【競馬振り返り】12月4日 土曜日の馬場傾向と進路の話
こんにちは。こんばんは。夜桜という者です。
今回は土曜競馬を見ての各場の馬場傾向や、購入馬券の反省などをしていきます。
また、今日は障害競走で落馬があったものの、人馬ともに無事だったと聞きました。よかった。
一方で、柴田善臣Jに椎間板ヘルニアの診断が出たとも聞きました。お大事にしてください。
早期の復帰ができることを祈っております。
各場の馬場傾向
芝
・馬場は内有利。
・時計もそこそこ。
・逃げ・先行が有利
・以上から、普通の開幕週の馬場
ダート
・基本的に前。
・内側が伸びやすい
・時計もそこそこ
・以上から、普通の開幕週の馬場
芝
・馬場は内ラチ付近と外有利(真ん中が伸びない)。
・時計は内回りならかかり、外回りなら速い。
・内回りはパワー馬場で、先週と同じくRoberto系、Storm Cat系、Kingmambo系が良。
・外回りはスピードも出るようで、内回りと傾向が変わる模様。
・以上から、外回りか内回りで傾向が真逆になるので注意。
・脚質は問わない。展開次第。
ダート
・未確認! ごめんなさい!
芝
・阪神競馬場の内回りと同じ傾向のパワー馬場。
・よって、阪神競馬場の内回りの傾向がそのまま使える。
・馬場の内外については、内から馬3頭分ほど外からが伸びるライン。
ダート
・基本的に前。
・今のところ内側が伸びやすく有利だが、外も伸びないことはない。なお最内は伸びない。
・時計もかかる方。
・ミスプロ(Mr. Prospector)系ばかり来る(ダートなら普通ですが)。
またはメイショウボーラー or タイキシャトルなどが混ざるとよさげ。
・以上から、例年と同じパワー馬場と思われる。
馬場傾向に関しては上にまとめた通りです。
特に阪神の外回りと内回りでは、傾向が全く異なるのに要注意です。
おそらくエリザベス女王杯(内回り)とマイルCS(外回り)で傾向が全然違ったのは、このからくりがあったからでしょう。
また、中京芝が阪神内回りと同じようなパワー系馬場なのは馬券的に面白いと思います。
同じような血統(Roberto系やStorm Cat系やKingmambo系)を持つ子をどんどん狙いうつと、思わぬ穴馬券を引き当てられるかもしれませんね。
一方、中山は芝ダートともに、普通の開幕週の馬場になっています。
普通に買っていくのがいいでしょうね。
おそらく明日も各場同じ傾向になりそうですが、引き続き馬場はよく見たいところ。
ちなみに明日の阪神は外回りの番組が多いので、芝で血統買いするのは難しめ。
内回りのレースだけ狙うのもいいかもしれませんね。
葉牡丹賞の馬券反省
このレースのカギは、やはり直線での内伸びと、ショウナンマグマのゲートでしたね。
予想の詳細については、以下で。
結果的にショウナンマグマはゲートをまっすぐ出てくれたんですが、これが過去レースと同じように右に寄れてボーンディスウェイにぶつかっていたら、結果が変わっていたかもしれないです。
ほんと競馬って、色んなことの兼ね合いが大事なスポーツだと思います。ワンミスで全て変わっちゃいますからね。
そんなこんなで、私が購入した馬券はこちら。
◎サインオブサクセス頭の、相手〇ミッキーブンブン、▲イルチルコ、
紐にグランドライン、ボーンディスウェイ、ショウナンマグマ、コリエンテス、レッドランメルト。
ただしグランドラインはゲートにやや難ありの馬なのに1枠1番だったので、3着までとしました。
内で閉じこめられて届かないんじゃないかな、という読み。思ってたのと違う展開になりましたが、やはり3着でしたね。
結果は以下の通り。
https://race.netkeiba.com/race/result.html?race_id=202106050109&rf=race_submenu
〇イルチルコはもう少し先行するかと思ってたのですが、ゲートで遅れ、後手を踏みました。
しかし事前の読み通り、長く使える脚を繰り出して、うまく馬券に絡んでくれました。
