【2022年 天皇賞(春) 予想】『二強対決』から浮かび上がる法則の話
こんにちは。こんばんは。夜桜という者です。
今回は天皇賞(春)について所感を書いていきます。
やはり脱線しますが、それも含めて楽しんでいただけたらな、と思います。
それは脇に置いてどうぞ、という方は展望の章まで飛んでください。
天皇賞(春) 予想印
あらかじめ、ご多忙な方向けに公開します。
詳細は『天皇賞(春) 展望』の章でどうぞ。
◎ テーオーロイヤル
〇 ハーツイストワール
▲ ヒートオンビート
☆ ディバインフォース
△ マカオンドール、メロディーレーン、アイアンバローズ(馬場次第で評価下げます)
✓ ハヤヤッコ、ディープボンド
◎ 本命
〇 相手
▲ 穴
☆ 実力とオッズが見合ってない
△ 紐(3連系ないし2連系で抑えたい位置)
✓ 紐に昇格させるか外すか検討中
今回の買い目としては、◎からの馬単Fか3連単Fの予定です。
単勝はテーオーロイヤルと、もしかするとメロディーレーン、ディバインフォースを買うかもしれません。
二強の単勝はあり得ないです。理由は次の章でお話しします。
数々の『二強対決』から浮かび上がる、天皇賞(春)の枠順と歴史
天皇賞(春)といえば、数多くの名レースが繰り広げられてきた伝統の一戦です。
様々な名馬が誕生し、中には二強対決というものもありました。
ウマ娘から入ってきた方なら、トウカイテイオー vs メジロマックイーンとかがピンとくるでしょうね笑
あれが1992年。1着はメジロマックイーンで、トウカイテイオーは5着に沈みました。ちなみに枠順はマックイーンが4枠5番で、テイオーが8枠14番でした。
翌年では後に『淀を愛した名ステイヤー。』とも評される、ライスシャワー vs メジロマックイーンの対決。勝ったのはライスシャワー。枠順はライスシャワーが2枠3番で、マックイーンが8枠14番。
今気づきましたが、マックイーンはテイオーと同じ枠番で負けてるんですね。これも『競馬』でしょう。
1996年では、シャドーロールの怪物・ナリタブライアン vs マヤノトップガンの二強対決の様相。しかし勝ったのは、ブライアンでもトップガンでもなく、3番人気サクラローレル。枠順はサクラローレル1枠1番、2着のブライアンが2枠4番で、5着4枠7番マヤノトップガンという並びでした。
そろそろ気づきましたよね。枠順すごく大事なんです。
まだまだあるので、書いていきましょうか。
1997年 トップガン、サクラローレル、マーベラスサンデーの三強対決。1着トップガン(2枠4番)、2着サクラローレル(4枠8番)、3着マーベラスサンデー(7枠14番)。
1998年 メジロブライト(1着 4枠5番) vs シルクジャスティス(4着 3枠4番)。こちらは0.5秒差の決着。ただ、やはり8枠は掲示板外に飛んでおり、苦しかったようです。
時代は一気に飛んで2017年。ウマ娘でもお馴染みの、キタサンブラック vs サトノダイヤモンド。この辺になると記憶に新しい方もいらっしゃるでしょう。勝ったのはキタサンブラックで2枠3番、サトノダイヤモンドは8枠15番で3着でした。
挙げてないだけで、三強対決などでもよく見られるのですが、天皇賞(春)は、やはり外枠ほど負けてます。
長距離戦で枠は関係ない、という向きもわかるし、実際そう思っていた時代、私にもありました。
ですが過去を振り返るに、二強対決になったら内を買うのがいい、ってのはもはや明らかでしょう。
ですから私は、今年の天皇賞(春)の二強対決様相を見た瞬間に、「今年はどっちが内枠に入るかわからんけど、とりあえず内に入った方を本命にしたらいいだろう」と楽観視していました。
今年はこれで勝てる。そう思ってたんですよねー。
木曜日の14時ぐらいまでは。
……はい。というわけで、混沌と化してきた、今年の天皇賞(春)の展望に入ります。
これどないしたらええんや笑
天皇賞(春) 展望
https://race.netkeiba.com/race/shutuba.html?race_id=202209021211&rf=race_list
