【中山金杯&京都金杯予想】金杯と今年の馬券購入方針とある悲運の競走馬の話

2022年1月4日競馬#金杯

 明けましておめでとうございます。
 今年もよろしくお願いいたします。夜桜です。

 今回は今年の競馬運を占う意味でも重要な初手の金杯、中山金杯と京都金杯の話をしようと思います。

 ただ、以下で記述する理由により、京都金杯の方は薄めになります。
 あらかじめご了承ください。


中山金杯・京都金杯予想印

中山金杯予想印

◎ ヴィクティファルス

▲ ロザムール

△ ウインイクシード

◎ 本命馬(今回は複勝軸)

▲ 穴(今回は複勝軸)

△ 紐

京都金杯予想印

◎ バスラットレオン

▲ ルークズネスト

△ ディアンドル

◎ 本命馬(今回は複勝軸)

▲ 穴(今回は複勝軸)

△ 紐

 中山金杯の方が今回の狙い目と見ていますが、
 当日の馬場状態、傾向を見ながら対応する必要があると思っています。


今年の馬券購入方針について

 個人的なお話になって申し訳ないのですが、去年の馬券購入について、日頃から様々な反省を挙げていました。

 去年の馬券収支を開催別にまとめると、結果的に以下のようになりました。

 夏と冬がとにかく低い。というか初手の『1%』ってなんですか
 一方、競馬場別で見ると、

 ローカル競馬場でとにかく負けてるんですよね。

 北海道と福島はまだマシとしても、新潟・中京・小倉が酷すぎます。
 なのでこの3場に関してはよほどのことがない限りはやらない方がいいかなと考えています。

 ちなみに中央はマシなんですが、冬の中山は死んでます。初手の回収率1%はここが原因ですね。
 一方で東京は常に良績

 阪神は低く見えますが、現地参戦時にトータルで大勝ちしているのがここに反映されていません。
 計算に含めれば回収率70%は超えているので、やってもいいのかな、と思っています。

 よって、

競馬場の取捨

①福島と北海道以外のローカルは基本的に買わない

夏と冬のオフシーズンは馬券購入レースを減らす

➂中央、特に東京を中心に馬券を買う。

 このような方針を取っていこうかなと思っています。

 ちなみに2020年のデータも見たのですが、やはり同じ傾向にありました。
 つまりローカルは向いておらず、むしろ中央が向いていることがよくわかりました
 (ちなみに去年は中山と阪神が100%を超えていました)