今後もこういう持続戦で戦える馬になるのではないでしょうか。
◎サインオブサクセスは、パドックからやけに気分が沈んでいるように見えました。
古馬なら考慮するんですけど、2歳馬なら特に問題ないかな、と思ってそのまま買っちゃいましたね。
次回からは2歳馬でもある程度考慮します。このレースでの反省はここぐらいだと思います。
おそらく今日は走る気分じゃなかったんだろうな、という風に見えたので、今後パドックを見て、前向きに走りそうだなと感じたら買おうと思います。気分さえ向けば実力はあると思うので。
なんにせよ今日の馬場でほとんど最後方の追走だと、ミッキーブンブンと同じく上位入線は無理ですね。仕方ない。
馬券的には事前の想定通り、ショウナンマグマのゲートが怪しすぎて、内枠各馬に重い印を打ちづらかったので仕方ないと思ってます。
特にボーンディスウェイはもともと△評価でしたが、実力があるのはわかっていたし、もったいないと思っていました。しかし、進路妨害される可能性が高めなのに軸にするのは難しいです。
ショウナンマグマ自体は今回は普通に走っているように見えました(各馬のレースぶりを詳しく見たわけではないですが)。この子も脚は持続型なので、今後どこかで激走してきても不思議はないと思います。
というか今回は持続戦でしたから、瞬発系のコリエンテスやレッドランメルトには苦しい競馬でしたね。
だからこそ今回は勝負したのですが……、これはしゃあないです。
ステイヤーズSの馬券反省
このレースでは完全に軸を間違えました。あと買い方も間違えましたね。
いやもう、かかる可能性が高い馬を長距離戦の軸にするなと思いましたね……。
これは大反省。これからは、超長距離戦は上り勝負になるんだから、上りのあるディバインフォースみたいな馬から買うことにします。
◎カウディーリョ頭固定、相手〇ディバインフォース、▲シルヴァーソニック、
紐ヴァルコス、アイアンバローズ、トーセンカンビーナ、ボスジラ、ゴーストです。
ちなみにボスジラは途中でレースをやめるところがあると聞いていたので、3着までだろうと見て2着には入れてません。それは好判断だった。
でもヴァルコスは、今日の中山は内が伸びるぞ、と思って入れました。当初消してたのにね。
なんで当てにいこうとしてんの? 長距離で内枠は確かに有利だけど、長距離のラストの直線ではだいぶ入れ替わってるだろうに。
甘えた心で馬券を買うから無駄に点数を増やすことになるんですね。下手くそしました。
今回買うならこういう馬券でしょうね。アイアンバローズは✓から△まであると、前回のブログでも言ってるし。
カウディーリョがかかるなら、1着頭をディバインフォースのみにして半分の点数でもよかったはず。それぐらいにはディバインフォースを評価していました。
そういう意味で今回やらかしたなあ、と思ってます。
3連複は……オッズがあまりつかなかったです。
馬単も同様。
カウディーリョはパドックでは落ち着いてたので、かからず行けるかなと思ったのですが、レースでは明らかにクビが高かった。
厩舎の言葉をもっと聞いておくべきでしたね。反省。
他は、アイアンバローズが逃げ粘ってあれなら今後楽しみなのと、ディバインフォースが長距離であの脚を使えるのは、少し前にいたアルバートを彷彿とさせるので、いいなあ、てぐらいですね。
なんにせよ、ここから来年の天皇賞・春を取るような馬が出てくれればと思いますよ。
カウディーリョに関しては次走、距離短縮した時に狙います。
2000mから2400mぐらいならなんとかなるんじゃないですかね。人気落ちたらいいなあ。
脇道と進路の話
チャレンジカップの反省の前に、久しぶりに脇道に逸れます。
今日は大好きなつけ麺屋さんに行ってきたんですよ。
京都のおいしいところなんですが、許可とか取ってないので写真のみで勘弁してください。
麺を食い終わった後はご飯を入れて、
残ったカスを割スープでかすり取る。
これがこの店での通な食べ方ですね。
いやもう何度行っても美味い!
