【競馬反省会】取れた時の思考と逃した単勝万馬券 2026年3月9日記
ダメージはバトルクライの根岸Sよりはマシ。でもおかげで気づいたこともある。
こんにちは、こんばんは。夜桜である。先週は土曜日が微妙な感じではあったが、日曜がそこそこ勝ち。この二日で学んだ、回収を伸ばすための買い方や、馬選びの考え方、購入までの思考を言語化しつつ振り返ろうと思う。
あくまで手記である。一度まとめて言語化する反省をしたかった。取り上げるレースは以下である。
土曜
・中山10R 上総S
日曜
・中山8R
・阪神10R 岸和田S
・中山10R 総武S
なお、今週の重賞は全外ししているが、納得できる内容か、仕方のない内容と見ているので省いている。
特にフィリーズレビューはサンアントワーヌ以外の2頭でタテメにしているが、本命のプレセピオも騎手も頑張ってはいたし勝負の綾なので割り切っている。そりゃ悔しいけど、一番悔しいのは騎手と馬だろう。フィリーズレビューの反省や、日曜の穴馬などの予想はこちら。
レース予想時の思考
まずは土曜中山10Rから。
穴で推奨したのがハッスルダンクだった。この馬は中山ダ1800で走るタイプ。しかも馬場は湿った方がより走るので推奨した。脚抜きが良くなるので重馬場が単純にいいのだろうと思っていた。
ただしいくつか見逃していた点と、リスクもあった。
まず見逃していたのは斤量。この馬は馬体重があまりない。斤量58kgは重く、過去を見ても露骨に成績を落としていた。力が足りないからこそ湿る方がいいというのも、重馬場巧者の理由としてありそうだ。今後は軽い馬場かつ斤量が軽い時がいいだろう。
リスクに関しては二つ。
この馬は差し型。追走が速くはないのだ。さらに溜めて良さが出るタイプにも見える。現状は勝ち負けまでは難しそうなタイプなので、3着狙いの穴となる。
もう一つのリスクは好走パターン。この馬が上位に入る時はイン差ししているのだ。
外枠からでもインに寄せることは可能だが、ロスはある。内枠の方がいいタイプに見える。
かなり好走条件が限られるので、今後狙うかは悩む。
しかし、ハッスルダンクのおかげで好走パターンに当てはめる重要性や、斤量と馬格の重要性に改めて気付かされた。そして好走パターンの考え方は後述のレースに早速生きている。
その好例が日曜阪神10Rである。
このレースは荒れると見ていたので力を入れて予想していた。
1番人気になりそうなミッキージュエリーは近走で一桁枠ばかりで、勝ちパターンも内から先行して立ち回るタイプ。明らかに外枠替わりが割引になるので、消し馬として指名していた。
2番人気想定のタイセイカレントは左回りが主戦場で、直線急坂のコースが得意なわけでもなく、マイルも強調材料がない。
3番人気想定スマートワイスは京都専用機に見えるし、距離を縮めつつやってきた馬だった。
どこもかしこも飛びそうな気配があり、まず荒れるという見立てだった。
穴で指名したい馬は二頭いた。
今回挙げたネーヴェフレスカは阪神マイルで2勝の巧者。過去走を見ても、直線の急坂が得意で馬群を捌きつつ、登坂で他馬を上回る加速を見せて勝ち切るタイプだった。
もう一頭はケープパール。こちらも急坂コースが得意なタイプで、阪神中京で好成績持ち。直線平坦の京都2連戦からの阪神替わりは好材料で、私も週頭に印をつけていたぐらいだ。しかしこちらは好走するときに外を回す傾向があった。騎手の癖もあるかもしれないが、この馬格で馬群を捌くのは難しいとも考えられる。
そして先週の阪神は外差しが微妙に効かず、まだ内の方が有利な馬場だった。だからケーブパールの評価を下げ、ネーヴェフレスカを推した。
結果は11番人気2着。正直直線では勝ったと思ったのだが、内から抜けてくる馬がいた。
1着ファインラインは内枠替わりで見直せそうな馬柱をしていたので、これもよく見るべきだったかもしれない。やっぱ過去のレース映像を見るのって大事だと、改めて認識した。
最近の競馬は馬券購入者のレベルの上がり方が凄まじく、ネーブェフレスカみたいな馬は一昔前なら単勝50倍とか付いていたと思う。でも今では30倍台にとどまるし、特に近頃の特別戦はオッズが団子になって、平気な顔して10番人気20倍台が増えたように感じる。
穴を積極的に狙う層も増えて、馬券購入のトレンドも移り変わりつつある。だからこそ、我々穴党も穴馬ばかりでなく、オッズが美味しくなった人気馬を狙う必要性も出てきた。
まさにその例が日曜中山10Rだ。
ここの本命はアクションプラン。この馬自身は同舞台のオープン戦で勝利しており、外枠がいいタイプ。推す要素としては十分だ。
そして、他の人気馬が軒並み不安要素を抱えていた。
1番人気は結果的にレヴォントゥレット。この馬はダート実績が素晴らしくそこまで切る要素はなかったが、若干距離が短い点は割引だった。
ここはいいにしても、昇級馬イムホテプは前走重馬場という特殊条件で、好走には逃げる必要がありそうな1枠。やはり買いづらい。
アマンテビアンコは実力こそこのメンバーならトップクラスなのは間違いないが、あまりに長い休養明け、初の古馬戦は厳しいと見て割り引いていた。
