【ステイヤーズS チャレンジC予想】12/4 土曜競馬の話

2021年12月5日競馬ステイヤーズステークス

 こんにちは。こんばんは。夜桜という者です。
 今回は今週土曜日にやる予定のレースの展望でもお話しします。

 ちなみに前回の記事で書いた通り、

 今週は中山、中京競馬場が開催初日。
 阪神競馬場はA→Bコース替わりとなるため、ノーヒントのスタートになります。

 よって推奨レースもかなり絞られます。というかなんならやらない方がいいまであります。

 そんな中で私が手を出そうとしている3つのレースについて紹介しておきます。



ステイヤーズステークス予想

 このレースは勝負レースにしようと思っています。印は以下のような感じ。

◎ カウディーリョ(単勝軸)
〇 ディバインフォース
▲ シルヴァーソニック(複勝穴)
△ トーセンカンビーナ、ゴースト
✓ アイアンバローズ、ボスジラ

 各馬の情報については、下にまとめておきました。Gallopさんから得た情報です。

 まず◎カウディーリョについて。
 この馬は、個人的な目算ではこのメンバーの中で1番強いと思っているので、本命にしています。

 前々走の札幌日経オープンでは、強いステイヤーと思われるディアスティマに負けただけ。
 次走の丹頂Sではちゃんと勝ち切っています。相手の中にはゴーストボスジラなども混ざっており、格付けは済んでいると思います(もちろん中山に替わるので、なんとも言い難いですが)。

 問題は2点。
やや行きたがるため、3600mまでの間にかからないかということ。
輸送競馬が気になると、厩舎がコメントしていること。

 長丁場ですから興奮だけはしないでほしいところ。当日のパドックがカギになると思います。
 場合によっては評価を前後すると思います。


 〇ディバインフォースは長丁場のレースに強く、菊花賞でもワールドプレミアの4着と適性は示しています。
 今回は3600mでも差しが通る局面になりやすいと思われるので、対抗と評価します。


 ▲シルヴァーソニックは前走こそパンサラッサに逃げきられましたが、本来なら長い距離でこその馬。
 一度叩いたここなら好勝負を見せてくれるのではないでしょうか。


 △トーセンカンビーナは調子がいいとのことで、2着までは見たいところ。
 偶数番も引けましたし苦手なゲートに関しても難儀しなさそうなので紐にしました。


 ゴーストはもう少し評価を上げたかったのですが、このクラスだと負担が重いというコメントがあり躊躇。
 よって、△から✓辺りの印に。3着辺りまでの評価になりそうです。


 ✓ボスジラ途中で競馬をやめちゃうらしいので3600mに向いていないと思い、抑えに。
 しかもダート考慮までしている辺り、試しに走らせてみよう感がすごいです。

 もし1番人気になるならかなり怪しい人気馬になりそうです。
 おそらく人気するでしょうし、ここは3着まで。


 アイアンバローズは不気味な存在。怖いので△評価まで上げてもいいですが、点数との兼ね合いになりそうです。

 買い目はおそらく3連単。人気どころが怪しいので強く行きたい勝負レースですね。
 なんにせよ当日の、

 カウディーリョ
 ボスジラ
 アイアンバローズ

 この3頭のパドックがカギになりそうです。よく見ておきたいですね。


チャレンジカップ予想

 一方のこちらは、ステイヤーズステークスとは異なり小点数で軽く打ちたいレースです。
 だって堅そうだし。

◎ ソーヴァリアント(単勝軸)
〇 ジェラルディーナ
▲ マイネルウィルトス(単勝穴)
△ スカーフェイス
✓ ヒートオンビート

 各馬の情報については、こちらも下にまとめておきました。同じくGallopさんから得た情報です。


 まず阪神競馬場の芝事情からお話しする必要がありますね。
 
 ご存知の通り現在の阪神競馬場はものすごく禿げあがっていて、非常に読みにくい馬場です。

 先週は、

 内回りだとパワー馬場で、Kingmambo系、Roberto系、Storm Cat系が来る傾向にありました。

 一方外回りはややスピード系の馬場で、時計もそこそこ出ていました。血統的にはStorm Cat系など入り混じっててよくわからなかったです。

 おそらく外回りは外差しが効きやすいから、そういう傾向になってたんじゃないかと私は考えています。

 よってBコースに替わって、その伸びやすい外の馬場がちょうどいいラインにズレるので、内が全然伸びないのも相まって、

 内回り外回りに関わらず、外伸び馬場になるんじゃないかと予想しています。

 もし内から伸ばそうとするなら、おそらく今までに書いたようなパワー系の血統を持ったパワー系の馬じゃないと難しいんじゃないかと思います。

 なんにせよ、馬場読みの達人・川田Jと福永Jがこぞって阪神に来てくれるので、その動きを追うのが大事になりそうですね。

 その上で予想印を打ったのですが、結構無難な感じの印になりましたね。
 
 ◎ソーヴァリアントは、明らかにこのメンバーの中で強いので本命に推しました。

 しかもRobertoの血や、オルフェーヴルの血まで混ざってるので、パワーに関してもおそらく問題なし。
 おまけに外伸び馬場と予想される中、大外を引き当ててるので重要視せざるを得ません。

