馬が少なすぎるんです。今の日本で本物のステイヤーなんて、私シュヴァルグランを最後に見てないと思います。いいとこディアスティマぐらいじゃないかな。
 だから、3歳時の斤量が軽いときに、そういうパワー血統でかつ長い距離にも対応可能で能力も高い、みたいな子が出てきたら、凱旋門賞に挑戦してほしいと思いますね。

 その時こそが最大のチャンスなんじゃないかと思います。

 さて、ではなぜ土曜の振り返りなのにそんな話をしたのかですが、これはそのまま現在の阪神の馬場に合致するのではないかと思ったからです。

 ディープ産駒が止まり、力がある子がガンガン入線している。それが今の阪神競馬場です。
 そしてディープ産駒で1番凱旋門賞の着順がよかったキズナの産駒が、先週のエリザベス女王杯でワンツーフィニッシュしました。

 まんま凱旋門賞と同じ傾向でしょ?

 つまり今の阪神競馬場は欧州、ひいては凱旋門賞の舞台であるロンシャン競馬場を走ってるようなものなんですよ。
 こんな時に、スピードが主流の日本競馬では、必ずオッズと結果の逆転現象が発生します。その最たる例が先週のエリザベス女王杯ですよ。
 だから今週はパワーのある血統をどんどん狙いました。


阪神4R 2歳未勝利戦 芝1800m
 ◎はアカデミーでした。この子は先週の阪神競馬場で3着入線していた、フアナの半妹だったから。
 姉が馬場に適応しているなら、妹であるアカデミーもこの馬場に適応している公算は高い
 しかもこの馬の前走成績も悪くなかった。よって、単勝軸で勝負しました。
 

 単勝オッズは安すぎるので、馬連で勝負。
 相手は、

 力がありそうなドレフォンの産駒・アエリーゾ
 ダートでも走れる子を出すマクフィ産駒・モズネズコ
 逃げたらワンチャンありそうなタケトンボ
 産駒は叩き2走目で走ると噂のシルバーペコ
 あとはパドックがよく、エリザベス女王杯でも3着だったクラヴェルの父 エピファネイアの産駒だからとレアレア

 この子達5頭を選びました。
 結果として勝ったのは、ハーツクライ産駒のスタティスティクスでした。

 https://race.netkeiba.com/race/result.html?race_id=202109050504


 ハーツクライ産駒!? 先週から傾向が変わったのか!?
 そう一瞬思って血統を調べたのですが、どうやらこの子、Robertoの血が混ざっている模様。
 どうやらそこがいい作用をもたらしたようです。
 よって、ここからはRobertoの血が混ざっていたら、ディープ産駒とハーツクライ産駒も一旦考慮に入れることにしました。

阪神8R 3歳以上1勝クラス 芝1400m

 5Rの新馬戦は力のありそうなイスラボニータ産駒のアルマイメルを軸に、パワーがありそうな子へワイド流して的中しただけなので省きます。

 いきなりですがまず結果から。勝ったのは、ダイワスカーレットの娘、アンブレラデートでした。
 いやRobertoもないのになんでやねーんって感じだったのですが、ダイワスカーレットの娘と聞いてピンときました。

 そういえばさっきの1400mの新馬戦でもダイワメジャーの子が2着に入っていました。
 ダイワメジャーとダイワスカーレットは兄妹の関係。つまり今の芝1400m戦は、スカーレットブーケの子、多くの場合はダイワメジャーの子を買っとけばいいことがわかりました。
 
 まあ多分Northern Dancerの血が濃いから、今のパワー馬場にも対応できるんじゃないかな、と思います。

 https://race.netkeiba.com/race/result.html?race_id=202109050508

 ちなみに私の買い目はこちら。

 パワー強い子が多い3-5枠連、穴をショウナンガニアンとし、ワイドはタツオカケンランウインアキレウスに流してました。
 確かめる意味もこめて、500円で様子見。結果外れましたが、馬場傾向を確かめるにはちょうどいいレースでした。
 ちなみに2着のウインアキレウススクリーンヒーローの産駒なのでRobertoの血が混ざり、 Northern Dancer のクロスも発生している血統。
 3着のスーパーホープはキズナ産駒でした。



阪神11R アンドロメダS 芝2000m
 まずはレース結果から。

 https://race.netkeiba.com/race/result.html?race_id=202109050511

 1着ラーゴムは凱旋門賞で2着2回した、暴君オルフェーヴルの子。やはりパワー系。
 2着ボッケリーニは、 Robertoの血が混ざり、 Northern Dancer のクロスも発生している血統。
 3着プレシャスブルーはディープインパクト産駒ですが、 Northern Dancer のクロスも発生している血統でした。しかも最後方でめちゃくちゃ脚をためてようやく来るぐらい。

 人気どころのファルコニアダノンマジェスティといったディープ産駒は坂を上った辺りでパタリと止まっているところを見るに、普通のディープ産駒はプレシャスブルーぐらいの極端な競馬を、つまり脚をためにためないときつそうだと思います。
 本日のディープ産駒はどうなるか、動向をよく見た方がいいでしょうね。

 ちなみに私はパワー血統にワイドボックスを打ちました。

 ウインアグライアコスモカレンドゥラボッケリーニマイネルサーパスです。
 残念ながら、ボッケリーニだけでした。

 外枠の方がいいから、もう少し外めを狙うべきですね。
 ここまでやたらと血統推しの予想を阪神でしましたが、私は普段ここまではやりません。
 ですが、雨が降って重い馬場になったときや、こういう阪神みたいな特殊馬場のときは、血統で予想するようにします。思わぬ穴馬が隠れていたりしますからね。
 
 ある意味今の阪神はボーナスゲームですよ。
 人気のスピード自慢は軒並みきついけど、穴どころのパワー系が台頭するのですから、馬券的にうますぎます。

 というわけで以上土曜の振り返りでした。
 皆様も旨い馬券を買えることを祈りつつ、ここでしめさせてもらいます。

 マイルCSの印はどうせ直前で変わるので、ここでは発表しませんが、▲ロータスランドだけは一貫するのは間違いないです。ここの単複は持っておきたいところですね。余裕があったら(多分ないけど)Twitter(@Roseliafan000)で発表します。もしよければご参考にしてください。

 木曜だったかにした事前予想はこちら。各馬詳細は、以下でご確認ください。

 2021年 マイルCS予想と、エリザベス女王杯の振り返り
 https://yosakura.blog/post-164/

 それでは良き週末を!

 by はやく東京2Rを見たい夜桜 ほとり(2021/11/21)

競馬マイルCS

Posted by yosakura