【2023年 皐月賞予想】気になる馬の短評と、馬券の買い方で悩む話

競馬

 こんにちは。こんばんは。夜桜という者です。

 今回は2023年皐月賞の予想というか「買い方」の話と、気になる馬の短評を紹介します。小話とかしたいけどね、あんましテーマがないな、てなったので。


皐月賞 予想印

 あらかじめ、ご多忙な方向けに公開します。
 詳細は『予想』と『出走各馬の短評』の章でどうぞ。

桜花賞

◎ ファントムシーフ

〇 タスティエーラ

▲ ショウナンバシット

△ トップナイフ、ダノンタッチダウン

☆ ホウオウビスケッツ

◎ 本命

〇 相手

▲ 単穴(勝つ可能性のある穴馬)

△ 3連系の紐

☆ 馬券内ならありうる穴

 買い目は悩み中です。おそらく馬連と3連系が中心になると思いますが、詳細は次の章で。
 ちなみに、印は予想する方それぞれで変わると思うのですが、私の場合は、何番目に強い、とかそういう意味合いで印をつけていません。どういう役回りかでつけているので、〇より▲の方を上位に取ることも頻発します。なんなら〇単勝を買わずに▲単勝買うとか普通にするので……。


皐月賞 予想

 ・枠の並びと隊列予想

 ↓枠順詳細
 https://race.netkeiba.com/race/shutuba.html?race_id=202306030811&rf=race_submenu

 まずは枠。見た瞬間、めんどくさ、てなりましたね……。
 なにがめんどくさいって、逃げるグラニットが外7枠13番で、そのさらに外がタッチウッドという並びがほんとにめんどくさい。これ序盤の隊列かなりごちゃつくでしょうね。

 最終的な道中の予想隊列は多分こんな感じ。

            ⑮⑰➉⑭  
          ⑱⑥⑪ ⑤⑫⑦ ➈
           ①② ④➂ ⑧ ⑯  ⑬ →

 ⑬グラニットがだいぶ前に行って、ある程度は縦長に。2番手にややかかるか抑え気味に⑯タッチウッド。その後ろがおそらく好位になると思いますが、➈ホウオウビスケッツと⑧トップナイフによるポジション争い、さらにその後ろで⑦ファントムシーフ、⑫ダノンタッチダウン、⑤フリームファクシ辺りでポジション争いが起きると思います。

 ⑭タスティエーラはインにつけられなさそうですが、馬場的にはいいかも。ただし、3番手以下がごちゃついて横に広くなるようであれば外々回らされてロスが大きくなりそうです。

 D.レーン騎手騎乗のフリームファクシは騎手的に若干出遅れる可能性はありそう。個人的にはそうなってくれればありがたいですね。

 ④ショウナンバシットも同様に出遅れが不安。できれば➂グリューネグリーンの後ろ、欲を言えばファントムシーフの後ろ辺りにいてくれれば馬券的には嬉しいですね。

 ペースはおそらくハイ。前に行きたい馬が多いので、結構速くなりそうなんですよね。それでもほとんどがスローでの先行馬だったりするので、馬群の割れ方が変になるような気もします。なんにせよタッチウッドがペースメーカーになりそうで、2番手位置で若干ハイになるかなあ、という程度だと思います。


 ・馬場

 これが非常に悩ましい。内で伸びるラインのギリギリは、土曜の5Rレッドバレンティア、8Rジャスパークローネが通った辺りだと思います。どちらもD.レーン騎手が通った辺りで、当日も同騎手の動向を追いかけた方がよさげです。
 血統的には、Storm Cat系、ミスプロ系が好成績。土曜はどちらも混じっているリアルスティールの子が割と好走していました。というかリアルスティール産駒はこういう力がいる馬場が得意みたいで、今後注目が必要でしょう。


買い方の話

 ※今回雑談的な感じで結構長いので、飛ばしたい方は、短評まで飛んでください。

 特にテーマがなかったので、今回は買い方の話。買い方というか、馬券何買うよ、て感じ。
 とても悩みますね。

 普段の私は単勝を中心に、馬単と馬連(枠連)を買っています。3連系はあまり買いたくないですし、軸が穴寄りになるので連系で配当が十分なんですよね。

 世の中には本命党と穴党というのがありますが、その区別なら穴党になります。

 そんな私が、今回はファントムシーフを本命にせざるを得ないわけでして。穴党というか個人的には「期待値党」でありたいと思って1番人気っぽいファントムシーフ本命なんですけど、

