【NHKマイルC展望】群雄割拠でも狙い定まる 朝日杯FS組は低評価

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全然違う話からするが、先日ケンタッキーダービーが開催された。アメリカのダービーに位置付けられるレースだ。

前走がGⅡルイジアナダービー、GⅠでもアーカンソーダービー、フロリダダービー、サンタアニタダービーと、各地での世代代表が集うレースでもある

一応日本でも地方で北海優駿や東北優駿、高知優駿、兵庫優駿などがあり、ダート三冠レースの東京ダービーに繋がったりするわけだが、アメリカだとこのスケールが全然違う。

各地の強豪が初めて激突するゆえ、例年混戦かつ、波乱の決着になる傾向にある。これは10何番人気でも、重賞で勝ち負けできるレベルの馬たちがひしめいているからだろう。それだけ層が厚いのが、ダートの本場、アメリカというわけだ。だからこそ、アメリカで勝つことの価値は凄まじく高い

ケンタッキーダービーではないが、チャーチルダウンズSに出走したテーオーエルビスは、本場に臆することなく堂々と勝ち切った。素直に敬意を表したい。おめでとう。

さて、この記事はNHKマイルCの展望である。なんでアメリカの話から?と思ったかもしれないが、混戦になるGⅠというのは、なんらかの理由で力関係がわかりづらく、本来なら上位人気レベルの実力馬がひしめくからだと思っている。

アメリカなら地区が違う上、初めて激突する馬も多いからそのようになると見ている。

そしてNHKマイルCは東と西の地区もあるが、他部門からの臨戦がとにかく多いのが大きな要因と考えている。

ここでいう他部門というのは、NHKマイルCに限ればかなり多岐に渡る。というか日本でもトップクラスに階級無差別なレースになりやすいのではないか。

牝馬1400m以下の距離延長組、反対に距離短縮組ダートからの臨戦など様々で、どの部門からでも結果が出ている。

適性がはっきり見えていない背景がある世代戦とはいえ、かなり珍しいタイプのレースといえる。

そんなレースだからこそNHKマイルCは荒れやすい。果たして今年も牝馬や距離延長、距離短縮組、ダート経験馬などバラエティ豊かなメンバーがそろった。

上位人気は拮抗気味で荒れる気配がある。


基本的に競馬はダービーを中心に回るので、よりダービーに距離が近い中距離組が短距離組よりレベルが高くなりやすい。同様に牝馬より牡馬の方が優勢だし、ダートより芝組の方がいいのは間違いないところ。

つまり、距離短縮組を狙うのがセオリーと言える。

ただ、ここ限定の話とするが、「もともとマイル路線を走ってた馬が皐月賞など中距離に挑んで負けて戻ってきた場合」は距離短縮組とはしない。それは中距離で負けただけのマイル組だ。だからカヴァレリッツォアドマイヤクワッズはそこまで評価しない。

そもそも私は今年の3歳世代について、マイルより中距離組の方がレベルが高い可能性がある、と見てきた側なので、朝日杯FS組をそこまで評価していないのだ。

それに則って、カヴァレリッツォ、アドマイヤクワッズは評価が低めだ。

同じく朝日杯FS好走組のダイヤモンドノットは1400mで力を発揮できるタイプ。朝日杯FSでも強い競馬をしており、最近のGⅠでありがちな「ハイペースで押し切る短距離戦チックなレース」になるなら評価を上げたい

これは当日の時計の出方で判断する必要があるだろう。

距離短縮組と言って良さそうなのは、ジーネキングアンドゥーリルローベルクランツの3頭。

ジーネキングは正統派の距離短縮組で、前走はニュージーランドトロフィー3着と、中距離からの短縮で優先出走権を奪取した。しかし、この馬はコントレイル産駒。私の持論では同産駒はコーナーが多い方がいいので、若干強調しづらいのが難点だ。

アンドゥーリルはややマイラーっぽいが、例年ハイレベルになりやすいアイビーSを制しており、ホープフルSでは1番人気に支持されたほどの逸材。重賞好走経験がないのは心許ないが、ここ2戦の敗戦は前に馬を置けなかったことや力んだことなど、割と自爆気味だった。手替わり、左回り替わりは明らかによくスムーズに回ればチャンスがある一頭だと思う。現状はこの馬を実質の本命としたい

ローベルクランツも正統派距離短縮組の一頭で、前走は毎日杯2着と重賞実績もある。このレースの頭数やレベル感が微妙すぎるのは難点だが、ハイレベル戦になりやすい東スポ杯2歳Sに出走した点から素材が優秀なのはわかる。押さえておきたい一頭だ。

ほか、C.ルメール騎手が選択したサンダーストラックも気になる存在。人気どころでダイヤモンドノットを押さえるにしても、アンドゥーリル、ローベルクランツ、サンダーストラックにも注目だ。




ライター名「夜桜 ほとり」

バイオテクノロジー系の分野で大学院卒業後、何を血迷ったのかSEに転身。でもなんか違うと思い、競馬メディアの編集に。現在は編集を脱退、馬を中心としたフリーの物書きとして活動中。

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昨日の記事は、旅行帰りという理由があるにしてもおかしい日本語のまま投稿してしまった。間違いなく寝ぼけている。もう少し余裕を持って出せたらいいんだけどねえ、と思いつつ今回も出していたりする。

これでもなおおかしかったら、素で日本語ができないだけである笑