大好きすぎて、この店のつけ麺を食べるためだけにわざわざ交通費出して行ってきたんですよ。
午前のレースを全部スルーして、葉牡丹賞の直前に帰ってこれるよう調整してですよ。
開幕週だからこそできる強行軍ですね。
午前中で狙ってたレースは一応ありましたが、ケンしました。
中京の4Rですね。
スピードグラマーは、前々走にレッツリブオンに0.0秒差負けを食らったという、そこそこ強い馬です。
なので穴人気するなら狙おうと思ってたのですが、やはり最近の競馬ファンさんはちゃんと見てますよね。
単勝オッズは約4倍。仮に300円単勝打っても1200円、500円でも2000円の払い戻し。
悪くないと言えば悪くないですが、開幕週の馬場も読めないノーヒント状況下で打ちたいかと言われたらすごく微妙。
以下がその時の反応です。
麻雀で例えることが多い私ですが、競馬と麻雀ってよく似てるんですよね。
まさに今回は、相手が19字牌しか打ってないのにリーチしてきて場に白が出てきた、みたいな状態なんですよ。
「白のみ1000点の最終形だけどそれ鳴く? 安パイないけど」、て言われたら正直微妙すぎるでしょう。
確かに現代麻雀ならそれで上がれたら、最終的な勝率が5%ぐらい増えるらしいですけど、
今日は大勝負2つに、中勝負を1つするんです。
ここでそんなちまちまするのか? と思いケンしましたね。
やはりそういうときは白の対子落としをして、一旦様子見の方が強いと思います。
失点のリスクを減らし、後でマンガン8000点を上がるために。
脇道の脇道に逸れましたが、話を戻します。
なんでこんな話をしているのかというと、お店の往復中に何かと進路妨害を受けたからなんです。
まずはじめに横断歩道。
青になって進もうとしたら、死角になった脇道から自転車に乗った2人組に急ブレーキをかけられました。
しかも私の目の前で。
もし、私が周りを見てなくて、かつ走りだしてたら、ぶつかってたタイミングでした。普通に危ない。
次にコンビニ。
やたら混んでて、とにかく行きたい方向に行けない。コンビニの通路って狭いですから仕方ないです。
その次が電車。
結構混んでて、降りる時に女子高生が出口前にいたので「すみません」と声をかけたのですが、1度目はスルーされました笑
なので、もう1声かけて進路を作ってもらいました。
というかこの混み具合なら、出口付近の人は一旦出るのがマナーでは?
その次はまた横断歩道。
青になって歩き出したら、横からまた自転車がつっこんでくるのが見えたので、半ばで止まって進路を譲りました。
最後はスーパー。
牛乳と卵と食パンがほしかったので買いに行ったのですが、牛乳のコーナーだけなぜか混んでいる。全然取れないし、コーナーの前にいる人、全然スペースを譲ってくれない。
おまけにレジ通した後も、私の進路によそ見してるおじさんが突っ立っていて、買ったものを包装するスペース(あそこ、なんていう名前なんでしょうね?)にたどりつけない。
今日だけでめっちゃ進路妨害受けてるでしょ?
こういうことになる原因って、大きく分けて2つあるんですよ。
① 自分の不注意。自分が周りを見えてない、先を予測していない、など。
② 相手側の不注意。相手が周りを見えてない、自分勝手に動いている、など。
今日のは書きぶりからわかると思いますが、ほとんど②です。みんな、もう少し周り見ようよ。
あ、私の存在感が薄いだけなのかな。だったら悲しい。
そんなわけで今日1日、一時期の福永Jみたいな気分を味わっていました笑(もちろん、あくまでネタ的な意味で言っているだけで、福永Jを批判しているわけではありません。あの方はほんとに名ジョッキーですからね)
こういう日に大事なのは、自分が周りをよく見ること。そして焦らず譲る、先を予想して動くこと。
騎手の皆様方も、特に名手は、そうやってレースを上手いこと進めていると聞きます。
それでも上手くいかないときだってある。
自分勝手な人が相手だとそれに振り回されることもありますし、
運が悪いときだってあるでしょう。
もちろん自分の不注意の場合もあります。
そんなわけで今日の私は進路妨害を受ける日だったので、葉牡丹賞のショウナンマグマのゲートにめっちゃ敏感になってました笑
今日の私の流れなら、ボーンディスウェイがショウナンマグマに進路妨害されたって不思議じゃないな、て思ってたんですよ。
それにボーンディスウェイの右隣の▲イルチルコも、相手にするか相当悩みましたよ。
でも私は、グランドラインがゲート遅めで、しかも大外枠発走の時に大外に寄れたことがあるのを知っています。今回は1枠1番だから、馬がいない内ラチ沿いに寄れる可能性は高いだろう、と読んだのです。
だから、ショウナンマグマが発走時にボーンディスウェイにぶつかり、その隣のイルチルコも二次的に進路妨害の被害に合っても、内にスペースが開くんじゃないかと読んだので、相手にできたんですよね。
まあ結果的にショウナンマグマがまっすぐ出たので、杞憂に終わったんですけどね笑
とにかく競馬というのはこういうのを考え出すとほんと深いスポーツなんですよ。
そんな流れで、チャレンジカップの馬券反省に移ります。
大丈夫です。ちゃんとこの話も次につながります。
チャレンジカップの馬券反省
ぶっちゃけると今回の馬券において反省はないです。仕方ないとしか言えない。