出馬表がこうなりました。
皆様頭を抱えたんじゃないでしょうか。私は死ぬほど笑いましたww
おそらく二強決着はしないでしょう。両馬飛ぶまである。
展開としては、外からタイトルホルダーが逃げて、内からはアイアンバローズがかかり気味に前行くでしょう。どちらが先手を取れるかはわかりませんが、長距離ならそこまでペースは速くならないと思います。競ったらよくわからなくなりますけどね。
ただ、明日は雨予報です。
阪神競馬場は中央四場の中でも水はけが悪く、内に水が溜まりやすいようで、馬場が湿ると1枠の成績が悪くなる傾向があります。
よって、1枠でラチ沿いを通りそうなアイアンバローズもあまり買いたくないです。
また、阪神芝3200mのコースは2周目が内回りになるので最後の直線が思ったより長くないです。
今はBコースなので、内回りだと直線は359.1m。ちなみに外回りだと476.3mです。
100mも違うんですよ? こうなると後方からの馬は苦しいと思われます(参考として、京都芝3200mでも直線400m前後です。今回はそれよりも短いわけです)。
すると、おのずと本命にできそうな馬も絞られてくるわけです。
本命級にできる馬の条件は、
①できるだけ内めの枠を引いていること。
②直線である程度前の位置にいること。
➂湿って内が伸びないのであれば、1枠は控えたい。
この辺りだと思っています。
というわけで、今回印を回した馬を紹介します。
◎テーオーロイヤルは、内めの枠に入っていて、ある程度の位置を取れる馬。ついでに上がりもそこそこあるのもいいです。斤量が一気に重くなることと、重馬場には不安がありますが、距離短縮なら割と悪くないのではないかと思います。少なくとも、外に行ったディープボンドやタイトルホルダーを本命にするよりはよっぽどマシかと思います。
〇ハーツイストワールも内枠から。騎手も手が合っているルメール騎手(3戦3連対)なので、そこまで悪くはないかな、という印象です。問題は馬の力が足りているかどうか。こればかりはやってみないとわからないですね。
▲ヒートオンビートも、中枠だけれども、GⅠで強い池添騎手だから、が主な理由。長距離は騎手で買えとも言いますからね。2016年のカレンミロティックみたいな感じになればなあ、と思います。割引材料は重馬場が微妙らしいところ。これは厩舎もコメントしているので、できれば湿らない方がいいんでしょうね。
☆ディバインフォースは、仮に後ろから突っこんでこれる場合に挙げたい一頭。ただし、展開的にそうなるかと言われたら微妙なところ。ステイヤーズS勝ってる辺りは好材料ですし、穴単勝で一発を狙ってもいいかとは思うんですけどね笑
△からはメロディーレーン。牝馬の成績が悪いレースではありますが、枠は悪くないですし、超タフな展開ならこの馬はもってこい。古都Sみたいに位置を取って前めで押し切れるならチャンスがあると思います。馬場がどこまで重くなるかに左右されそうですね。こればかりは当日にならないとわからないです。
✓からはディープボンド。実力的にはこの馬一強だと思っています。4枠辺りなら本命を打ったんですけど、8枠は苦しい。逃げるわけでもないし、大外からロスのない競馬をするのはなかなか難しいと思うんですよね。和田竜二騎手もどうやって乗ったものか、今頃頭を抱えているんじゃないかと思います。
以上になります。
また、Twitter(@Roseliafan000)でもパドック情報を毎週お届けしております。ご参考程度にどうぞ。
それでは皆様の幸運と、なによりも全馬全騎手の無事を祈りつつ、ここで打鍵を止めさせていただきます。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました!
by 明日は阪神競馬場の馬場読みに専念したい、夜桜 ほとり(2022/4/30)
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