 やっぱりオッズがつかない……。

 もともとこのレースはファントムシーフにそこそこ勝算があって、だからこそ◎から他への3連単流しで買う予定だったんです。
 でも、思ったよりつかない。ショウナンバシット(現在12番人気付近)とかホウオウビスケッツ(現在10番人気付近)を混ぜているので30万馬券とか出るかな、という見積りだったんですが、見た感じ20万いくかな? ぐらいなんですよね。

 そういえば昨年末の阪神JFも1→12→10番人気決着で3連単17万馬券だったような。ただ、あの時と違って皐月賞のこの混戦具合ならもうちょっとついてもいい気がするんですよね。
 ちなみに3連複は意外について、60~380倍ぐらい。案外3連複の方がいいのかな、という気もしています。点数も減るし。
 馬単は30~90倍付近。正直美味しくはないです。これなら馬連16.5~62.6倍の方がいいでしょうね。

 そんなわけで1番人気を本命にするとはこういうことか、と身に染みているところです。
 また、ワイドは現状買う気がないです。ワイド買うぐらいならファントムシーフに◎打ってないです。

 勝ちに1番近いと言われる1番人気に◎を打って、そこ軸でワイドを打つということは、1-3着、ないし保険の2-3着の目を狙っているんですよね。1-2着の目なら馬連や馬単を買うべきですし。つまりワイドって馬連の半分のオッズついてないと美味しくないな、て思うんですよ。
 でも適正はおそらく馬連の1/3。まあ的中目が3倍あるんですから、そうなるのが普通です。
 
 じゃあ、勝ち負けだと思ってる馬を軸にして、ワイド打つんですか? て話です。正直ここでワイドを打つのは安めを引き、かつ無駄に点数を増やしているだけだと思います。仮に◎が2着に負けるとしても、相手の馬が勝つだろうと見てるわけですから、◎2着-相手1着。つまり馬連でいい。
 もし◎が3着以下に負けるなら、そもそも予想が的外れだったということで諦めですね。

 ここまでを総合して、買うべき馬券を考えて見ます。

 ・◎単勝(1点)
 ・◎-〇▲の馬連(2点)
 ・◎-〇▲☆-〇▲△△☆の3連複F(9点)
 ・◎-▲☆-〇▲△△☆の3連単F(8点)

 多分こうでしょうね。
 まず単勝は絶対買います。これは保険。◎1着でマージンを取るために必要です。
 ◎-〇▲の馬連も必要でしょう。◎に逆転する候補がこの2頭なので。また、◎-▲は同軸の3連単の保険であり、W的中の目も残ります。◎-〇も保険ですね。

 3連複と3連単が本線。3連単の2列目が▲☆になっているのは、高めのみを置いておくためです。3連単は宝くじなので、上振れ要因なんですよね。ならば穴を2列目に置きたいところ。
 ◎-〇軸の3連単は、◎-〇馬連と◎-〇絡みの3連複でカバーできますし、買う意味がやや薄いと見ます。

 資金配分は、
 単勝 ◎800円
 馬連 ◎-〇:200円、◎-▲:300円
 3連複F、3連単F各100円

 こんな感じでしょうか。
 単勝は最終4倍前後まで行っても元返しできるくらいに。
 馬連は、的中時にややプラスになっているぐらいにします。◎-▲の方が高いのは、上振れ狙いのためです。

 本音を言うと3連系は重ねたいところですが、資金3000円と決めているのでここまで。普段は2000円なので、これでも奮発しているぐらいです。3連系を買うとなると仕方ないでしょう。
 ちなみに保険は、最悪ガミになっても仕方ないと思っています。W的中時に+になるのと、予算をある程度回収するための馬券なので。
 低予算ならその程度は覚悟が必要ですし、これでもだいぶ保険をかけている方でしょう。

 大事なのは、この馬券で後悔がないのか、ということですね。
 気になるのは単勝だけでよくないか、てところですが、あくまで上振れ狙いですし、1番人気◎の時点で大幅なプラスにするには単勝と馬連のみの買い方でなければ難しいでしょう。