ジェラルディーナを相手からはずし、ソーヴァリアント頭で、『事前に安くなるなら』買わないと言っていたペルシアンナイトも抑えていたので、自画自賛こそすれ、反省することはないな、て感じです。
強いて言うなら、マイネルウィルトスの仕掛けが遅れることをもう少し予想できたらな、とは思いましたが、それもなかなか難しいところでしょう。
以下が購入馬券です。ここは中勝負だったので、今までの半分ぐらいということで、1200円投資です。
カツジは逃げ残る場合を想定しての単複でした。後ろからの馬が多かったので前残りする可能性はあった。
しかも障害練習をしていると聞いたので、ワンチャン2000mを逃げ切るスタミナもついたかも、という読みでした。
しかしまさか逃げるのがマイネルフラップだったとは。これはわからん。
◎ソーヴァリアント頭、相手▲マイネルウィルトス、
紐ジェラルディーナ、メイショウオーパス、スカーフェイス、ヒートオンビート、ペルシアンナイト
メイショウオーパスは事前に話していませんでしたが、Storm Catの血が混ざっているので馬場適性があると見ての紐入りでした。
ちなみにそういうパワー系の血が混ざっていないモズナガレボシは最初から考慮外です。
しかも松山J、当日は結構内ラチ走法をしていて、パワー適性がなさそうなこの馬でも場合によってはやりかねんと思っていたので。そうなれば伸びなくてダメだったでしょうね。なんにせよ買う気0でした。
なおアルジャンナは血統的裏付けはあったのですが、途中でレースをやめると聞いていたので、この距離延長は割引だろうと思いスルー。ちゃんと走れば強いと思うんだけどな。どうすればいいんでしょうね、この子は。
なお、レース結果は以下の通り。
https://race.netkeiba.com/race/result.html?race_id=202109060111&rf=race_submenu
まず◎ソーヴァリアントから。
この子は事前に話していた通り、馬体重とパドックでの気配が重要と見ていました。
なにしろ長距離輸送でやたらと体重を落とす子だと聞いていたので。
今回も20キロ増やして送ると聞いていたのですが、実際は前走からマイナス2キロ。だいぶ減ってますよね。
そりゃパドックでの気配も大事だわ、ということで確認したのですが、普通に好気配。
これなら問題ないだろうということで普通に軸にしました。
輸送さえクリアすれば、外伸びで大外枠、血統的背景、実績を考えてもこのメンバーで文句なしに1番強いでしょうから。
そして見事圧勝しましたね。
ヒートオンビートは精神的にもろいと聞いていたので、場合によっては3着つけもありと思っていたのですが、普通に2着にきましたね。なんにせよ、今後軸で買うのは難しい馬だと思います。
今回はパドックで馬体よさげだったので、普通に紐にしました。
ペルシアンナイトはパワーがあるんでしょうね。外せない位置でした。思ったより人気しなかったのが幸いでした。
で、問題はジェラルディーナですよ。
この馬のために、今回進路の話をしてたんですよね。
ジェラルディーナのパドックは、まあひどいもんでした。
明らかに興奮しすぎ。首も高かったです。牝馬は、夏は調子づいてくるのですが、寒くなると逆に調子が悪くなると言います。その辺が影響してるんでしょうね。
ちなみにその時の私の反応がこちら(誤字はお許しください)
1枠1番は競馬中級者なら誰でも知っている通り、最初にゲートに入れます。
つまり1番ゲートの中で待たされるんですよ。
そして馬という生き物は、基本的にゲートの中のような逃げ場のない狭い空間を嫌います。
あのコントレイルですらそうです。
この興奮状態のジェラルディーナが1番最初にゲートに入って待たされる。
どう考えてもいいイメージがわきません。
しかも毎回こんな感じというのだから、よくここまで連勝してきたなあ、と思ったものです。よく見たら勝ちだしたの、福永Jが乗り出してからなんですよね。
きっとゲートで悪さするのを、ゲート巧者世界一の福永Jが上手いことなだめてたからこその連勝だったんだろうなと思いますよ。
だからこの馬、多分福永Jから乗り替われば、いきなり走らなくなるでしょうね。
そんなわけで、当初相手候補にこの馬も選んでいたのですが、やめました。いいとこ差し遅れて3着ぐらいじゃないの、という読み。
上手いこと外に出せたら希望を持てるだろうけど、最内枠だし進路あるのかな、て思ってました。
馬券的に、1, 2, 3番人気の組み合わせでもトリガミにはならなそう。
それならいいかということで、パドックで好気配だった▲マイネルウィルトスを2, 3着つけで、前述の馬券を買ったのでした。
そしてスタート前。私の目はずっと、本命のソーヴァリアントでも、相手のマイネルウィルトスでもなく、ただの紐であるジェラルディーナに行っていました。
そりゃそうです。あれだけ興奮しているのです。
ゲートを上手く出られるはずがない。なんならゲート内で立ち上がっても不思議はない。
実際あの福永Jですら前走も出遅れた馬なんですから、とてもいいスタートを切れるイメージがつかなかったです。いや、むしろ出遅れた方が外に出しやすいしいいのかな、とも思ってました。
いやでも内回りやし直線の距離足りないんじゃないか?
