【朝日杯FS予想】阪神JFから見る騎手選びの是非と『強い馬』の条件の話
こんにちは。こんばんは。夜桜という者です。
今回は朝日杯FSの予想にあたり、
先週の阪神競馬場の芝状態を確認しつつ、阪神JFの振り返りと馬券反省会もしていこうと思います。
いつも通りコラム的な記事も書くので、早く本題を見たい方は↓の目次から飛んでくださいね!
朝日杯FSの予想印
例のごとく、予想印から。
◎ ダノンスコーピオン
〇 ジオグリフ
△ セリフォス、プルパレイ
✓ ヴィアドロローサ、ドウデュース、アルナシーム、カジュフェイス、トウシンマカオ
◎ 本命馬(今回は単勝軸)
〇 相手
△ 紐
✓ 抑え(紐に昇格するか、外すか検討中)
もちろん当日の馬場やパドックを見ながら印を前後させることになると思います。
あらかじめご了承ください。
また各馬の紹介、特に3強のセリフォス、ジオグリフ、ダノンスコーピオンについて。
こちらは以下の記事にてどのような臨戦過程か記載しております。
ご参考にどうぞ。
他の出走馬にも触れていたり、しかもホープフルSやシンザン記念に関する内容にもなり、
2歳馬の勢力図を確認するのに有用かと思われます。
阪神競馬場の芝事情
芝
・大前提として、内回りと外回りでやや傾向が異なる。
・パワー馬場。
・連対した馬のほとんどがミスプロ系やNorthern Dancer系
・↑特にクロスがあるとよく来る。
・先週と異なり、外差しが効く (反対に、内はラチ沿い含めほとんど伸びない)
・ある程度のパワーを要求しながらもスピードも必要な馬場(内回りと異なる点)
・やや時計が出る。
・ND系のクロスはほぼ必須。
・ミスプロも混ざるとさらに良い。
・ニジンスキーやサドラーズヴェルズが混ざるとまた良い。
・断然外差し(反対に、内はラチ沿い含めほとんど伸びない)
やはりパワーがないと、先週のステルナティーアのように伸びきれないので、
血統背景からパワーの裏付けがあるのか、走法がパワー馬場に対応しているかはよく確認したいですね。
阪神JFの振り返りと馬券反省
デムーロJに始まり、デムーロJが躍動し、デムーロJが決めた。
そんな印象ですね。
どっちのお話なのかは、以下を見ればわかるかと思います。
一応確認しておきますが、
兄 MデムーロJがサークルオブライフ騎乗。
弟 CデムーロJがナミュール騎乗。
兄弟で明暗が分かれたレースでしたね。
結果自体は以下の通り。
https://race.netkeiba.com/race/result.html?race_id=202109060411&rf=race_list
レースラップは、
12.2 – 10.4 – 11.5 – 12.3 – 12.6 – 12.1 – 10.9 – 11.8
このようになっています。やや前傾の中弛み上り勝負、といった感じでしょうか。
ちなみに、ナミュールの推定上りは33.6。
一方、サークルオブライフは33.9です。
レース自体の後半3ハロンの上りが34.8だったので、
いかにこの2頭の末脚が際立っていたかがわかるかと思います。
特にナミュールは伸びない内を通ってこのタイムですからね。
おそらく外を通っていれば、もっと早い上りが出ていたのではないでしょうか。
つまり、ナミュールはサークルオブライフより末脚がキレる馬と言っても過言ではありません。
しかし、勝ったのはサークルオブライフです。
ナミュールは4着に敗れ、馬券内にも入れませんでした。
敗因は出遅れです。が、私はそれだけではないと思っています。
騎手で明暗が分かれたところもあると。
先に断っておきますが、出遅れたのが騎手のせいとは言いません。
確かにC デムーロJも兄と血を争えないのか、ゲートが上手くないジョッキー。
しかしそれは、海外の騎手の多くがそうなので織りこみ済みです。
しかもナミュール自身、出遅れる可能性が高い馬であることもわかっていました。
その証拠に事前の予想でもそう書いていますし。
問題はそこじゃないんです。
本当の敗因は、道中のポジションにあると思っているのです。
その詳細を話していきます。
まずスタートです。ここから全てが始まります。
ナミュールは先入れの8枠17番。鞍上はゲートが上手くないC デムーロJ。
おまけにナミュール自身もゲートが上手くないとなれば、出遅れるのはほぼ必然です。
