【共同通信杯 & 京都記念 予想】ハイレベル重賞と、その位置づけについて
こんにちは、こんばんは。夜桜という者です。
今回は共同通信杯と京都記念の予想を書いていきます。
どちらもハイレベルなレースが期待され、かつ上半期のG1戦線を占う意味でも重要な重賞なので、そこそこ力を入れて解説します。
あまり脇道に逸れるつもりはありませんが、競馬初心者にもわかりやすく解説していきたいので、誰でも読んでいただけたら幸いです。では、いってみましょう!
- 共同通信杯 & 京都記念 予想印
- 重賞の格と、両重賞の位置づけ
- 共同通信杯 展望
- 京都記念 展望
- 出走各馬の詳細
共同通信杯 & 京都記念 予想印
まずは予想印から。
◎ ダノンスコーピオン
〇 アサヒ
▲ ビーアストニッシド
△ ジオグリフ、アケルナルスター
✓ アバンチュリエ、ダノンベルーガ
◎ ジェラルディーナ
〇 ユーバーレーベン
▲ ディアマンミノル
△ マリアエレーナ、アフリカンゴールド、レッドガラン
✓ マカヒキ
◎ 本命馬(ともに単勝軸)
〇 相手
▲ 穴(ともに複勝軸)
△ 紐
✓ 紐に昇格させるか外すか検討中
どちらもそれなりに自信があるので、2頭軸3連単マルチと、穴の単複を持つ感じになるのかな、と思います。
重賞の格と、両重賞の位置づけ
競馬のレースには『格』というものがあります。
オープン、リステッド、重賞(G1、 G2、 G3含む)などなど。
特に重賞では、1番格が高いのがG1。その次にG2、G3とくるわけですが、この中でレースごとにも『格』が存在します。
場合によっては、G2よりG3の方が格が高い場合も、ごく稀に特殊な事情で発生することもあります。
例えば、G3のアーリントンカップより、G2のニュージーランドトロフィーの方が実質格が低いなどですね。
これはかなり特殊なケースですが、ステップレースとしての価値が高いレースというのは一定数存在しているのです。
今回の共同通信杯もまさにその例。
2016年には後に皐月賞馬になるディーマジェスティが勝ったり、去年ではエフフォーリアが優勝したことなどで有名ですね。
やはり出世レースなのです。
個人的にはG2のスプリングSよりは格が上かな、というイメージです。
もちろん賞金はG2のスプリングSやニュージーランドトロフィーの方が高いんですけどね。
そんな残念G2もある中、G1に匹敵するほどのG2もいくらか存在します。
そのハイレベルG2になりやすいのが、今回の京都記念や中山記念。
他の有名どころだと、札幌記念や毎日王冠辺りですね。
いい時期に叩きレースとして存在しているのと、舞台がいいんですよね。
長距離だと日経賞なんかも入ってきそうですが、あまり短距離や長距離は主流ではないので、ここでは省きます。
逆に低レベルG2になりやすいのは、ハンデG2とか牝馬限定G2とか。
この辺りは他のG2に比べてレベルを落としやすいです。
あるいはG1が近いのにも関わらず開催されるG2とか。
間隔が短いのに本番であるG1に出さずにあえてG2に出すメリットがないので、低レベルになりがちです。
そんなわけで、今回の京都記念や共同通信杯は、春のG1戦線を占う意味でも重要な位置づけをされているレースであり、当然有力なメンバーが揃いやすいのです。
実際今年もいいメンバーが揃っています。
ただ、やはり叩きになりやすい感は否めないので(たとえば去年では、ステラヴェローチェが斤量が1キロ重くなるにも関わらず共同通信杯に出走し人気を背負って飛んだなど)、仕上がり具合がどうかで、馬券への組みこみ方が変わってきます。
いくらレベルがG1級でも、仕上がってなければ負けることがあるぐらいにはメンバーが揃っているので、狙い目はそこなんですよね。
というわけで、ハイレベル戦で、叩きになりやすいレースという視点で各馬を見ていくのが大事なレースなのではないかと、私は思っています。
その前提で今年の各レースの展望をお話ししていきます。
共同通信杯 展望
https://race.netkeiba.com/race/shutuba.html?race_id=202205010611&rf=race_submenu
ぶっちゃけ能力だけで見るなら、
アサヒ、ジオグリフ、ダノンスコーピオンの3強です。
