【弥生賞予想】ハイレベル拮抗戦!? 出走各馬の所感と思い出のレースの話

競馬

 こんにちは。こんばんは。夜桜という者です。

 前回は撒き目で大変失礼いたしました。
 今回はパドックも馬場傾向も見れそうなので、弥生賞の予想をしっかりやらせていただきます。

 しかし昨日の予想はぴたりと的中しましたね。

 ちなみに記事内で、爆穴のピンハイに▲打ってます。馬券も的中させていただきました。

 若駒戦では全頭の全レースを見ているので、ピンハイの実力を知っていました。
 だから、明らかにオッズと見合っていないと見て指名できたのです。

 今回も若駒戦なので、各馬の評価はそれなりに的を射ている予想を提供できると思います。
 皆さんの馬券購入のご参考になればと思います。

 また、今回は脇道に逸れるので、それはいらない、という方は↓の目次からばこーんと飛んでください。



弥生賞 予想印

 まずは予想印から。今回は消しも含め全頭に印をつけてます。
 というのもほぼ全馬で拮抗してるので、当日の気配や馬場傾向で取捨が変わる状況なんですよね。

 だから事前予想では、▲以下を順位付けできません。
 ◎だけはパドックの気配や、過剰な馬体重増減がない限りはブレないと見ています。

弥生賞

◎ ジャスティンロック

▲ メイショウゲキリン(逃げが通るなら)、ボーンディスウェイ

△ ドウデュース、アスクビクターモア、ロジハービン

✓ マテンロウレオ(消し寄り)、ラーグルフ(パドックでのテンション次第)、インダストリア(若干消し寄り)

消 アケルナルスター、リューベック

◎ 本命馬(単勝軸)

▲ 穴

△ 紐

✓ 紐に昇格させるか外すか検討中

 再度申し上げますが、今回はかなり実力が拮抗しているので、馬場傾向や各馬の調子次第で、来る馬が変わると見ています
 
 よって、パドックや当日の馬場傾向を重視するべきレースだと思います。
 ちなみに、当日のパドックや馬場傾向の話は、私はTwitter(https://twitter.com/Roseliafan000)上でやっています。

 よければぜひご確認ください。

 また、上記理由から買い方も臨機応変に替える予定。
 ◎ジャスティンロックの単勝を基準にして、いいオッズの馬券種を選ぶ感じでしょうね。

 

頂上決戦、2016年弥生賞の思い出

 話が変わるんですが、今、ウマ娘が話題ですよね。
 私も紹介記事を書いているので、出しておきます。できれば多くのホースマンに届いてほしいので、拡散もお願いします。


 さて、ウマ娘で最近話題なのは、キタサンブラックサトノダイヤモンドの世代がキャラクターとして実装される件。

 今のところ、サトノクラウンや、シュヴァルグラン?(こちらは未確定)も実装されるそうで。
 個人的に思い入れの深い馬がたくさん追加されそうで嬉しい限りなのです。

 一番思い入れが深いのは、やはりサトノダイヤモンドを始めとする2016年世代。

 私が競馬をやり始めた頃のクラシック馬達で、大好きな世代なんですよ。

 そんな2016年世代は、ものすごい群雄割拠の時代だったのです。

 まず朝日杯FSまでは、デイリー杯2歳S勝馬のエアスピネルが世代トップか……? と思われていました。
 実際レースでもあと少しのところで勝てそうだったのですが、例の空気を読まない外国人M・デムーロJ鞍上の、当時1戦1勝馬だったリオンディーズが、凄まじいパフォーマンスで差し切ったのです。

 これで世代トップはリオンディーズかと思われたのですが、続く弥生賞では若駒S勝馬のマカヒキがリオンディーズとエアスピネルらとともに頂上決戦を繰り広げたのです。

 あのレースでは3頭が3強と目され、4番人気以下は全て単勝オッズが20倍以上というレベル差の激しい下馬評でした。

 そしてレースでも3強だけが最後の直線で抜け出し、バチバチにやりあっていました。
 あのレースは本当に見応えがあり、まさに3強の頂上決戦でした。

 結果勝ったのはマカヒキ。これで世代トップ馬はマカヒキか……!?

 と思われるような内容でした。

 ですが本番の皐月賞、まだまだ強い馬はたくさんいました。

 きさらぎ賞でサトノダイヤモンドは、自身と同じく2億円もの高額で買い取られたロイカバードを相手に完勝(当時のレースは通称『5億円対決』とも呼ばれていました)。

 若葉S勝馬のアドマイヤダイオウと、同馬と直線で激しい叩き合いを繰り広げたナムラショウグン
 スプリングS勝馬のマウントロブソンに、同レース3着で、後にNHKマイル2着のロードクエストなど、様々な有力馬がおり、かなりのハイレベル戦と期待されていました。

 事前の下馬評ではサトノダイヤモンドが1番人気。
 リオンディーズやマカヒキ、エアスピネルを含め4強でしたが、人気馬以外にも有力馬が多く、当時難解だったことをよく覚えています。

 そしてその皐月賞勝馬は、なんと大外枠から出遅れた7番人気ディーマジェスティでした。

 当時のディーマジェスティは共同通信杯を勝ってそのまま皐月賞に直行していました。
 あれから私は、皐月賞では共同通信杯好走馬をマークするようにしているのですが、それはまた別の話。