 なので競馬場に関しては、以上のルールを守っていきたいな、と思っています。

 そして買う馬券について。
 ここ最近は3連系をよく購入していたのですが、

 2軸の内片方しかこないとか、
 穴が勝ち切ってしまったとか、
 せっかく3連単を当てても「いやそれ結局3連複で買ってた方が高かったよね」、

 てなるケースが多かったので、

 的中率のバランスも考え、単複を中心に買う方針に変えます

 特に有馬記念の日は死ぬほど単勝を的中させていたので、
 おそらく軸を見る目はそこそこついているのではないかなと思ったので。

 また、京阪杯など1200m戦、エリザベス女王杯など牝馬限定戦ハンデ戦に関しては、
 結構荒れるケースが多かったと感じているので、

 この3種類のレースでは、伝家の宝刀2頭軸3連複全流しを打つ、という方針を取ろうと思います。

 またレースは、全重賞と、応援している馬が出る条件を優先的に狙おうと考えています。

 ただし重賞は堅い場合も多く、微妙なレースもあるかと思います。
 なので、レースに自信がない場合や堅いと思った場合は、ワイドボックスなどに留めます

券種選択

①基本的に◎と▲の単複を中心で購入する。

②1200m戦、牝馬限定戦、ハンデ戦は荒れるので、2頭軸3連複全流し+ワイドボックス

➂あまり狙い目ではない重賞は、ワイドボックスなどによる的中重視で買う。

 投資金額に関しては、これまでと同様の方針を取ろうと考えています。
 自信度が低さや、オッズなどに応じて、

 300円、500円、600円、1000円、1500円、2000円、3000円などというように、

 使い分けていきます。

投資金額設定

①300円 → 自信度が低く、様子見の場合。特に人気サイドを買う場合に利用。

②500円 → 自信度が低めの場合。または、新馬戦のときに利用。

➂600円 → 自信度は低いが穴に打つ場合。または自信度の低い重賞でワイド箱買いするときに利用。

④1000円 → 自信度中で、単複を買う場合。または自信度の低い重賞で馬連箱買いするときに利用。

⑤1500円 → 3連複10点+▲の単複などの場合に利用。または3連系フォーメーションなど。

⑥2000円 → 自信度高めで▲の単複を打つ場合に利用。または3連複全流し+ワイド箱買いなど。

⑦3000円 → 勝負レースの場合。打ち方は様々。単複と3連系で強くいきたい場合など。

 現状はこの方針で上半期をやっていって、回収率の推移を見守ってみようかと思います。

 目標はやはり回収率100%ですね。

 最低でも90%は行きたいところですが、最終的には100%越えが目標なので。

 もうこれは馬券買いの基本ですよね。

 こんな感じで進めていこうと思っているので、以後よろしくお願いいたします。
 予想もこれに沿った形で進めることになると思うので。

 また皆様も今一度、今年の中央競馬1発目を迎える前に、
 自分の馬券の買い方を見直したり、敗因分析してみるのもいかがでしょうか
 
 例はちょうど私が挙げた通りですね。ご参考になれば幸いです笑


中山金杯・京都金杯の買い目

 前述したように、中山金杯も京都金杯もG3ハンデ戦です。
 つまりどちらも2頭軸3連複全流しとワイドボックスで行きたいところなのですが、

 京都金杯は中京競馬場で開催の上、あまりおいしくないところにしか印がいかないため、勝負したくないというのが本音です。

 よって、中山金杯では2頭軸3連複全流し+ワイドボックス

 京都金杯はワイドと◎と▲の単複を打つことにします。

 具体的な買い目としては、

 中山金杯では、
 ◎▲2頭軸3連複全流しと、◎▲△のワイドボックスと、◎と▲の単複で計2000円。

 京都金杯では、
 ◎▲△のワイドボックスと単複で計600円。

 この予定です。

 どこまでやれるかはわかりませんが、

 前者の中山金杯は本命の全流しの方で回収を稼ぎ
 ワイドボックスと◎▲単複については保険と考えています。

 また今週から中山はA→Cコースに替わるため、内前が圧倒的有利になります。
 よって、後ろからの競馬になりそうなヴィクティファルスは調子いかんによっては評価を下げる可能性はあります。

 後者の京都金杯の方はトリガミでも可と考えます。的中優先で。
 結局中京競馬場は苦手なので笑


 

その他狙いのレースについて

 一応今週のレースは土日月まで含め全部確認したのですが、

 1/5は中山5R、中京6R

 1/8は中山10R

 1/9はシンザン記念

 1/10はフェアリーS

 この辺りが狙いかと思っています。

 特に1/5の中山5Rはメンバーレベルが高そうなので、パドックを見ながら印を打っていきたいところですね。

 またシンザン記念では、以下で紹介したラス―ルも出走予定なので、ぜひとも参戦したいです。

 シンザン記念、フェアリーSに関しては今後記事を書く予定なので、そちらもお読みいただければ幸いです。


1/5 出走各馬の競馬ノート

 1/5 中山5R 芝2000m 3歳1勝クラス
 その1

 その2

 以上から印としては、

◎ アスクビクターモア

▲ サインオブサクセス

△ レヴァンジル、ヴァーンフリート、ミッキーブンブン

 特にアスクビクターモアは前述の2歳馬紹介記事でも紹介している実力馬(ジオグリフアサヒなど実力馬と同等のレベル)なので気になるところですね。

 サインオブサクセスはパドックでやる気があるかどうかをよく見極めたいです。
 おそらく強いのですが、どうも前走は走る気になってなかったように見えるので。
 パドック次第では割引も考えないといけないかもしれません。



 1/5 中京6R 芝2000m 3歳1勝クラス
 その1

 その2

 以上から印としては、

◎ コナブラック

▲ フェーングロッテン

✓ ボルドグフーシュ、ダークエクリプス、グランディア

 ワイドボックスと、◎と▲の単複を買って、的中優先にしておきたいですね。
 やはり中京なので笑

 注目したいのは、こちらも前述の記事で紹介したコナブラックと、
 ハイレベルエリカ賞を走っていた、ボルドグフーシュフェーングロッテンですね。

 あとは新馬戦で小倉とは言え11秒台の加速ラップをこなしているグランディアもそこそこ気になります。


 最後にお見せする競馬ノートは、重賞の方です。
 以下はGallopさんより掴んできた陣営コメントなどをまとめました。

 中山金杯

 見てる感じ、あまり前に行きそうな馬が多くないので、ロザムールの逃げ切りとか普通にありそうですね。
 前めの馬の方が馬場にも合いそうですし、前の馬を積極的に狙う方がいいかもしれません。