 もし負け筋があるとすれば、長距離輸送によるストレスでしょうね。
 陣営も気にしているようなので、パドックでの様子をよく確認しないといけないでしょう。

 輸送の度に体を減らしているとのことなので馬体重にもチェックが必要。減る前提で体重を多めにして送り出したらしいので、どこまで減るかですね。

 減りすぎてたら評価が揺らぐかもしれないです。


 〇ジェラルディーナは、ここしばらくでようやく覚醒してきた馬。
 去年のレイパパレみたいなポジションの牝馬ですね。

 血統的にはモーリス産駒なので、Robertoの血が混ざりパワー適性も問題なさそう。
 ただし、あのゲート巧者の福永Jが騎乗しても出遅れる馬が最内枠、というのが割引です。
 あと内回りよりは外回りの方がいいだろうと思うので、ソーヴァリアントに1枚落ちるという評価。
 
 距離は問題ないらしいので、そこは気にしなくていいと思います。
 ちなみに馬体重は増やしたいらしいので、仮に+10キロ以上で出てきても陣営の思惑通りです。むしろマイナスな方が割引かもしれません。


 ▲マイネルウィルトスは、前々から注目していた馬。スクリーンヒーローの産駒(Roberto系)だから先週の馬場傾向のままなら問題なさそうですし、前走と同じく好調をキープ。それなら抑えない手はないですね。

 割引点は、レース間隔が短いことと、抜け出すと内にモタれること。
 モタれに関しては鞍上が前走で把握したでしょうから、上手く乗ってくれると思います。

 おそらくソーヴァリアントに勝てるとしたら、この馬か、逃げ残れる馬場になった時のカツジか、上手いこと乗ったジェラルディーナぐらいだと思います。


 △スカーフェイスクロフネ(Robertoの血を引く)とKingmamboの血が混ざるパワー系。
 実際、エリザベス女王杯の週に阪神の同コースで勝っています。先週と同じ傾向になるなら来ても不思議はなさそう。

 ✓ヒートオンビートはKingmamboの血が混じる子。精神的にもろいところがあるらしいので、パドックでの様子を見て評価すべき馬かな、と思っています。

 以上をまとめると、

・当日の阪神の馬場をよく見極めること(内か外か、前か後ろか、スピードかパワーか)
・ソーヴァリアントとヒートオンビートのパドックをよく見ること。
・ソーヴァリアントとジェラルディーナの馬体重の増減に気をつけること。

 この3点がポイントになりそうかなと思います。
 事前に買うよりは、実際に馬場を見て、さらに馬も見た方がいいレースと言えそうです。

 ちなみにペルシアンナイトはあまり買いたくないです。
 現状買ったらトリガミか、±0になる予感しかしていないからですね。
 そんな買い方するぐらいなら点数減らして大きいオッズを狙います。

 もし買うなら、ジェラルディーナが飛ぶ場合の組み合わせで買うと思います。
 それでも3着つけまでですね。

 アルジャンナに関しては、競馬をやめるところがあるらしいので、この距離延長はあまり+にならないと見ています。よって、極端なスピード馬場にならない限りは考慮しない予定です。

 なんにせよ、当日の馬場次第ですね。

葉牡丹賞予想

 私、2歳戦が好きなんですよ。
 なぜなら、

・全頭の振り返りをしやすい(総レース数が少ないから)
・若い内に特徴をつかんでおく方が後々に役に立つから
・そのうち大舞台に出てくる子の活躍を早くから見届けられるから

 この辺りがその理由ですね。
 デビュー戦からコントレイルを見て注目していたんだぜ、てなったら最高でしょ
 
 というわけで必死こいて全馬の全レースを振り返ってメモを残しました。
 字が小さく申し訳ないですが、ご参考にどうぞ。 

◎ サインオブサクセス(単勝軸)
〇 ミッキーブンブン
▲ イルチルコ(複勝穴)
△ ボーンディスウェイ
✓ グランドライン、レッドランメルト、コリエンテス、ショウナンマグマ