 3連系の点数ももう少し減らせるなら理想ですが、これでも人気馬をかなり削っていて、限界があります。
 馬連で強いていうなら、▲ショウナンバシット頭が正直怪しい程度でしょう。ここは馬単◎→▲を混ぜても良さそうですね。30倍変わるみたいですが、大きいと思います。

 ここまで買い目考察をしたわけですが、なかなか考えることが多いですね。
 普段は単勝と連系だけなので楽なんですけどね……。
 点数もかなり絞れるし、1点に大きめに入れられるようになりました。

 ある程度馬券の買い方に「型」ができてきて、最近は馬券や予想との向き合い方が変わってきましたね。
 予想段階でやることは、

 ⓪オッズ4倍未満の1番人気が負けそうなレースを探す。4倍以上なら①へ。
 ①そのレースで「勝つ根拠のある馬」を見つける。根拠がなければパス。
 ②その馬が単勝オッズに見合っているかを考える。見合ってなかったらパス。
 ➂その馬に先着する可能性がある馬、その馬の勝ちパターンでひっついてこれそうな馬を探す。

 当たり前のことなんですが、まずはこれをやります。次にオッズ考慮フェイズ。

 ④単勝と馬連(枠連)、馬単のオッズを見て、やっていいレースか考える。微妙ならパス。

 大抵はここにたどりつくまでに、多くのレースがパスになって、週中にやるレースが3レースぐらいに絞られるようになりましたね。
 ここまで来て、ようやく馬券購入フェイズ。

 ⑤資金配分を考える。
 この資金配分がすごく大事だな、と最近感じていて。というのも、②である程度の期待値がある馬を考えた時に、そのオッズがいくらかで最適な配分が変わっている気がするんですよね。

 一応3パターンに区分けしていて、
 (1)軸馬のオッズが8倍未満
 (2)軸馬のオッズが8倍以上20倍未満
 (3)軸馬のオッズが20倍以上
 
 このパターンで割り当てていて、(1)は馬連馬単重視、(3)は単勝重視。(2)はその中間ぐらいです。

 (1)は単勝2.5馬連2.5馬単5ぐらいの配分。
 (2)は単勝5馬連2馬単3ぐらい。
 (3)は単勝7馬連1馬単2くらい。

 こんな感じですね。穴ほど単勝で的確に当てたいですし、大きく張る方が強いんですよね。というのを、この前単勝万馬券を的中させた時に強く感じました。その時は(2)ぐらいの配分で資金配分してたので、割と損したな、と思いました。そもそもそれぐらいの単勝オッズになってくると馬単でも20万馬券とか出るので、配分少なくてもいいんですよね。無駄に点数広げるより、単勝での払い戻しを増やす方が安定するんじゃないでしょうか。

 あと、馬連や馬単の点数をかなり絞るようになりました。その方が1点への資金配分が大きくなるので、払い戻しが大きくなるんですよね。まあ、点数増やしても当たらないので、絞るようになったんですけど笑
 具体的には、大体2点。多くても3点になりました。相手3頭で均等買いすると、的中時に残り2頭の購入額が無駄になりますからね。的中時に、張る金額のうち、いくらが有効になっているかを意識することで、効率よく払い戻しを受けられるようになりました。

 当たらない時は当たらないですが、保険はある程度かけてます。それに競馬のレースは毎週ある上にそもそもそこまで的中するものでもない、と割り切っていれば自然と点数が少なくても受け入れられるようになれましたね。こうなってくると、もう少し点数増やそうかな、と思わなくなりました。
 当たればまず間違いなく勝てることはわかっていますし、(3)パターンなら単勝当てるだけでめちゃくちゃ勝てるので。
 こういう意識も競馬へのモチベーションに必要なのかな、と最近は思っています。
 長くなりましたが、買い方の参考になれば、と思います。


 

