【フェブラリーS & 小倉大賞典予想】実は特殊!? フェブラリ―Sと東京ダートマイルの話
こんにちは。こんばんは。夜桜という者です。
今回はフェブラリーSと小倉大賞典の予想です。
やはりG1だけあって語れることも多いかと思います。
しかも今回は得意な東京ダート1600mのコースなので、やはり脇道に逸れます。
予想や展望だけ読みたい方は、↓の目次から飛んでください。
フェブラリーS & 小倉大賞典 予想印
まずは予想印から。
◎ カフェファラオ
〇 アルクトス
▲ エアスピネル
△ レッドルゼル、インティ
✓ テオレーマ、サンライズノヴァ(差しが届くなら)、スワ―ヴアラミス(差しが届くなら)
◎ ランブリングアレー
〇 ダブルシャープ
▲ カデナ
△ アリーヴォ
✓ スカーフェイス(パドック次第)
◎ 本命馬(単勝軸)
〇 相手
▲ 穴
△ 紐
✓ 紐に昇格させるか外すか検討中
フェブラリーSは実力が拮抗しているので、パドックでの気配や馬体重の増減などを見て、追加や消しをしていく必要があると思っています。
買うなら3連複フォーメーションと単勝いくつか持っておきたいところです。
小倉大賞典は結構絞ったので、小点数3連単とか考えようかなと思います。
あるいは、ハンデ戦なので2頭軸3連複全流しか。
もちろん単勝も持っておきたいところ。単勝強いですし。
実は特殊!? 東京ダート1600mのからくり
前回の記事でも書きましたが、ダートG1は現状不遇というのが本音です。
↓前回の記事↓
地方G1の1着賞金は、高くても東京大賞典など8000万円~1億円。
皐月賞や菊花賞でも1.5億円で、天皇賞になれば2億円。
JCや有馬記念は4億円なんてことを考えれば、ダートG1の賞金の低さはやはり目につくものがあります。
そんな中で中央ダートG1はどちらも1.2億円で、地方ダートG1出身からすると価値あるものに写るでしょう。
ただチャンピオンズカップと比べると、フェブラリ―Sは1枚落ちるように見えるのは、私の気のせいでしょうか。
思うに、フェブラリーSは2つの理由でどうしてもメンバー格が落ちてしまうと思うのです。
①サウジカップの存在
②コースが特殊
サウジカップは今年なら2/26に開催され、1着賞金がなんと11億5000万円、2着賞金でも4億円(有馬記念やJCの1着賞金額と同じ!)、はては5着でも1億1500万円です。
そりゃ実力馬なら、勝っても1.2億円のフェブラリーSに行くより、サウジカップ選びますよね。
そしてフェブラリーSからサウジカップに行くのはまあ無理なんで、そりゃチャンピオンズカップよりメンバーが落ちるのも普通なんですよね。
いわく『フェブラリーSを勝った馬がその後活躍しない』というオカルトがありますが、そういう背景があるからまことしやかに囁かれるんでしょうね。
メンバー格が低いレースで勝っても、一線級は石油王のレースに出てるんだから、そいつらが戻ってくれば太刀打ちできないよね、てことです。
ちなみにそういうオカルトに当てはまる馬で有名なのは、最近だとモーニンとかモズアスコットとかですかね。
次にコースが特殊というお話。
これは以前にもお話ししたのですが、東京ダート1600mは他の地方ダートG1にない特性のコースなのです。
まとめるとこんな感じ。
- 芝スタート
- 大回りのコース(地方競馬場はコーナーが緩やか)
- 直線が長い
多分挙げだしたらキリがないでしょうけど、この辺りが主なところ。
芝スタートで、ワンターンで、カーブは緩やか(つまりコーナリング難を抱えている馬も実力を発揮しやすい)で、そして直線は長い。
こういう形状のダートG1ってなかなかないんですよね。
だから、東京ダート1600mは巧者が結構多い。
例のオカルトの背景にはこれも理由としてありそうですよね。
さっきあえて挙げなかったカフェファラオもその好例です。
実際カフェファラオが去年フェブラリーSを勝った後、かしわ記念で負けたのも、こうした適性の問題があったからでしょう。
適性の話で言えば、地方競馬場なんて大体小回りなんだから、地方馬からすれば東京競馬場は若干やりにくいと思いますよ。
さて。それでは今年のカフェファラオはどうでしょうね。
好調なら、と私は思いますよ。だから今回本命を打ったのです。