となると4番人気のアクションプランしか買える人気馬がいない。となれば、有力馬4頭中1頭しか勝ち馬候補がいないのに単勝オッズが6倍以上と考えることができ、かなり単勝が買いやすくなる状況だった。
だから記事でもこの馬をちらっと推奨したわけだ。結局は対抗のブレイクフォースに差されたが。ちなみにブレイクフォースは初ブリンカーかつ同舞台の巧者で買い要素満載だった。
なんだかんだ、日曜は巧者が強かった。中山8Rで単勝万馬券を出したラオラシオンにしてもこのタイプだった。こちらも印をつけつつ、結局買わなかったために人生2度目の単勝万馬券を逃してしまった。
複勝もかなりついててチャンスレースだったんだが。
ラオラシオンに印をつけていたのは、去勢明け2戦目で一変する余地があったこと。そして過去に同舞台で2勝している巧者だったからだ。
隣のニューファウンドもセン馬でワンチャンあるかなと悩んでいたが、両方近走の同舞台で負けていたことを理由に踏み切れなかった。結果がアレである。
よくよく考えると人生初の単勝万馬券を取った時も、その馬はラオラシオンみたいな得意コースでのみ勝っているタイプだった。その馬もコース成績が【3-0-0-5】みたいなやつで、私は得意舞台狙いを狙いうっただけだったのだ。途中凡走があっても、得意コースでも毎回勝てるわけではないことを意識した方がいいと思う。
このレースは単勝一倍台の馬がいて飛んだため、複勝もえぐいこと(65.5倍)になっていた。さすがの私でも複勝50倍台以上にはありついたことがない。いつか複勝万馬券をとってみたいものだが、おそらくそれを達成するには圧倒的1番人気がいるレースでないと難しいのだと思う。
飛ぶ人気馬を探す理由
最近、来る人気馬を見極める方法を考え続けている。つべのうさんくさい予想家の、「来る人気馬を来ない人気馬」系の動画も色々聴きあさっている。
自分1人の考え方だけでは勝てないと思うし、参考になることも多いと考えているからだ。
その甲斐もあってか、最近の飛ぶ人気馬の精度は結構高くなってると思う。
穴党にとって、飛ぶ人気馬を読めるかどうかは生命線となる。理由は二つ。
まず一つ目が、レース選定の基準。
かなり極端な例を挙げるとすれば、日曜中山8レース。あのレースは1倍台の人気馬が飛んだことでラオラシオンの複勝が60倍を超えた。
穴党にとっては日常的な数字だが、複勝で60倍はそう見ない。
荒れた日曜阪神10レースの、ネーブェフレスカースイープアワーズの穴2頭組み合わせのワイドでも71.6倍なのに、ラオラシオンは穴1頭で60倍以上になるのだ。どっちが楽かは一目瞭然だ。
そして二つ目が、流し先減による回収率向上。
当たればでかい穴党だが、的中率を犠牲にしている。当然点数は少なければ少ない方がいいし、1点あたりの配分が大きい方がより大きく勝てる。
そのためにはどうしても少点数で買う必要がある。相手を複数選んで広く流しても配当も合成オッズも下がり続けるだけ。だから買える人気馬2頭に流して取りに行く方法を考えた。
結果、考えは概ね成功したし、副産物としてワイドを複勝代わりに使えると気づいたことも大きい。
単複で買うと複勝は配当的にぱっとしないが、単勝とワイドで買えばワイドが多少マシなオッズになる。本当にまともな相手がいないなら複勝でもいいが、今後この精度で飛ぶ人気馬を指名できるのなら、ワイドを実質複勝の代わりとして使っていけるかもしれない。これだけで回収率が大きく跳ね上がるだろう。
日曜10Rはネーヴェフレスカの単勝とワイド2点が中心。パドックが良く、血統も向くと考えていたスイープアワーズとのワイドは70倍を超えた。残念ながら少額しか買っていなかったが、今思うとこのレースにベットする金額は釣り上げて良かったと思う。
複勝を買うべきだった例は日曜中山8R。このレースのような抜けた1番人気がいる場合は、複勝跳ねを期待して複勝と何かの馬券という組合わせがベターなようだ。
・飛ぶ人気馬を探す
・買える上位人気馬がかなり減った時は、残った馬の単勝の期待値が上がる
→リスク少なく単勝を買いやすい
・買える上位人気馬がいなくなった時は、穴3頭決着もありうる
→勝負レースになりやすいので大きめに張る
・人気馬が絞れていれば、穴の単複ではなく、単ワイドや複ワイドといった選択肢ができる
→少点数で厚張りが可能に
→回収率アップのチャンス
・各馬の好走パターンを認識し、今回の条件に合致するかを確認
・コース巧者でも負けることはある。むしろ【2-0-0-5】みたいな戦績の方が巧者として高いオッズが見込めて良い
今回の反省も長くなったのでここまで。しかし、馬選びにおいても、馬券の買い方においても学びが多い2日だった。
今後もこの手の反省会は不定期にやっていきたい。
ライター名「夜桜 ほとり」
バイオテクノロジー系の分野で大学院卒業後、何を血迷ったのかSEに転身。でもなんか違うと思い、競馬メディアの編集に。現在は編集を脱退、馬を中心としたフリーの物書きとして活動中。
今週は現状荒れるレースが少ない見立なので、あまりテンションが上がらない。なんにしても枠と並びを見ないことには何もわからない。金曜日が楽しみだ。


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