【ホープフルS予想】今年度のG1戦線の振り返りとハイレベル2歳戦線考察

競馬ホープフルS

 こんにちは。こんばんは。夜桜という者です。

 今回は今年のG1戦線の振り返りもしつつ、ホープフルSの予想もしていこうと思います。
 というのも、今回ないんですよ。ネタが。

 というわけで、今年最後の中央G1ですし、今年度の振り返りをしつつ語っていこうかと思います。



ホープフルS予想印

 いつも通り印から。最近逆神なとこあるので、そこも含めて参考にできればと思います笑
 エフフォーリア、距離も問題なくこなしたし(結構タフな展開だったし苦しいかと思ったけど普通にこなしてきましたね)

◎ コマンドライン

▲ ボーンディスウェイ

△ キラーアビリティ、アスクワイルドモア

✓ サトノヘリオス、ラーグルフ、ジャスティンパレス、グランドライン

◎ 本命馬(今回は複勝軸)

▲ 穴(今回は複勝軸)

△ 紐

✓ 抑え(紐に昇格するか、外すか検討中)

 今回はこんな感じですが、正直言って今回はメンバーがハイレベルで拮抗しているため、3連複ボックスとかフォーメーション打ちたいレベルです。

 めちゃくちゃ難しいな、というのが個人的な意見。

 ここに挙げてないだけで、オニャンコポンとかフィデルも抑えたくなってくるレベルですし。

 無難に馬連ボックスとかで点数減らす方が賢いかもしれないですね。


今年度G1戦線の振り返り

 フェブラリーSでカフェファラオが制したのを皮切りに、今年のG1では数多くのドラマが生まれました。

 色々飛びますが、やはり大阪杯でコントレイルグランアレグリアをまとめて撃破したレイパパレの台頭や、

 桜花賞でソダシ、皐月賞でエフフォーリアが勝つなど3歳馬はハイレベルレースを繰り広げ、

 一方でヴィクトリアマイルではグランアレグリアが圧倒的なパフォーマンスで他馬を圧倒しました。

 オークスでは亡くなった岡田繁幸氏に勝利を送ったユーバーレーベン

 ダービーではシャフリヤールとエフフォーリアがハナ差の激戦を繰り広げ、

 上半期終わりの宝塚記念ではクロノジェネシスがレイパパレを圧倒して締めくくりました。

 下半期からは3歳馬の台頭が目立ちました。

 スプリンターズSではピクシーナイトが優勝。

 秋華賞でアカイトリノムスメが母から引き継いだ冠を取れば、

 菊花賞ではタイトルホルダーが令和の時代にセイウンスカイを降臨させ、亡き父ドゥラメンテの忘れ物を取っていき、

 そして天皇賞秋では3歳馬エフフォーリアが、グランアレグリアとコントレイルをまとめて撃破しました。
 あれは歴史に残る名レースでしたね。

 エリザベス女王杯では珍しく大荒れ、アカイイトが新たな女王候補に名乗りを上げた一方で、クラヴェルが3代連続3着という珍記録を出しました。

 引退レースに臨む古豪達としては、マイルCSでグランアレグリアが3歳マイル王シュネルマイスターを退け、

 ジャパンカップではコントレイルが3歳ダービー馬シャフリヤールを退け、どちらも有終の美を飾りました。