実際出遅れました。以下がスタートの瞬間の写真です。
8枠17番を見れば確かに遅れているのがわかるでしょう。
https://jra.webcdn.stream.ne.jp/web/jra/onetag2020/eqPcPlayer.html?target=202106090411a
問題はここからです。
赤丸がナミュールなんですが、なぜか伸びないはずの内に進路を取ろうとしているんですよ。
おそらく出遅れたから、距離ロスが少なくなるであろう内を通るための策。
または外を周ることになってもコーナリングを抑えるためのポジションを目指していたのだと思います。
踏ん切りの良さを見るに、おそらくC デムーロJも事前に決めていたものと思われます。
ですが前提を思い出してほしいのです。
今の阪神は内が伸びない。
映像で内に進路を取ったのを見て、私はあれ!? ってなってました。
C デムーロJは当日も何回か阪神で騎乗していて、内が伸びないことを把握していたはず。
なぜだろうか。
前述した距離ロスの懸念か。
またはコーナリングロスを抑えつつ外を周ろうとするプランだったのか。
どちらにせよ、この判断が直後に悪手として働いてしまいます。
この5秒の間で、サクに馬体をぶつけられたことに驚いたんでしょうね。
ナミュールがさらに内へ押し出されてしまうんですよ。
おそらくC デムーロJとしては、
2枚目の写真のサクのポジションで外めを回るプランA。
あるいは最初から内を周り距離ロスを抑えるプランB。
この2つがあったと思うのですが、押し出しによりプランAが白紙になりました。
だから最終的に最内にいかざるを得なかったのかな、と思うのですが、
個人的には最初からまっすぐ走らせてサクの外を走っていれば、外から差せたんじゃないかと思います。
直線でナミュールは最内を選択。当然伸びる馬場ではないですから、C デムーロJも必死です。
ただ、ここでも微妙な不運に見舞われます。
なぜかいい馬場を通っていたはずの青丸キミワクイーンが馬場の悪い内へ斜行したのです。
ナミュール視点では、やや進路を邪魔されています。
キミワクイーンの鞍上は内田J。
あまり言いたくはありませんが、この騎手は力はあるけれども、芝を読むのは苦手なタイプと思われます。
でなければこの斜行はありえない。
距離が長くてモタれた可能性もありますが、以前から内田Jは芝を読めてない節があったので後者説が有力です。
多分前が開かないから内に活路を見出したんでしょうけど、どう考えても悪手です。
だって内は伸びないんだから。
しかも何が酷いって、キミワクイーン鞍上内田J、この後右鞭を叩いてるんですよね。
馬という生き物は、鞭を叩くと基本的には叩いた側と逆側に向かって走るので、
この場合外に戻してるんですよね。
じゃあなんで内に斜行したんだ。
これではただの距離ロスです。
言っては悪いですが、これこそがいわゆるクソ騎乗というやつですよ。
なんならキミワクイーン。そのまままっすぐ走ってた方が着順よかったまである。
掲示板まであったと思いますよ。
実際まっすぐ走っていれば進路開いてるし。
まさかラブリイユアアイズがあそこまで伸びると思ってなかったんでしょうね。
それで我慢が効かなかったのではないでしょうか。
後の結果はもう皆さんのご存知の通りです。
さて。
この結果を見て、皆さんは騎手買いについてどう思うでしょうか。
ちなみに、C デムーロJのレース後コメントはこちら(Gallop誌より引用、原文ママ)。
「ゲートの出が悪くて、向こう正面でもいろいろな馬が交錯して怖がってしまいました。
馬場が悪い中でも前が開いてからはしっかりと伸びたけど、外枠で難しかったです」
向こう正面とは、例のサクとの衝突のことでしょうね。
このコメントを見た時、C デムーロJはスタート時の作戦が、
サクによってフイにされるケアをしてなかったのが敗因なのかなあ、と思いました。
そこまで織りこむのは難しいところですが、まっすぐ外を走っていればよかっただけだし、
ナミュールが怖がりというのを把握していなかったのは、乗り替わりという事情もあったのでしょう。
乗り替わりにはこういうデメリットもあるんですね。
ちなみに、内田Jのレース後コメントはこちら (Gallop誌より引用、原文ママ) 。
「止まってはいません。初めての右回り、初コースでしたし、よく頑張ってくれました。