このコースだからこそです。ただ、問題はあるんですけどね。それは次の項で。
フェブラリーS 展望
まず出馬表がこちらになります。
https://race.netkeiba.com/race/shutuba.html?race_id=202205010811&rf=race_submenu
今回の東京の馬場は、雨のせいで読みづらいというのが本音です。
よって、当日の傾向から、前か後ろか、内か外か、取捨していこうと考えています
ただ、湿った馬場になるなら砂が跳ねないので、砂を被るのを嫌がる恐れがある、カフェファラオやソダシには有利に働くと思います。
逃げそうなのは、ダイワキャグニーとサンライズホープ辺りではないでしょうか。
ソダシはおそらく番手につけると思います。
前走は初ダートで砂を被らせたくないのに内枠を引いたのもあっての逃げだと思うので。
ただ、出走馬詳細でも書いているのですが、この馬、最近ずるさを見せているらしいので、このオッズではあまり買いたくないですね。
能力自体は高いので、自力を考えるなら抑えたい位置ではあるのですが。
◎カフェファラオは砂を被るとダメなんですが、おそらく今回は砂が跳ねないと思われるので、この枠でも本命に置けます。去年の覇者をこのオッズで買えるのは大きいです。
覇者といえば、△インティも3年前にこのレースで勝っています。
つまりこのコースに適性がある可能性が高い。
よって外したくない位置です。
しかも最近は脚質に自在性があるので、出たなりでレースを進められるのも強みです。
〇アルクトスは間隔を持たせて走らせた方が好走するようなので、狙いすましたようにここを使ってきました。このコースも4-0-0-2と良績なので、外せないです。
▲エアスピネルは去年このレースで2着。おそらく適性があります。
今回は大外枠で、どんなレースをしてくるか楽しみですね。
△レッドルゼルは、去年このレースで4着。
ただ去年は内前有利の馬場だったので、結構逆境でした。
距離が足りるのかわからない、という向きもあるでしょうけれど、私は去年の成績を見れば、持つと思ってます。あとは差しが届くかどうかで決まると思います。
サンライズノヴァもレッドルゼルと同じで、差しが届くかどうかだけです。適性はあるので。
スワ―ヴアラミスはこのコースの適性がわからないですが、差しが届くなら、ありうる1頭です。
これらの馬は、当日の馬場とパドックでの気配で選択していくことになると思います。
気になるのは、ルメールJがカフェファラオを乗り捨てて、テオレーマに乗るところですね。
ここはかなり気になります。テオレーマがいいのかどうか未知数なので、とりあえず抑えると思います。
小倉大賞典 展望
こちらも出馬表がこんな感じ。
https://race.netkeiba.com/race/shutuba.html?race_id=202210020411
馬場を見る限り、いつもの開催後半の小倉らしく、外差し馬場になっています。
多分このレースも差し決着になると思います。
逃げそうなのは、ノルカソルカとトップウイナー。
おそらくペースも速くなるでしょうし、差し決着に拍車がかかりそうです。
こちらは差しもできる◎ランブリングアレー、小倉巧者の〇ダブルシャープを狙いたいところです。
▲にはカデナ。一昨年の覇者ですし、脚質も追い込み。上手くハマればあわやもあると思います。
ハンデ57.5キロだけが懸念ですが、陣営は58キロまでならいけると言ってるので、そこまで心配していないです。
△アリーヴォは小倉適性があるようなので。大外枠なのもこの馬場状況なら好都合だと思います。
出走各馬詳細
今回も、対象レースのメモをまとめました。ご参考程度にどうぞ。
厩舎コメントなどは、大体Gallop誌やnetkeibaさんから引用しています。
馬番1~8番
馬番9~16番
馬番1~12番
馬番13~16番
以上になります。
それでは、皆様の幸運を祈りつつ、ここで打鍵を止めさせていただきます。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました!
by 次回はここ2週分の馬券反省記事の予定な、夜桜 ほとり(2022/2/19)
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