出走各馬の短評

 今回の個人的注目馬の評価をまとめました。ご参考にどうぞ。

ソールオリエンス

 前走を見て、ドゥラメンテを思い出した方も多いでしょうし、私も思いました笑
 ただ、やはりコーナリングに難があるようで、中山内回り、最内枠は大きな割引。しかも多頭数の経験が少ないのもかなり気になります。正直現状のオッズでは過剰人気気味の印象です。
 これでも勝ち切るぐらいなら今年の牡馬戦線も期待できるのですが、今回に限っては飛ぶ可能性の方がずっと高いと思います。さすがに切りました。

グリューネグリーン

 京都2歳S覇者。ただしこのレースはそれなりにレベルは高かったものの、終盤でビキニボーイによって中団~後方の馬達の進路が妨害されたりしていました。その分恩恵があり、妨害を受けた内の一頭トップナイフに際どく迫られています。
 また、前走の止まり方を見るに、ベストは2000m以下っぽい印象。今後マイルなどで出てきたら注目したいですが、今回は見送りかな、と思っています。

ショウナンバシット

 今回乗り替わり。隣にM.デムーロ騎手がずっと乗っていたグリューネグリーンがいるのは、なにかしら利用できそう。この馬自身は行きたがる面があるようで、前に馬を置きたい模様。枠的にはいい位置ではありますが、年内4戦目はやはり割引。ただ、この人気なら旨味はあるかな、という印象です。内からでも器用に競馬をしますし、その点は楽しみです。

フリームファクシ

 今回切った馬の中で一番怖い馬。D.レーン騎手騎乗も大きな材料ですし、あまり底を見せていない、ルーラーシップ産駒というのもひっかかるんですよね。ただ、こちらもソールオリエンス同様に多頭数の経験が少ないです。勝たれたら金子さんすげえ、て言って降参です(シャザーンも同様)。3連系にも入ってきてほしくないところです。

ファントムシーフ

 過去10年で【3-3-1-3】という馬番を引いてきたラッキー馬。共同通信杯の内容もよかったですし、ホープフルSの負けは、展開と、直線で詰まったから。切り返してからの反応はよかったですし、今回は普通に本命にあげました。ルメール騎手の判断が活きそうな位置で、割と楽に武豊騎手や他有力各馬の後ろにつけられそうですし、安定の一頭かと思います。問題はハイペースに巻き込まれた時の対応ですね。多分大丈夫だとは思っているのですが、変に位置を悪くすると一気に飛ぶ可能性もあるので、そこだけ注意ですね。

トップナイフ

 京都2歳Sでの末脚は見事。ホープフルSは展開が向いたところがありましたが、実力はメンバー中上位かと思われます。調教が若干微妙という向きもあるようですが、あまり気にする必要はないかな、と考え、今回は3連系の紐位置に。武豊騎手の真後ろをしっかりとれば無難に回ってくるのではないでしょうか。

ホウオウビスケッツ

 ハイペースのスプリングSでタフな展開になったものの、先行して粘り切った馬。個人的にはべラジオオペラより内容は上だと思っています。案外、タスティエーラよりこちらの方が〇位置だったかもしれないです。

ダノンタッチダウン

 ダノンザキッドの弟で、マイルを使い続けてきた馬。最終目標はわかりませんが、個人的には1800~2000も守備範囲に入ってそうで、今回注目しています。朝日杯FSはレベルが低かった説がありますが、今日勝ったオオバンブルマイ(朝日杯FSでは出遅れで競馬になっていなかった)と同様に不利、具体的には直線でごちゃつくロスがあったので、度外視していいかなと思っています。デイリー杯も正直オールパルフェより内容がよかったですし、兄同様のポテンシャルは秘めていそう。となれば、ここでも、と思わずにはいられないです。

タスティエーラ

 個人的には牡馬ではトップクラスの能力を持っている馬だと思っています。めちゃくちゃ抜けているわけでもないですが。共同通信杯は騎手との手が合っていなかったのが敗因だと思いますし、この継続騎乗はプラスです。ただ、気になるのは、共同通信杯→弥生賞と使っている点。疲労や馬体重減に気を配りたいですね。

 以上になります。

 それでは皆様の幸運と、なによりも全馬全騎手の無事を祈りつつ、ここで打鍵を止めさせていただきます。

 ここまでお読みいただき、ありがとうございました!

 by 明日はWin5も買う予定の夜桜 ほとり(2023/4/15)

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Posted by yosakura