 そして有馬記念ではこれまた引退レースのクロノジェネシスが出走しましたが、3歳馬魔王エフフォーリアが退けました。

 3歳馬の活躍が目覚ましくも、その中で様々なドラマのある激動の1年であったかと思います。

 今年から競馬を始められた方は本当に幸運ですよ。

 去年までこんなドラマのある競馬とかなかったですからね。
 強い馬が勝ってはい終わり、みたいなレースばかりでしたから。

 そんな中、3歳馬が全ての覇権を握りそうな中、2歳戦線はどうなのか。

 皆さん。期待してください。今年の2歳馬も精鋭ぞろいです。
 もしかしたら、今年の3歳馬よりレベルが高く、層も厚いかもしれません。

 詳しくは、こちらの記事をご参考にしてください。


 今年のホープフルSも、なかなかのハイレベルレースになりそうなメンツが揃っています。

 正直粒ぞろいすぎて、3連系を抑えるのは点数が多くなり、
 しかも本命も難しいと思うので、馬券的にはかなり厳しいレースな気がしますね。


ホープフルS展開予想

 まずは出馬表から見てみましょう。

 https://race.netkeiba.com/race/shutuba.html?race_id=202106050911&rf=shutuba_submenu

 逃げ馬候補としては、
 タイラーテソーロボーンディスウェイが挙げられます。

 この2頭のうちボーンディスウェイは、前走確かに逃げましたが、
 押し出された格好でしたので、おそらく積極的にハナを主張することはないと思います。

 よって、タイラーテソーロの逃げ、2番手以降にボーンディスウェイなどの先行集団が固まると思います。

 先行勢は意外に数が少なく、ジャスティンパレスオニャンコポンフィデルぐらいです。

 というか前に行きたい子が結構外に集中してますね。
 この時点で先行集団が内の好位~後方勢を外から被せる形にはなりそうです。

 なんにせよ、序盤はそこそこしまったペースにはなるのではないでしょうか。

 一方長く脚を使って好位から捲ってくるタイプが多く、
 これが、コマンドライングランドラインアスクワイルドモア
 あとはサトノヘリオスキラーアビリティなんかもそのタイプに入るかも。

 おそらくこの辺りは自分で動いてくるので、前は相当苦しくなると思います。
 向こう正面や3C辺りから仕掛け入ると思うので、それなりにタフな展開になる気がしますね。

 残りは差し勢ですが、こちらは前が総崩れになった時に突っ込んでくるかも。
 そうなった時に筆頭として挙げたいのは、ラーグルフかな、という印象です。

 本命どころとしては、捲ってきて、なおかつスタミナがあるタイプを狙いたいので、
 長くいい脚を使えるという意味ではコマンドライン辺りがいいのかな、というところですが、

 この辺は出走各馬詳細で語ります。

 昨日の有馬記念も結構タフな展開になり、
 捲り勢のステラヴェローチェも出遅れさえなく、クロノジェネシスの地力の差し返しがなければ3着に入っていたでしょう。

 そう考えると、2歳戦のホープフルSなら捲りが決まりそう感ありますね。
 では、出走各馬の詳細に移ります。

  