 抑え候補が多いですが、内伸びか外伸びかで対抗から抑えの評価が上下するかと思います。
 多分内の方が伸びるとは思うのですが。

 内の方が伸びる根拠は、この開催まで中山Aコースの最内の馬場が保存されているからです。

 最後にAコースを使ったのが4月なので、それからずっと最内の芝が保存されていると考えれば、最内は伸びるんじゃないかな、というのが根拠です。ただ例年この開催でその傾向が出てないのか、内枠が極端に強い、ということもないようなんですよね。競馬って難しい。

 だから今は推測にとどめておきます。
 
 なので、当日の馬場を見ながら評価を改めていくことになると思います。

 ◎サインオブサクセスは、新馬戦で超ドスロー展開とはいえ、後半5ハロンで11秒台ラップを連発したという一部で噂のハイレベルレースの覇者です。

 実際、このレースの後に勝ち上がった馬は多く、サインオブサクセス自身もそのラップの中、直線で鋭い末脚を見せています。

 確実に強いと思ったので、今回本命にしました。同舞台で戦っているのも心強い買い材料ですし。


 〇ミッキーブンブンは、長くいい脚を使うタイプ。今回は内がごちゃつきそうなので展開一つですが、外が伸びてくるならこの舞台に適した存在だと思います。


 ▲イルチルコも、そつなく先行でき長くいい脚を使うタイプ。前走はゲートで気を悪くしていましたが、今回は偶数枠でマシになりそう。上手く出て内が伸びる馬場なら、好勝負を期待できると思います。


 △ボーンディスウェイも、長くいい脚を使えるタイプ。ただし今まで大外分回しの競馬しかしておらず、今回予想される馬群内での立ち回りがやや懸念。問題なければ距離ロスが減るので前走以上のパフォーマンスを見せてくれるかもしれないという期待もこめて紐に。

 一方で、今まで偶数番の経験しかなく、奇数番の今回で先入れになると、ゲートがどうなるかやや不安な1頭。今までの様子を見るに、おそらく問題ないとは思っていますが。

 そして1番の問題は、すぐ左隣にショウナンマグマがいることです。


 ついでに✓ショウナンマグマの紹介をします。
 今回のレースのカギを握っているのはおそらくこの馬です。
 この馬は口向きが悪く、過去の2回のレースで2回ともスタート直後に右に寄れるクセを出しています。

 通常、馬はスタートすると他の馬がいないスペースに向かおうとするので、大外枠発走で外に振られているケースが若駒戦でよく見かけられます。

 例によって、このショウナンマグマも新馬戦の時(大外枠発走でした)も右に寄れてその後負けてるのですが、次走も4枠7番で右に寄れてるんですよね。

 つまり、右隣のボーンディスウェイの進路を妨害、あるいは衝突する可能性がそこそこ高いのです。

 あるいはスタートがいい左隣のコリエンテスの後方に寄れるか、どちらかだと思われます。これはもうレースになってみないとどうなるのかわからないです。


 ちなみに、✓の各馬について。
 コリエンテス、レッドランメルトは両馬ともにキレがあるタイプ。しかし中山2000mに合う適性かと言われたら疑問に思ったので、抑えまで。

 ただ、コリエンテスは前述のショウナンマグマ問題もありますし、奇数番だとゲートでやや遅れがあるのを過去レースで確認しています。ゲートが重要になりそうです。


 一方、レッドランメルトもまっすぐ走れない子で、バランスを保って走らせるのが難しそうな馬に見えました。実際新馬戦では、直線で結構ジグザグ走行してるんですよね。

 こういう難しそうな馬にテン乗りするのは大きな割引だと感じたので、やはり抑えまでになると思います。
 末脚はいいキレ味だと思うんですけどね。なので外伸びなら考慮はします。


 また、ショウナンマグマ自身も持続型の脚を持っており、この舞台には合いそう。変なロスをしなければ、馬券に絡んでも不思議はないと思いますが、なんにせよゲートが課題になりそうですね。


 最後にグランドラインですが、この馬も強いです。
 ただスタートがそこまでよくなく、前述の内枠の争いの中で後退してしまう可能性が高いと思うんですよね。
 そうすると、脚は長く使えるんですが、大外を周してのまくり競馬にならざるを得ないので結構割引かなと。

 内が開くような展開になるとは考えづらいですし、ロスを考えれば今回は抑えまでかなと思います。

 ちなみに私は、この葉牡丹賞とステイヤーズSが勝負レースになりそうです。
 よく芝を読んでおきたいですね。

 まとめると、

・中山の芝の内と外どっちが伸びるのかを見極めること。
・ショウナンマグマがまっすぐゲートを出てくれることを祈ること(事故になりかねん)
・おそらく持続型の競馬になると予想される

 以上です。

 皆様の予想の参考になれば幸いです。

 それでは良き週末を!

 by 今日はこの3Rしかまともに競馬しない、夜桜 ほとり(2021/12/4)