【競馬日記】三連単の買い時

競馬回顧

馬券の花形三連単。最近は意識して使う回数を減らしている。

みだりに使うと全体的な回収率が落ちるのが目に見えているから、少なくとも私のなかでは、三連単はあまり買わない方が正解

私のような競馬1レース1レースに多くの予算が割けない弱小市民(具体的には1レース1000円がせいぜい)は、三連単を買うのに相当な戦略性が必要になる。

そりゃ買えるなら買いたいが。

 

先日の桜花賞開催当日。私は現地に赴いていた。普段はあまり平場のレースには手を出さないのだが、せっかく来たのだからと馬券を楽しむことにした。

この週はとにかくプライベートが忙しく、桜花賞以外の特別戦の予想もろくにできていなかった。平場は言わずもがなで、出走馬もほぼ事前確認できていなかった

レース映像を見るどころか、馬柱をじっくり見るのも難しいので、やはりパドックを手掛かりにせざるを得ない。あとは、レーシングプログラムに書かれている両親の名前、つまり血統ぐらい。

競馬場についてレープロを受け取り、まず始めに阪神4レース目を開けていた。単純にそこからまともにやれそうだったからだ。血統をざっと見た時に気になったのがバロッカネーラ。母レッチェバロックはデビューから2連続で圧倒的な逃げ切りを決め、2020年のユニコーンSでも人気に推された馬だった。

まあ、この時のレッチェバロックは逃げしか知らず、しかも初の芝スタート、距離延長に阻まれ2番人気9着に沈んだ。今思うと危険な人気馬要素の塊みたいな状態だな、と思う。でも当時の私はこの馬を本命にしていたと思う。危険な人気馬の要素をあまり意識していなかったからだ。

時を桜花賞当日の阪神4Rに戻す。とりあえずそういう仕上がりが速そうな馬の仔がデビューするのであれば、そこそこ期待できるかな、というのが私の最初の見立てだった。

パドックで馬を見る段。平場や地方競馬に出てくる馬は結構ピンキリだ。いい馬(あるいはいい状態)は見ればある程度わかるし、そうでない馬との差が激しい。これは実力差が重賞やオープンよりだいぶ大きくなりやすいからだ

未勝利戦、1勝クラスのパドックはその傾向が特に強いので、パドック派にとってわかりやすいのは下級条件だったりするのは覚えておきたい。

目当てのバロッカネーラの状態はそこそこ、どちらかといえば良くはない、ぐらいの見立て。穴っぽいところだと、これも血統がやや気になったパナテナイア(近親にヘデントールなど)が状態良さそう。

一番状態がよかったのは間違いなくララファキュルテ。パドック時点では4倍ぐらいだった(最終的には2.2倍)が、これがもし10倍ぐらいなら間違いなく単勝を厚く勝っていただろう。それぐらいには抜けてよかったので、軸は素直にここでいいと判断できた。

次点はセコンドトゥベスト。こちらも赤オッズだったと覚えているので、このレースは堅いんじゃない? というのが阪神4R全体の最終的な見立てだった。

なお、人気だからよく見えたんじゃないの? とか言われそうだが、私はこういった事前予想なしで現地に来た時、パドックを見るまで馬の人気を見ない

この馬いいな→オッズどれぐらい?→「お、結構オッズついとるやん、買いやな」 or 「なんや人気馬かいな、じゃあ堅いレースだな」という流れで毎回進んでいるので、知らず知らずのうちに人気馬を一番いいと言っているケースが多い

 

馬券の組み立てでは、おそらく堅いだろうからここは軽くで500円ぐらい

まず応援しようと思っていたバロッカネーラの応援馬券で200円を費やした。ただ、この単勝はパドックからそうそう当たらないだろうな、と思っていた。あくまで応援。

あとの300円は、穴としてよさそうなパナテナイアと、明らかに一枚抜けているララファキュルテとのワイドを買った。これは実質複勝を買うような状況の時によくやっている手法。

馬券に絡む馬(軸。私は◎で示すケースが多い)と穴のワイドは1点で厚張りするに限る。そりゃそもそもが三連複二頭軸流しだから、厚張りして当たれば結構強いのだ。

そういう見立てだが、結果はこのようになった。

果たして、荒れないレース、かつララファキュルテが勝つまで見立て通りだった。

ただ、問題になってくるのが三連単。今回の予想を一般的な印であてはめたら多分こうなる。

4/12 阪神4Rの印

◎ララファキュルテ

〇セコンドトゥベスト

▲パナテナイア

☆バロッカネーラ

結果と見比べてもわかる通り、◎→〇→▲☆の三連単で勝てる。しかもこれなら2点だったし、2、3着を逆にしても全部で4点にしかならない。

私もあとで気づいたのだが、こういうケース(馬券に入る人気馬2頭の上下が決まっていて、流し先が少ない=点数が少ない)の時は三連単を積極的に買った方がいいのかもしれないなと思っている。

 

より具体的に言うと、

 

赤オッズを基準にして、人気馬2頭が馬券内に入ってきそう

点数がとにかく少ない(流し先が少なく、ある程度の人気馬)

 

の2つがそろったときは三連単を2~4点辺りで買いにいくのもありかもしれないな、と思うなどしている。

人気-人気-人気の決着はだんだん飽きるかもしれないが、このオッズ帯になるなら、4点は優秀だと思う。

 

要は、常に三連単は買わない、という考え方でなく、オッズがいいのであれば、別券種にシフトは大事。今回の教訓はこれにする。

 

ライター名「夜桜 ほとり」

バイオテクノロジー系の分野で大学院卒業後、何を血迷ったのかSEに転身。でもなんか違うと思い、競馬メディアの編集に。現在は編集を脱退、馬を中心としたフリーの物書きとして活動中。

※当サイトの記事で書かれている予想は、的中を保証するものでもありません。馬券は自己責任でお願いいたします。

眠い。

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Posted by yosakura