出走各馬詳細

 私の競馬ノートを提出します。参考になれば。

 馬番1~8番 その1

 馬番1~8番 その2

 馬番9~15番 その1

 馬番9~15番 その2


 以下ではそれぞれ詳細も語っていきます。

ラーグルフ

 前走は芙蓉Sにて同舞台をやや捲り気味に差し切って快勝。

 差し馬としては隣のアケルナルスターも悪くはないのですが、おそらく大外をぶん回さないといけないので不利。よって、入れるならこちらかな、という印象。

 どちらかというと瞬発系ですが、末脚に関しては信頼できるものがあります。
 
 右回りの方が合っている上、血統にもRobertoが混じっているからか、おそらく小回りは効く方

 パドックとかレース前はテンション高いらしいですが、レースに行けば集中するらしいので、パドックで切るのは注意

 紐には抑えていい位置と見ます。

グランドライン

 あまり器用さがなく、おそらく本来中山には向かない大跳び系走法の馬。
 しかも今回も内枠を引いているので、あまり本命どころにはしたくない

 ただし、持続力のある脚は魅力的。
 内枠の利を生かして前半のロスを減らし、後半で捲っていくならチャンスはありそう。
 
 最低でも紐には抑えたい位置。

キラーアビリティ

 前走は勝ち筋を、朝日杯3着の実力馬ダノンスコーピオンにひっくり返された馬。
 小頭数の競馬ばかり経験していますが、実力に関しては間違いなくあるでしょう。

 長く使える脚もあり、横山武Jに乗り替わりもいい。
 連対まで考えて抑えたい位置です。

コマンドライン

 デビュー時から注目され、前走のサウジアラビアRCでは、3~4Cから捲っていって、そのまま脚を長くつかって勝ち切った実力馬

 ただし、距離経験が1600までで、不安があるのも事実

 なんで使う場所をジオグリフと逆にしなかったのかは永遠の謎

 距離さえこなせるなら連対まで考えたいが、難しい位置だよね、というのが本音です。

サトノヘリオス

 前走は時計がかかる阪神の超パワー馬場で、レコードを出すとかいう頭のおかしいことをした実力馬

 もしレース間隔空いているのなら大本命なのですが、どう考えても反動がでかい気がしてならないので、重たい印を押せないという困ったさん。

 クラシック路線まで待っていいのでは感がすごいですが、出る以上は紐には抑えたいです。
 実力だけは間違いなくあるので。

 ところで鞍上はその人のままでほんとにいいんですかね? というのはここだけの話で。

ジャスティンパレス

 コメントを見る限りはまだまだ成長途上、といった感じの馬。
 実際戦ってきた相手もそこまで強くもないので、騎手買いでの抑え程度でしょうね。

 今のところ特筆すべき点はないと思っています。

ボーンディスウェイ

 前走の葉牡丹賞では押し出される形でハナに立った馬。
 本来は好位から長くいい脚を使うタイプですが、いつも極端な枠を引かされて、不利を食らうことが多かったです。

 今回は真ん中辺りの良枠を引いたので穴としては狙い目。
 どういう競馬になるにせよ抑えておきたい位置です。

オニャンコポン

 新馬戦と百日草特別は、ともにドスロー展開からの前残りで瞬発力を見せて連勝している馬。

 中山競馬場には合っている脚質だと思いますが、今回はもう少しペースも早くなるだろうし、タフな展開で前も崩れるかもとなれば抑えづらい位置。

 おそらく瞬発力よりは持続戦になることを考えれば抑えなくていいかな、と思っています。

フィデル

 川田J騎乗なのは大きい、先行馬。
 当初野路菊Sを使うつもりが、ズレこんだとのことで、あまりいいローテーションで使えているとはいいづらい

 また、前走の京都2歳Sも動ききれていないというか、あまりいい内容でもなかった上、枠もだいぶ外を引きました

 いいところ抑えまでと思います。

タイラーテソーロ

 父に似て、個性派タイプの逃げ馬のようです。
 
 父にも乗っていた内田Jならうまいこと動かしてくれるかもしれないです。

 ソラを使うところもありながら、能力にはそれなりのものがある様子
 逃げ切りがありうる展開なら、抑えておきたい位置です。爆穴ですが。

アスクワイルドモア

 中央全G1制覇がかかっている武豊J騎乗の馬。

 前走はジオグリフに大きく離されたものの、長くいい脚を使っており、末脚にもそこそこキレがありそうです。

 ただ、大外枠なのは割引
 ややスタートで立ち上がる面もあるようですが、最後に入れるならすんなり出てくれるかもですね。

 なんにせよ抑えはするけど、本命視までは難しい、という微妙な立ち位置の馬です。

 以上になります。
 
 各馬の詳細から考え、最初に挙げたような印にしてみました。
 しかし、今回は非常に難しいので当日の中山競馬場の芝読みはほぼ必須ですね。

 前が残るのか、後ろが届くのか、内がいいのか外がいいのか。
 よく見極めたいところですね。

 それでは、ここで打鍵を止めさせていただきます。
 長文にお付き合いいただきありがとうございました!

 皆様の馬券的中を祈ります! よいお年を!

 by おそらくこれが今年最後の投稿になりそうな、夜桜 ほとり(2021/12/27)

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Posted by yosakura