詳しくは、以下の記事を参考にしていただきたいのですが、
ここでは記事を出すだけで留めます。
3強の中で隙がありそうなのは、明らかにジオグリフです。
かかり癖があり、喉鳴りを持っており、結構難しい馬とのことで、せめてどちらかを克服しないとG1などの大きい舞台では活躍しづらいです。
今回も距離が伸びるとはいえ、適距離でもない。
となれば、3強から外れるとしたらこの子ではないかと思っています。
割りこんできそうな馬としては、逃げならビーアストニッシド、差しならアケルナルスター辺りになりそうです。
この辺りは馬場傾向次第でしょう。
ちなみに、土曜時点での東京の馬場は、やや柔らかめの、外が若干有利のバイアス。
おそらく雨が降るので、少し力がいる馬場になるでしょう。
そういう観点で言うなら、若干ビーアストニッシドに分がある気はします。
京都記念 展望
https://race.netkeiba.com/race/shutuba.html?race_id=202209010211&rf=race_submenu
こちらは、ユーバーレーベンの状態がいいということで人気していますね。
個人的にはこの舞台はどうなのか、というのがあってあまり強く推したくないところ。
でもメンバー的には相手には入れてもいいかな、という感じです。
本命のジェラルディーナは夏に本格化しだし、前走のチャレンジカップでは不利もあって負けた馬。
今回は上手いこと直線出してくれれば好勝負が期待できるだろうということで本命に挙げました。
今年のレイパパレ枠になってくれることを期待したいですね。
他に気になるところでは、今回逃げそうな馬がいないため、前残り展開になったら有利そうなアフリカンゴールド。
この馬は、他にハナに立ちそうな馬がいなければ逃げると宣言しているので、単騎逃げになるなら要警戒の1頭になると思います。
あと気になるのはマリアエレーナ。前走は最後の最後で右にモタれたせいで、勝ってたレースを逃したという内容。
逆回りになって克服されるかは謎ですが、実力的には切れない位置だと思います。
結局は明日の芝事情次第です。芝のレースは要チェックして、いつもよりも入念に、前か後ろか、内か外か中か、どこが伸びるのか見極めるべきでしょう。
出走各馬の詳細
今回も出走各馬のレース分析や厩舎コメントなどをまとめました。
厩舎コメント、前走レース後コメントに関しては、Gallop誌から引っ張ってきています。
あらかじめご了承ください。
馬番1~6番 その1
馬番1~6番 その2
馬番7~11番 その1
馬番7~11番 その2
馬番1~6番
馬番7~13番
また、共同通信杯に関しては、それぞれ個別に気になる点をあらためてまとめておきます。
前走は超ハイレベルの世代線東スポ杯で2着。
相手が悪かったので仕方がないとして、今回はメンバー的に頭が取れても不思議はないです。
陣営のコメントでも、馬場状態問わないとのことで、今回は安易に切れない位置と思われます。
前述したように、喉鳴りとかかり癖というダブルパンチを持っているめんどくさい馬。
今回はそれがどう克服されたのかを見るレースでもあると思います。
というわけで、3強で評価を落とすならこの子。
現状1番人気らしいですが、さすがにどうかと思います。
特にルメールJも最近波に乗れてないようですし。
なんにせよ、パドックでのテンションは要チェックでしょうね。
パワー系の逃げ馬。今回馬場が荒れるなら歓迎です。
テンションが高い馬なので、パドックでの気配がカギになりそうです。
うまく逃げるなら、買い目に入れておきたい1頭です
他馬の勝ち筋を曲げて勝ち切れる力を持った馬。
実際キラーアビリティやルージュラテールらの勝ち筋をつぶして勝ってきてるわけで、実力はやはり高いです。
しかも今回は主戦の川田Jに戻るのもプラスです。
あとは初の長距離輸送と左回りがどうかがカギになると思います。
以上になります。
それでは、皆様の幸運を祈りつつ、ここで打鍵を止めさせていただきます。
ここまでお読みいただきありがとうございました!
by 明日は阪神競馬場に参戦予定の、夜桜 ほとり(2022/2/12)
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