 京都金杯

 反対に京都金杯は前目の馬が多く、ハイペースになりそう
 バスラットレオンが逃げて、そのまま行ききれるような競馬になればいいですが、果たしてどうでしょうね。

 中京だと好位からの競馬の方がいいかもしれませんが、当日の傾向次第ですね。
 やっぱり中京は難しそう。

ある悲運の競走馬の話

 追加で入れるような形になりましたが、
 気づいたのが書いている本日付けだったので仕方ないということでここは1つ。

 おそらくウマ娘から競馬に入った方はご存知であろうミホノブルボンライスシャワーの因縁については、散々語り尽くされてきたことでしょう。

 今回話す悲運の競走馬とは、キョウエイボーガンの話です。
 もはや誰だそれ、となる方が大半でしょう。
 
 しかしライスシャワーがミホノブルボンを打ち破った運命の菊花賞の日、
 ブルボンの前を走っていたのが何を隠そう、このキョウエイボーガンだったのです。

 このレース前後の因縁や顛末については、こちら(ニコニコ大百科→https://dic.nicovideo.jp/a/%E3%82%AD%E3%83%A7%E3%82%A6%E3%82%A8%E3%82%A4%E3%83%9C%E3%83%BC%E3%82%AC%E3%83%B3)が詳しいので、ご参照いただけると幸いです。

 できれば、大百科をご参照の上で私の記事を読んでいただければ幸いです

 簡単に説明すると、ブルボンは菊花賞でかかったことが原因でライスシャワーに3冠を阻まれたのですが、ライスシャワーは後にメジロマックイーンの天皇賞春3連覇を阻むほどの実力馬でした。

 つまりライスシャワーは実力でブルボンを打ち果たしたと言えるのですが、
 一方ブルボンがかかった原因が、その前を行くキョウエイボーガンの存在があったからという説が流れたのです。

 キョウエイボーガンは確かに、実力的にライスシャワーやミホノブルボンには及ばなかったのかもしれません。

 ですが逃げ馬が逃げて何が悪いというのか。
 しかし世論ではキョウエイボーガンのせいでミホノブルボンの3冠が阻まれたという風潮もあったそうです。

 無茶苦茶ですよね。
 その後散々非難の的になった挙句、キョウエイボーガンはその後鳴かず飛ばずの戦績。

 結局引退するのですが、乗馬にもなれず、廃用処分(つまりは殺処分され、お肉にされるということ)となったのです……。

















  
 しかしそうはなりませんでした。
 とある一般家庭の女性がキョウエイボーガンを引き取りたいとのことで、すんでのところで廃用処分を免れ、
 養老牧場で世話をされました。

 結果、ナイスネイチャに次ぐ長寿を全うし、つい先日の元旦に亡くなったのです。
 数奇な運命を辿ったキョウエイボーガンのご冥福を祈りましょう

 そして我々は、彼の姿から『競走馬とはなんなのか』『我々が彼らにできることはなんなのか』を考えるべきだと思うのです。

 新年1発目からこのような記事になって申し訳ありません。
 しかし一競馬ファンとしては、それを考えずにはいられない馬だったことも確かなのです。

 別にその主婦のように引退馬を買え、とか養老牧場の馬達に寄付しろなどとは言いません。

 ですが、我々競馬ファンが競走馬達に何を返せるのか、何ができるのかを考えることは、とても大切なことだと私は思うのです。

 そんなことも考えながら、生まれてきた馬達の無事や、引退していく各馬の今後も考えながら、末永く競馬を見届けていきたいものですね。

 それでは、今年の皆様、そして各馬の幸運を祈りつつ、ここで打鍵を止めさせていただきます。
 ここまでお読みいただき、ありがとうございました!

 by 今年こそはいい滑り出しを決めたい、夜桜 ほとり(2022/1/4)

競馬#金杯

Posted by yosakura