【競馬 小ネタ】ガミらない馬券の買い方
ガミるとかいう言葉を聞くんだが、あんまりよくわからない。
というのも私は理論的にガミるはずがないからだ。
今回のテーマは「ガミる」。
まずは「ガミる」の定義から。
ガミとは馬券が当たったにも関わらず、払戻金額が購入金額を下回る、つまり損する場合を指す。
ではなぜガミが発生するかと言えば、私は直接的な理由が二つあると思っている。
・多点数購入している
・点数に見合わないオッズの「当てる馬券」を買っている
正直この二つに尽きると思う。
そして両方を解決する策は、少点数に押さえつつ、オッズが低い「当てる馬券」を買わないことだ。だから1、2点で買うことから始めてください。
完!
……いやいや、その点数で当たるわけないしそもそもオッズつかないでしょとか思う方もいるだろう。
でもなあ、当たるときゃ当たるし、当たれば2、30倍とか普通に付くから。
そして私はこの1、2点で買うを実践しているので、理論上ガミにならない。そりゃそうだ。1、2点しか買わないのにガミるなら、2倍以下のオッズしか買ってないことになるからだ。さすがにそんなことにはならない。
話を戻すが、そもそも当たるかどうかで話してる時点で個人的には論外なのだ。どっかの政治家が言ってたようにあなたの馬券も私の馬券もそう簡単に当たらないのだ。
なぜ当たるのが普通のように語るのか、私には理解ができない。
馬券は普通当たらない。OK?
「馬券は当たらない」のだ。大事なので2回言った。
「当てる馬券」「当たらない馬券」
私は穴党であることを口外している。穴党はとにかく馬券が「当たらない」。20回連続不的中だってざらにある。
しかし、そんな私でも「馬券を当てる」ことぐらいなら正直いくらでもできる。実際、毎年有馬記念開催日になると、キャンペーンのために全レースを500円ずつ買うのだが、24レース中半分以上「当てている」。
字面が似ているのでどっちやねん、と言われそうだが、「当てる」と「当たる」は全然違う。
「当てる馬券」はオッズが低く、先述の通り、当てようと思えば私でも誰でも当てられる。
ただし、当てることは可能でもこの手の馬券はオッズが低い。長期的に見れば的中率と回収率の関係からほぼほぼマイナス収支に傾く。
的中率50%以上を維持し続けられるぐらいじゃないとプラスに持っていけない。だからガミるリスクが高いのだ。短期決戦向きの馬券だと私は捉えている。
「当てることが大事だ」と考える人と「当たったけどガミだわ」となる人は大体一緒だ。あなたがガミになるのは、配当の低い「当てる馬券」を当てに行っているのが要素として一番大きい。
私ならそういう人に、ガミることを愚痴るならその「当てることが大事だ」という考えを辞めた方がいいんじゃない? と思っている。それでも当てもんがしたいなら止めないが。
「当てようとすること」。それこそがガミる原因といっていい。だからその逆の「当たらない馬券を買う」ことが必要になる。
「当たらない馬券」厳密にいいかえれば「(当たることはあるけどなかなか)当たらない馬券」は、実際にあなたたちの馬券収支を大幅にプラスにもっていっている馬券を指す。
私の場合はかなり大振りするので、1日に1回当たれば十分。2回当たればまず大勝ちとなる。
本命党の人でもこの手の馬券は1日に多くても3、4回的中ぐらいだと思う。
おそらくよくガミるよ、というあなたが1日に的中する回数は、多分やったレースの1/3ぐらいだと思う。確かに的中はしていると思うが、ガミとガミじゃないの瀬戸際の馬券が多くて、クリティカルヒットしているのは1、2件だったりするだろう。
それが「当たらない馬券」だ。その馬券を買い続ける必要があるのだ。
そして、その「当てる馬券」と「当たらない馬券」は紛れ込むことも多い。
三連系をフォーメーションなりで買ったら、大小色々なオッズになるだろう。
「これで当たるとしょっぱいな」とか「これなら高めやな」となるものも混じっていると思う。
多分しょっぱいけどその買い目を残すのは、
「まああり得るから残すか」か「切るのめんどいしこのままにしとこか」のどちらかだと思う。
どちらもよくはないのだが、よりマシなのはどちらかといえば、断然後者なのだ。
なぜなら、前者は「当てに行っている」。つまり「当てる馬券」なのに残しているのだ。そしてそれが当たって「ガミやったわ」になるのである。ガミになるよくあるパターンだ。
私はその手の馬券は見つけたら消している。それに投資するぐらいならその金額を本線に追加したい。「当たらない馬券」を厚く張る方が当たった時に上振れるからだ。
ちなみに後者はシンプルにズボラなだけだ。それでラッキーで「当たらない馬券」を引いたりする。まあ、「当てに行く」意識でないだけマシだろう。
いやでも保険にならない? と思うかもしれないのだが、保険馬券が必要な財力の人はそもそも馬券を買わない方がいい。
それでも馬券を買いたいのであれば、本線にツッコんで一極集中する方がいい。実際私も保険馬券を買うのをやめて「当たらない馬券」である本線にツッコむようになったが、やめてからの方が明らかに回収率が高い。だって「当たらない馬券」が当たった時の投資額が以前と全然違うし。そりゃ高くもなるよ。
そしてもう一つ。いたずらに点数を増やす、「これも○○やし押さえておくか」も原則やめた方がいい。
この○○には大体、「リーディング上位騎手」とか「1番人気」が入るのだが、どれも「当てに行っている」からそう判断してしまう。あなたにその気がなくてもそれは「当てに行く」行為なのだ。
だって、押さえておくか、の時点で「そこまで配当は高くないけど」の意識が少なからずあるのだから。そして入るのが「リーディング騎手」とか「1番人気」などオッズが低くなる要素なんだから余計に「当てに行っている」ことが丸わかりだ。
これが、「京都芝の外回りやしディープ産駒押さえておくか」で、当たればそこそこの配当になるならまだわかる。
点数が増えるのでオススメはしないが、ガミらない程度に配当が高いのであれば別に当てればいいのだ。まあ多点数になるからその分ほかの馬券がガミになる恐れがあるが。
買い増しによるガミもままある話だろう。
フォーメーションや流しの馬券を買う時、ガミるような馬券が混じっている時点で、その馬券は「当てる馬券」だし、あなたにとって「適正ではないオッズの馬券」なのだ。ちなみにこの適正はこれで正しいぞ。
ガミとは一つのシグナル。あなたの買い目のなかで、そのオッズはガミになるオッズで適正ではない、と示してくれているのだ。そういうのを受け取ると、今後の馬券収支が変わるきっかけになりうるかもしれない。
・少点数に押さえつつ、オッズが低い「当てる馬券」を買わないこと
→極論、1、2点にしたい(三連系であろうと)
・「当てる馬券」をとにかく排除する
・「当たらない馬券」に厚く張ること
長期的に見ると、「当たらない馬券」を買い続ける方が収支は安定する
ライター名「夜桜 ほとり」
バイオテクノロジー系の分野で大学院卒業後、何を血迷ったのかSEに転身。でもなんか違うと思い、競馬メディアの編集に。現在は編集を脱退、馬を中心としたフリーの物書きとして活動中。
※当サイトの記事で書かれている予想は、的中を保証するものでもありません。馬券は自己責任でお願いいたします。
競馬の手引きを書く予定だったが、間に合わなそうだったので急遽このネタに変更した。明日は一旦展望になるかもしれない。手引きは少々お待ちいただきたい。そこそこの文量になりそうなので。


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