などと思ってる間にスタートしました。
ジェラルディーナはポンとゲートを出ました。全然遅れてない。
さすが福永Jだなあ、と私は拍手を送りたい気持ちでいっぱいになりましたよ。
これが名手です。福永Jをバカにしている馬券買いは、このレースのゲートを見て、福永Jのゲート技術のすごさを実感してほしいですね。
コントレイルの天皇賞・秋も絶妙なゲートロス回避でしたし(並のジョッキーなら下手したらバランス崩れて1, 2列後ろになってたまである)、やっぱり福永Jって名手なんだなと改めて思いました。
あんなに興奮している馬を自然と好スタートさせるなんて、只者じゃないですよ。これがゲートが苦手なデムーロJとかだったら、120億事件のゴルシみたいになると思います。
あれ、そういえばデムーロJ騎乗のマイネルウィルトスは? と見てみたら、後ろの方を追走していました。
さては出遅れたか(実際は二の足がつかなかっただけっぽいです。前走長距離の影響でしょうか)。スローめの展開だったので、マイネルウィルトスは向正面からどんどんまくります。
妥当な騎乗です。
ただ懸念が1つあり、前回の記事でも書いたのですが、マイネルウィルトスは1頭だけで抜け出すと内にモタれる、という癖があるんですよね。
つまり仕掛けどころはそんなに早くない方がいい。多分それもあって、デムーロJも仕掛けが遅れていたように思います。今回の敗因はそこなんでしょうけど、その騎手心理まで読むの、さすがに難しいじゃないですか。
こればかりは馬券が外れるのも仕方ないかな、て感じです。
一方、ジェラルディーナはずっと内を追走。外に出せそうな機会は直線に入ってからしかなかったし、直線では内側の方で前壁して進路がなくなっていました。
あの興奮状態のジェラルディーナをうまいことスタートさせた福永Jですら、運よく前が開かないと勝てないのが競馬です。こればかりは仕方ないですよ。実際外に出す機会、ほとんどなかったですし。こうなるのも仕方なかったと思います。
外に出すチャンスだって、あのタイミングでは逆にロスになってたでしょうし、内のままドン詰まらせるしかなかった。
でもきっと掲示板には「まーた福永Jが4着の伝統芸やってる」とか書かれてるんでしょうね。
残念ながら君達に福永Jを批判する資格はないよ、と言いたい。どう考えても進路がないのだからどうしようもない。ジェラルディーナのパドックとレースパトロールを見てから出直してきな、て感じです。
以上振り返りでした。
そんなわけで、ゲートに難があるお馬さんが、奇数番や、特に1番待たされる1枠1番に入ると、スタートや進路取りでえらく難儀するんだよ、てお話でした。
そういえば明日のチャンピオンズカップにも、ゲートに難のあるお馬さんが1枠1番に入ってましたね。
はい、ソダシちゃんです。
前走はゲートで歯を痛め、オカンもゲートをくぐろうとして怪我をしたことのある馬。
果たして1枠1番からいい競馬ができるんでしょうかね。
3歳牝馬が、初ダートで、最内枠で、しかもすぐ隣は逃げ馬のカジノフォンテンで、おそらくその後ろを走ることになり、初めて砂を被る。さらに本馬は気性に難しいところがある。
おまけに中京ダートの最内枠はそこまで伸びないときた。
とてもじゃないですがいいイメージを持てない。
しかも鞍上は福永Jでもなく吉田隼人J。ゲート巧者かと言われれば、別に普通の騎手。
とはいえ競馬はどうなるかわかりません。
二刀流の白毛アイドルホースが生まれれば競馬のブームが再燃しても不思議はありません。
現在の過剰人気もその期待の表れでしょう。ぜひ健闘してほしいものです。
それでは皆様、良き週末を!
by 明日の勝負レースはラピスラズリとチャンピオンズカップの、夜桜 ほとり(2021/12/5)
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