【ジャパンカップ  予想】世界に勝った力をもう一度 好位の馬に注目

2025年11月30日競馬

本命ダノンデサイル以外ある？
大一番ジャパンカップの予想印と買い目を紹介する。

個人的に想定からクロワデュノールの枠が気になっていた。買う気はほぼなかったが、当馬は強力な先行馬。白毛のソダシも同様だったように、多くの場合強い先行馬の後ろは好位になりやすい。これは強い先行馬が自分で進路を作れるので、後続馬に進路ができる、という理由に他ならない。

この理論から、強力な先行馬であるクロワデュノールの後ろは好位となるはず。となれば、そこを取れる馬を考えるのは必須事項と言っていい。今回なら隣のジャスティンパレスなどは候補として挙がるのではないだろうか。

現状の馬場なら直線からイン→アウトが良さそうなところ。ジャスティスパレスはエンジンのかかりが遅い上、そこまで器用な馬ではないのでめちゃくちゃ推すことはできないが、押さえる必要はあると思う。

1番勝つ可能性が高いという意味では、断然ダノンデサイル。適条件でしっかり体勢が整っていればまず負けない馬で、枠の並びから外に出せる位置にはつけそう。そもそも世界最強のカランダガンを倒しているのに1番人気でない方が不思議なぐらいだ。

アドマイヤテラ鞍上の川田騎手が激しくブロックしてくると1角でロスる可能性はあるが、そうそう悪いようにはならないと見ている。ジャスティンパレスの動き出しが遅いのであれば、勝つのはダノンデサイルだろう。

マスカレードボールも有力。ただ、気性的に強く推せないのと、前走がメイチと思っているので、ここで勝ち切るとは考えていない。天皇賞（秋）→ジャパンカップ連勝なるなら、3歳馬で初。そこまでできる馬ならレジェンド級だ。強い馬だとは思うが、さすがにそこまでとは思えない。もちろん押さえるが、主軸にはしなくていいと思っている。

カランダガンは世界最強馬。ドバイの馬場に対応していたことから、日本の馬場にもある程度対応が利くと考えている。欧州と日本の馬場は確かに全然違うが、この馬が日本で走らないのであれば、逆に日本馬は凱旋門賞を勝てないと言っているのと同義。オルフェーヴルやエルコンドルパサーが凱旋門賞で好走例した例がある以上、逆もありうるはず。まして世界最強馬はどこでも強いと信じたい。勝ち切るかは不明でも、押さえは必要だ。

態勢が整っていないクロワデュノールは現状消し。3枠の逃げ先行馬が内に寄せてくることを考えると、クロワデュノールの後ろが好位になると言っても、クロワデュノール自身はそこまでいい位置につけないと考える。そもそも有馬に行くと思われていた馬が急遽こっちに出走はさすがにきな臭い。

ここは自信を持って消しとする。なお、中間でC.デムーロ騎手が乗っていたとのこと。そんな彼がクロワデュノールの隣を引いている意味は大きく受け取りたい。

ブレイディヴェーグ、セイウンハーデスは穴で。いいところ3着までも、正直つけいる隙があるかと言われれば怪しい。どちらも距離が少し長い印象。差しが決まるならなんとかか。パドックで手応えがなければ、考慮したいディープ産駒2頭に切替える。

うまく三連単で取りたいところだが、本線はダノンデサイル-ジャスティンパレス馬連か馬単になりそうだ。

おまけ：京阪杯

GⅠ馬のルガルがさすがに勝つのでは？　相手としては穴のヤマニンアルリフラを推したい。こちらは京都のような直線平坦コースの方が合っている印象。ここ2戦が厳しいレースだったことを思えば、この人気は不当と見る。外枠は割引だが、上手く立ち回れば上位進出もあるはずだ。

ほか、メイショウソラフネ、ジャスティンスカイ辺りは京都との相性、持ち時計の観点から押さえておきたい。ここは二連系がいいかと思う。

夕方にパドック評も出す予定。しばらくご無沙汰だったが、来週はおそらく投稿できるはず。このまま下半期GⅠラッシュを賭け抜けたい（駆け抜きたい）。

（追記）ジャパンカップ、パドックからはジャスティンパレス。続いてダノンデサイル。マスカレードボールも悪くない。 人気馬は概ね良好。穴ならセイウンハーデス、ディープモンスター。

京阪杯パドック、思ったより人気馬が怪しい。ルガルは後ろ硬め。案外かもしれん。ヨシノイースターもつまづき加減で怪しい。ナムラクララは良好。8枠3頭が狙い目に見える。

　

ライター名「夜桜 ほとり」

バイオテクノロジー系の分野で大学院卒業後、何を血迷ったのかSEに転身。でもなんか違うと思い、競馬メディアの編集に。現在は編集を脱退、馬を中心としたフリーの物書きとして活動中。

最近バイクで転倒して、左腕と脚を負傷。来週出走予定だったフルマラソンはまさかの棄権となった。悲しくなったので、しばらくはくだけた口調でお送りしたい。これではゴルフもできない。反対に言えば競馬に集中できるが汗