【フラワーC & ファルコンS展望】多すぎる重賞と押し寄せる3歳クラシック戦線 3月17日記

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重賞が多すぎるとどうなるか、て? 知らんのか。競馬メディアが死ぬ。

競馬メディアで編集してたこともあるわいが言うんだから間違いない。

「重賞4つ」と「連休合わせた3日間競馬」は、ファンにとって歓迎でも、メディアからすると地獄でしかない。なんなら年末〜年始から2週間あたりのスケジュールは、どのメディアもJRAになんらかの悪感情を持ちつつ働いていると言ってもいいだろう。

それぐらい重賞4つ3日間競馬は負荷が高い。

夜桜も土日でしっかり記事を分ける。大体どの週も分けてるけど、今週に関しては5000年前から決まっている確定事項である。古事記にも書いてる。

というわけで今回は、土曜の3歳重賞2本でお送りしている。

フラワーC

わいのPOG馬が先日重賞を制した。アウダーシア、よくやった。

今週は同じく指名馬のイクシードが出てこれるかもしれない。まああの抽選(15/17)なら余裕っしょ。

イクシードはあのイクイノックスの全妹。初戦の動きはさすがに兄ほどではないが、末脚のキレは良好。ダメでも2勝クラス突破ぐらいのものはあると思う。

もう3頭気にしておきたい馬もいて、それがスマートプリエールクリスレジーナ、そしてゴディアーモ

スマートプリエールは母が牡馬と重賞で渡り合ってきたスマートレイアー。思えば母は1400〜1600の重賞を制しているが、歳を重ね京都大賞典や京都記念などの中距離もこなしていた。

娘のスマートプリエールは戦績を見るにマイルより1周競馬の方が良績。使い詰めてる印象だが、好条件替わりの今回は狙っていいと思う。なんならチューリップ賞で狙わなかったのはこの条件を待っていたからでもある。

 

クリスレジーナは母がフラワーC勝ち馬ファンディーナ。母はそのまま皐月賞に挑み1番人気に推されるほど、当時評価が高い馬だった。さすがに敗れたが、仕上がりの早さは血が証明している。

懸念材料は、エピファネイア産駒かつ初戦逃げ。しかも1戦1勝馬であること。同産駒で逃げているのはその後の気性面であまりいい材料ではない。娘も勝ってクラシックに殴りこみをかけるか注目ではあるが、果たしてどうか。

ゴディアーモは鞍上が今中山でノリに乗っている津村騎手。しかもサンデーの勝負服もあり、アウダーシアと重なる。こちらも1戦1勝馬ではあるが、何匹目かのドジョウもあるのか。

まだ初戦のレースを見ていないのでなんとも言えないが、楽しみはある。

ファルコンS

こちらはまだチェックが進んでいないが、全体的に距離延長馬が多くなる条件、という点は念頭に置いておきたい。

この時期の3歳は、短距離重賞がとにかく少ない

2歳夏には函館2歳Sや中京2歳Sがあるが、そこを過ぎると11月の京王杯2歳Sまで番組がない。牝馬でもファンタジーSがあるが、これも10月末。

牡馬に至っては京王杯2歳SからはファルコンSまで1400m以下がなく、1200m戦は5月の葵Sを待たねばならない。

当然1400mに距離延長でも出てくる牡馬は多くなる。

今年もやはり距離延長馬が多く、おそらくペースは流れる。よほど速すぎて後ろが削られる展開にならなければ、中団から後ろの馬に軍配が上がるはず。

狙いは距離延長組以外の後ろからくる牡馬だ

 

ぱっと見はフクチャンショウ。勝ち鞍は中山芝1200だが、京王杯2歳S2着、クロッカスS3着と芝1400mも対応してきた。33秒台の上がりを使える点も条件に合致している。

そのフクチャンショウを相手に京王杯2歳Sで完勝しているダイヤモンドノットは、先行馬ではあるものの、速いペースを前受けして乗り切れるほどのハイペース耐性がある。こちらも有力だろう。

1200m組で有力なタマモイカロスは、一度1400m戦の中京2歳Sに出て唯一馬券圏外に敗れている。ベストが1200mとするなら、やはり買いづらいところ。

ただ、序盤から10秒台が連発する流れを3番手から前受けして4着は立派。2着馬とは7馬身も離されているので参考になるかは非常に怪しいが、レースを振り返ってもいいと思う。

 

ライター名「夜桜 ほとり」

バイオテクノロジー系の分野で大学院卒業後、何を血迷ったのかSEに転身。でもなんか違うと思い、競馬メディアの編集に。現在は編集を脱退、馬を中心としたフリーの物書きとして活動中。

うなぎかラーメン食いたい。