次につながる競馬はできたと思います」
止まってないとのことなので、やはり故意に内に切りこんだのでしょう。
つまり馬場を読めてない説が濃厚です。
開幕後半の芝読みが大事な場合は、買う時に注意が必要な騎手だと思います。
馬体重のあるでかい馬を動かすのは上手い騎手なんですけどね、内田騎手って。
しかし騎手も人間です。
誰だって得手不得手があるので、それを把握して買うのが正しい騎手買いだと、
このレースからよくわかりますね。
というわけで阪神JFの振り返りでした。
一部気になった馬に対してもコメントを。
サークルオブライフはさすがの脚でしたね。
長くいい脚を使うタイプなので、今回みたいな展開なら、やや忙しいマイルでもこなしてくるのでしょう。
ただ、桜花賞ではスピードのある馬にキレ負けしそうな予感。
それこそナミュールに負けそう感があるので、本命にするならおそらくオークスかな、という印象です。
ステルナティーアの敗因は完全に馬場。
この馬自身スピード系の走法なので、パワー馬場と合いません。よって今回は度外視でいいかと思います。
ラブリイユアアイズはこういう馬場こなしてくるんですね。
やられました。
道中、武豊J騎乗のウォーターナビレラの後ろにくっついてきたのが好走の1番の要因だと思います。
強い馬の後ろっていいポジションだからね。
なんせ進路を作ってくれるんだから。
キミワクイーンは、早く鞍上変わってもらいましょう。
今日の走りを見るに、まともに乗れば多分重賞でも好走できると思うので。
各馬の感想としてはここまで。
個人的な馬券の反省としては、2頭軸3連複全流しにしなかったのが敗因ですね。
差し決着とみて、◎サークルオブライフ、〇ナミュールを中心に3連単マルチを買っていたのですが、
あと1頭が読めなかった。
仮にナミュールが3着入線していても、紐でラブリイユアアイズをカバーできてないんですよね。
ここが失敗。
やはり、短距離戦、ハンデ戦、牝馬限定戦は成績が安定しないので、
2頭軸が決まれば全流しにする方がいいなあ、と今週特に思いました。
中日新聞杯もそんな感じでしたし。
以上になります。
朝日杯FS予想詳細と、『強い馬』の条件の話
いきなり脱線するのですが、ある名馬の話をします。
皆さんもご存知でしょう、アーモンドアイの話です。
2018年10月14日。私は京都競馬場に足を運んでいました。
朝から超満員。
それはそうです。
アーモンドアイの3冠がかかったレース・秋華賞の日だったからです。
私としても、生で3冠馬が誕生するかもしれないのは初めての機会。
やはりアーモンドアイが勝つだろう、いや、勝つのを見に来たんだ、という気持ちで来ていました。
レースが始まり、川田J鞍上のミッキーチャームが逃げの手に出ました。
おそらくアーモンドアイに勝つには逃げ切るしかない、という乾坤一擲の勝負だったのでしょう。
実際あれは見事な逃げでした。ラップも、
12.1 – 10.9 – 12.7 – 12.1 – 11.8 – 11.9 – 11.8 – 11.5 – 11.8 – 11.9
こんな感じで直線までの手ごたえは十分。
逃げ切っても不思議はない。
そんなレース展開になり、直線半ばまでミッキーチャームの1人旅でした。
やばいぞ、アーモンドアイ!
このままだと逃げ切られる!
私は不安な気持ちで直線を見守っていました。
でも彼女は来ました。
アーモンドアイは、
後にジャパンカップでワールドレコードを叩き出す『真の最強』は、
ミッキーチャームの逃げ切りという勝ち筋を見事に捻じ曲げてみせたのです!
これが本物なのか。
本物でなければ、ミッキーチャームのほぼ完ぺきだった逃げきりを食い止めることはできない。
実際、ミッキーチャームを捉えることができたのはアーモンドアイただ1頭でした。
以下がレース結果になります。
あのレースを見てから、真に強い馬の条件とは、
『他馬の勝ち筋を捻じ曲げて勝ち切れる』ことだと、私は認識しています。
阪神JFでもナミュールが前走、パーソナルハイの逃げ切りを捻じ曲げて勝ち切ったことを知っていたので、この馬も『真に強い馬』だろうと確信していました。
今回は色々あって4着に負けたけど。
ですがそれも競馬です。
あのディープインパクトですらハーツクライに敗れたのです。
競馬に絶対はありません。
ですが絶対はなくても『真に強い馬』は朝日杯FSにも出走予定です!
