【ラジオNIKKEI賞】今年はセンツブラッドはじめ6頭が対象 狙いは内枠の◯◯馬
3歳限定ともなれば経歴は様々ですが、今年はなかなかバラエティ豊か。なかでも中央2勝以上馬はわずか6頭しかいません。
こんにちは、こんばんは。夜桜です。
今回は8/14が中央1勝馬という特殊なメンバー構成となりました。
今年のポイントも間違いなくここになります。1勝馬は買えるのかどうか、を中心に考察していきます。
2勝以上馬>1勝馬
結論から言うと、当然ですが、1勝馬より複数勝利の実績がある馬の方が有利です。表がこちら。

成績を見ても段違いの差。しかも1勝馬で馬券に絡んだ馬は、多くが重賞で好走歴である馬ばかり。20年3着ディープキングは重賞3着以内はないですが、替わりに10月デビューから長期休養があったタイプでした。
つまり、1勝馬でも重賞で健闘したことがある馬、あるいは長期休養でクラシック戦線に乗り遅れたタイプ以外はあまり馬券に絡まないとみてよさそう。
早い話が力がなければ1勝馬が馬券に絡むケースはそう多くありません。
それでも1勝馬が人気することがあるのは、やはりハンデ戦ならではの斤量設定が利いているのかと思います。
とりあえず、アタラシイカドデニ、インパクトシー、エキサイトバイオ、スナークピカソ、チョングク辺りは雑に消してよさそうです。
バズアップビート、フクノブルーレイク、モティスフォントは悩んでいいかと思います。が、馬券に絡んでも1頭がいいところではないでしょうか。この時点で今年は実質6頭立てのレースと言い換えることもできそうです。
2勝以上馬は前走OP/L組が【6-2-1-20】と活躍。重賞組も悪くないですが、GⅠ組以外はあまりで、トライアルっぽい重賞からの臨戦ではあまり成績がよくありません。
ある程度レベルの高いレースからの臨戦がよく、ショウナンマクベス、センツブラッドが有力候補に浮上します。
枠と脚質の傾向
福島開催週だけあって、やはり内枠が優勢の傾向。今年4月頃の福島開催は若干内が利いてない印象でしたが、おそらく馬場は回復しているかと思います。

見るからに内枠優勢。先ほどの2勝以上×前走OP/Lの馬の枠別成績を見ると、以下の通り。
1~3枠→【5-0-1-4】
4~8枠→【1-2-0-16】
歴然とした差があります。ショウナンマクベス、センツブラッドが3枠以内に入るなら軸確定でしょう。どちらも前に行けるタイプですし、内枠自体歓迎かと。
なお、8枠は割引。コース成績を見ても8枠は全体的に好走率が低いです。
もう一つポイントになってくるのが脚質。
このレース自体は逃げ馬が過去10年で【1-2-3-4】と好走率高め。直線短く、開幕週がかなり効くと見ていいでしょう。
今年は前走逃げの馬が多数いますが、こういう年でも逃げる馬が馬券に絡んでいます。わかりやすいのが20年(6頭も前走逃げがいて、バビットが逃げ切り)。今回も逃げ馬が馬券に絡んでも不思議はありません。
ちなみに逃げ馬の枠番を見ると、ほとんどが内枠。あまり二桁馬番から逃げに出ることができていません。内枠の逃げ馬は狙い目となります。
ここまでをまとめると、
・複数勝利馬を狙え(今年は6頭)
・特に前走OP/Lの複数勝利馬が優勢→ショウナンマクベス、センツブラッド
→有利な内枠に入れば軸に
・1勝馬はある程度の実力が必要
・内枠優勢、8枠不利
・逃げ馬優勢。内枠なら期待度アップ
枠や並びも重要になりそうなので、枠発表を待って結論を出したいところですね。予想記事は土曜に公開する予定です。
ライター名「夜桜 ほとり」
バイオテクノロジー系の分野で大学院卒業後、何を血迷ったのかSEに転身。でもなんか違うと思い、競馬メディアの編集に。現在は編集を脱退、馬を中心としたフリーの物書きとして活動中。
今週は函館記念も記事を書いていく予定。こちらはそこまで自信はありませんが、馬券的な面白さはあるかと思っています。
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