 あの時のディーマジェスティの末脚はまさに神速でした。

 皐月賞は速い馬が勝つといいますが、もしかしてこういうことを言うのか? と当時の私は思ったものです。

 こうなると4強はディーマジェスティも含めた5強。

 ダービーは5つ巴のすごいレースとなりました。当時の結果はこちら。

 https://db.netkeiba.com/race/201605021210/
 
 見事に5強で決着していますね。
 特にサトノダイヤモンドは向正面で落鉄していてもなお、マカヒキと壮絶な叩き合いをしていたのですから、凄まじかったです。

 その後、サトノダイヤモンドは菊花賞を勝ち、念願の里見氏初のG1制覇。

 続く有馬記念ではあのキタサンブラックと叩き合い、勝利をおさめ、名実ともに世代代表馬と目されるようになったのです。
 
 いやはや、改めて考えてもあの世代のレースはどれも印象深いです。

 特に弥生賞。あのレースの頂上決戦ぶりは見ていて快感を覚えるほどでもありました。

 本当にすごいレースだったので、ぜひ見てください。→ リンク

 というわけで、そんな超絶ハイレベルで、今年もハイレベルと予想される2022年の弥生賞の展望に入ります。


 

弥生賞 展望

 ぶっちゃけ取捨が非常に難しいです。おそらく3連系を的中させるのは困難を極めます。
 それぐらい拮抗しています。
 その上で印をつけさせていただきました。

 実際、本来なら消しでないはずの馬も消さなければならないほどハイレベルで拮抗しています。
 よって、当日の気配と馬場傾向を重視する他ないでしょう。

 出馬表がこちら。

 https://race.netkeiba.com/race/shutuba.html?race_id=202206020411&rf=race_list

 レース展開として、逃げるのはおそらくメイショウゲキリン
 この馬はパワー型なので、そこまでスピードは出ません。

 よって、小頭数ということもあり、しかもトライアルなので、前半のペースはおそらく緩めと予想しています。

 メイショウゲキリン自体は、前残りできる馬場なら残る可能性があると見ています。だからオッズも鑑みて▲としています。

 ちなみに土曜日の馬場を見ている感じでは、ギリギリ前が残る馬場。

 逆に言えば、差しがギリギリで届かない状態、といった感じで、明日には傾向が変わるかもぐらいに見えます。
 つまり馬場状態も移行期なんですよね。

 馬質は拮抗していて、馬場傾向も変わりそうな状態なんですから不安定さに不安定さを重ねている状態と見ていいです。

 だから今回のレースは非常に難しいと思っています。

 また、出走馬には捲ってくるタイプの馬が多いです。

 ◎ジャスティンロック、△ロジハービン辺りは捲りです。
 特に後者の鞍上M・デムーロJは、スローペースと見たら捲ってくるタイプの騎手なので、おそらく中盤辺りで位置を上げてくると思います。

 なので後半のペースはそれなりに速くなると思ってます。

 あとはスタミナ比べになるのではないでしょうか。

 そんなレース展開なら、というわけで、
 長くいい脚を使えて重賞実績もあり、有利な内枠を引けているジャスティンロックを◎にしました。

 同馬の懸念は2つ。初輸送によるコンディション変化と、脚質と枠の不一致

 前者は当日の馬体重増減とパドックで確認せざるを得ません。

 脚質は捲り系で内は若干不利、て話ですね。
 ですが、この頭数ならなんとかなるんじゃないかな、と見ています。

 先行勢としてはアスクビクターモア。この馬は重賞級のジオグリフアサヒらと激戦を繰り広げてきており、実力は折り紙付きです。

 とりあえずなんか抑えるわ、ていうノリなら確実に抑えたいのはこの位置です。
 よって、△ドウデュースを外すことはあっても、この馬は絶対外さない方がいいと思っています。

 話題に上がったドウデュースは、距離延長が気になるところ。
 実のところ前走の勝ちは武豊Jの神騎乗によるところが大きいので、今回もそれができるのかと言われると微妙

 よって、オッズ的にも売れすぎですし、あまり評価を上げたくないです。

 ▲ボーンディスウェイはこのコースに適性があり、状態もよさそうなコメントにも関わらずなめられすぎ。
 現状のオッズなら紐に入れたい絶好位置ですね。

 ✓勢についてもコメントを。

 マテンロウレオは陣営コメントが弱気なので、そこまで仕上がっていない雰囲気を感じます。
 よって、来ても3着までと見ています。
 当日のパドック次第では消すかもしれません。実力の割にオッズもあまりおいしくないですし。

 ラーグルフはもともとテンションが高いタイプの馬。
 パドックであまりにテンションが高すぎるようなら評価を下げますが、そうでないなら地力は高いので抑えたいですね。

 インダストリアは陣営コメントでもある通り、もともとマイラーな面がある馬。
 今回予想されるレース質には合わない気がしますし、右回りだと左に張る癖があるらしく、微妙です。

 能力は高そうなんですけど、パドックで微妙だと思ったら若干消し寄りかなと見ます。
 
 他詳細は次の項でご確認ください。

 全馬の直近レースはちゃんとまとめています。


弥生賞 出走各馬まとめ

 今回も対象レースのメモをまとめました。ご参考程度にどうぞ。
 厩舎コメントなどは、大体Gallop誌やnetkeibaさんから引用しています。

弥生賞ノート

 馬番1~5番 その1

 馬番1~5番 その2

 馬番6~11番 その1

 馬番6~11番 その2

 以上になります。

 また、先ほども記載した通り、Twitter(@Roseliafan000)でもパドック情報を毎週お届けしております。よければご参考にどうぞ。

 それでは皆様の幸運を祈りつつ、ここで打鍵を止めさせていただきます。

 ここまでお読みいただき、ありがとうございました!

 by ほぼ前日時点で投稿できたのは、ほぼヘブバンのおかげな、夜桜 ほとり(2022/3/6)

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Posted by yosakura