【ダービー卿CT & チャーチルダウンズC 展望】秋との違いに注意
大阪杯の前日に行われる2重賞を手短に展望する。
まずはより注目度が高そうなダービー卿CTから。このレースは中山芝1600mとかいう癖の強い中山でも特に癖の強いコースで行われる。
同じく中山芝1800mだとか新潟芝1000mとかもそうだが、癖の強いコースは巧者が生まれやすい。
中山芝1600mもその類のレースだと思う。
今回の巧者について話す前に、コースの説明だ。
スタートが1角の横からとなっており、坂の頂上から下りながら2角を曲がり、外回りコースに入る。向正面も下りで、概ね加速したまま3、4角に入る。
序盤は基本下り坂なのでとにかくペースが速くなりやすく、走破時計も同じく速い。芝の1600m戦のレコードタイムもやはりこのコースで出ていたりする(1:30.3)。
ポイントとなるのはこの時計だ。レコードタイムが出ているのは良好な芝が出やすい9月開催、京成杯オータムハンデという重賞。奇しくも今回のダービー卿CTと同じ古馬ハンデ戦である。
ただ、この2つのハンデ戦には明確な違いもある。
以下が過去10年の優勝馬と勝時計である。

赤字にしたのはいずれも1分32秒を切ったレースだが、見るからに京成杯AHの勝時計が速い。先述の通り、京成杯AHは9月の開催で、とにかく速い時計が出やすい状況となる。このコースで芝が良好、さらに言えば斤量が軽くなりやすい3歳馬も多く出走する点からスピードの速い決着になりやすいのだ。
対してダービー卿CTは雨の多い3月末~4月頭に行われる。週中も雨にあたりやすく、芝も力が必要なパワー型。なかなかスピード決着にはならない。
どちらかといえば京成杯AHが特殊で速すぎるのだ。なので、中山巧者のなかでも9月以外の成績がいい馬を中心にして馬券を考えていきたい。
エエヤンはこの時期の方が時計のかかり方的にいいタイプの中山巧者。特にこのコースでは全3勝を挙げている。去勢からしばらくたっても音沙汰がない印象だが、少しずつ馬体は回復しており、適舞台がきた今回なら期待できないだろうか。
大雨になった時だけ未知数だが、現状わからない。実績としては同重賞で2着がある分面白い。
サイルーンも同じく巧者。9月の中山で大敗し、冬のタフな中山で名乗りを上げた馬で、こちらも楽しみがある。
現状はこの2頭を中心に考えていきたい。
チャーチルダウンズCは基本様子見
ケンはするつもりはない。なぜならここにはPOG指名馬アンドゥーリルが出走するからだ。なんなら目の前で勝つところが観たいので、現地観戦しにいく。
アンドゥーリルはワンターン競馬で結果を残してきた馬だが、前走のホープフルSで初めての1周競馬に対応できず敗れて、距離短縮してきた。前走の大敗は外枠からのスタートで位置が取れず、前に馬を置くことができず、折り合いを欠いたのが原因と見ている。得意のマイル戦なら見逃せない。
ほかは難しいがシンザン記念組のサンダーストラックはそろそろ馬の映像をしっかり見た方がいいように思っている。
いずれにしても大雨のなか行われるレースとなりそう。現状堅い決着に収まりそうだが、とりあえずは応援馬券だけは握っておく。風邪を引かないように気をつけつつ観戦したい。
ライター名「夜桜 ほとり」
バイオテクノロジー系の分野で大学院卒業後、何を血迷ったのかSEに転身。でもなんか違うと思い、競馬メディアの編集に。現在は編集を脱退、馬を中心としたフリーの物書きとして活動中。
※当サイトの記事で書かれている予想は、的中を保証するものでもありません。馬券は自己責任でお願いいたします。
明日は競馬の手引きの番外編を書く予定。というか実はもうほぼほぼ出来上がっている。そこまで長いものにはならないので、ぜひ見ていただきたい。



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