【競馬コラム】3月2日 藤岡騎手に対する想い
表裏一体の面もある兄弟だと思う。
この2人について『思っていること』を書いていく。大事なのは思っていることなので、あくまで個人的な意見という話だ。押しつけるつもりは毛頭ない。
2/28をもって、藤岡祐介騎手がステッキを『置く』。多分お父さんの家業を継がなければならない、というのが大きいのだと思ってる。
人柄がいいのはインタビューや記事などを見ても思うところで、人に好かれるという意味では調教師としてやっていける面もきっとあるだろう。まずは門出を祝うとともに、今後の活躍を祈っている。
騎手としては、兄弟で切磋琢磨『している』方達。兄は上がり最速の末脚を繰り出してくるイメージが強いだろう。そして2着や4着が多いイメージもまた『ある』のではないか。
弟の方も上がり最速があるが、どっちかというと前に『行く』イメージ。個人的にはマッドクールで前に行く競馬の印象が『ある』。
競馬では前と後ろでどっちが向いてる騎手か、と度々論議され、例えば最近だと「坂井騎手は前、差しだと足りん」という意見をよく見かける。これに関しては結構同感だ。
藤岡兄弟なら兄は後ろ、弟は前、というイメージが『あるかもしれない』が、個人的には兄は前、弟は後ろの方が上手い印象が『ある』。そりゃルメール騎手とか武豊騎手とかと比べたら厳しいものがあるけどさ。
兄ならジャックドールとか。この馬は武豊騎手の方がいい、と思うことは多いが、兄が逃げるのもそこまで悪くはないと『思ってる』。
不意に逃げることも『ある』騎手で、わりと馬券に『絡んでいる』。だから「上がり最速選手権」にならないような前の馬の方が狙えるよな、と『感じている』。
弟はわかりやすいのがナミュール。馬が強いのもあるが、マッドクールであまり勝ち切れないのが、ナミュール乗り替わりで一発回答『している』のが印象深すぎる。
どちらかというと『前にいる』イメージだが、確かにナミュールのことがあってから後ろの競馬を見ていると、前で競馬するより後ろの方が合っていると『思うことが多い』。
藤岡佑介騎手引退のインタビューは不覚にも感動。まあそりゃそうだ。約10年見ているから、思うことも多い。馬券的に頼りになることもそうでないことも多いが、前後ろ周りで学んだことも多い。
競馬とは継承のスポーツだと常々思う。血しかり、兄弟しかり、親子しかり。どこを切り取っても継承して、リベンジに成功することもあれば、惜しくも敗れることもある。
こうしてバトンは受け継がれていく。
我々競馬ファンもそれを受け取る側で、渡す側でもある。どんな形であれ、我々はそれを温かく見守り、語り継いでいくといいのだろう。
ライター名「夜桜 ほとり」
バイオテクノロジー系の分野で大学院卒業後、何を血迷ったのかSEに転身。でもなんか違うと思い、競馬メディアの編集に。現在は編集を脱退、馬を中心としたフリーの物書きとして活動中。
藤岡兄弟を過去にしたくない思いが強い。今日の記事に違和感があるなら、そういうことだと思うし、言わずとも気づける方と仲良くなりたいものだ。



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