その馬こそが今回指名した、◎ダノンスコーピオンです。
この馬は、2歳馬紹介の時にも名前を出しましたが、
過去2戦とも、他馬の勝ち筋を捻じ曲げて勝ち切っています。
新馬戦では先行押し切り体勢だったルージュラテールをすんでのところで差し切り。
前走の荻ステークスでは先に抜け出したキラーアビリティをすんでのところで差し切り。
いずれもあわや負けるぞ、という位置からの勝ち星でした。
その勝負根性に敬意を表し、本命を打ちたいと思います。
〇ジオグリフは強い相手と戦ってきた実績から。
また、今回はカジュフェイスやオタルエバー、プルパレイなど逃げ馬が多く、ほぼハイペースの差し決着になることが予想されます。
前に残るとするなら粘り強そうなトウシンマカオ辺りがいいかという評価です。
ちなみにセリフォスに関しては、軽い馬場の方が合いそうで、しかも今回は例のC デムーロJに乗り替わり。
もしかすると馬場を読めないタイプの騎手なのかもしれないですし、乗り替わりですし、内枠の3枠4番を引き、おまけにゲートが上手くない馬ということで、今回評価を下げています。
飛べば配当が跳ねるというのであれば、なおさら来ないなら来ないでいいと思っています。
しかしそれでもなお頭をとってくるのであれば、次代のマイルのエースとして、拍手を送りたいと思います。
果たしてこの予想は当たるか否か。
ハイレベル2歳馬がぶつかる朝日杯FSは、12月19日15時40分発走です!
若駒達に未来を託せ!
朝日杯FS出走各馬詳細
前述でも何頭か触れてますが、いつも通り、私の競馬ノートもお見せします。
馬番1~7 その1
馬番1~7 その2
馬番8~15 その1
馬番8~15 その2
各馬詳細は以下の通りです。一部ですみません。
距離延長組です。陣営が逃げない宣言したとかいう噂を聞きましたが、ソースがわからないです。
しかし、距離延長で前走逃げならかなりの確率でハイペースめで逃げると思います。
逃げの種類としては、二の足で逃げるタイプ。ゲートはそこそこですが、ダッシュ力がついて逃げるタイプです。
陣営としてはかからなければチャンスありとのことですが、実際かからないなら馬券に絡むかもしれません。が、逃げが勝てる馬場なのかは要確認ですね。
特に今回はこの馬含め逃げ馬多いので、ハイペースはほぼ必至ですし。
前走超ハイレベル東スポ杯組。ここでは、ジャパンカップのキセキのように大外まくりをしてましたね。まあ背景がキセキとは全然違い、こちらは暴走でしたが。
暴走する馬には池添Jを配するのが定番ですが、今回当たるかは謎です。
しかしこの賭けが上手くいくなら、馬券に絡んでも不思議はない実力馬だと思います。
やはり当日のパドックで興奮していないかがカギになりそうです。
しかもゲートも先入れの2枠3番になりましたし、ゲートや折り合いが大事になりそうです。
G1の池添Jなので、カバーはするけど、みたいな立ち位置の1頭です。
確かに強いし、当然抑えるべき1頭です。
懸念材料は、パワー馬場への対応とゲート。
前走もパワー馬場になりかけの状態で、馬場のいいところを通って勝てました。
が、個人的な視点では、あまりパワー馬場に向いている走法には見えません。
またゲートもあまりいい方ではなく、前述した通りゲートが得意でないC デムーロJへの乗り替わり。
しかも内枠をひいてしまいました。
ゲートでやらかせば、また先週のナミュールのようなことになりかねません。
そしてC デムーロJ自身、土曜の競馬ではやや内に意識が行くような騎乗をしているのも気がかりです。
個人的には軸にしたくないです。最悪最後方待機で追い込みになりかねません。
敗因になるとしたら、この2点でしょうね。
前走、レベルが謎に包まれている京王杯2歳S組の馬。
大きく負けてはいますが、スタート時に進路を塞がれる(しかも結構致命的)不利を受けたのが敗因です。
上りは最速で、鞍上によると、不利がなければ勝ち負けしていただろうとのこと。
距離延長ではありますが、抑えておいて損はない1頭だと思います。
距離延長の逃げ馬その2。典型的な逃げ馬です。
そして、この子も二の足で逃げるタイプ。前走からの距離延長でおそらくかかると思われます。
やはり当日のパドック確認が必須と思われます。
また、この子は1600mは長いと私は感じています。
おそらくベストは1400m。となれば、今回は外してもいい気はしています。
結構粘りこむ子なので気になりはするのですが、点数次第では外したいと思います。
よっぽど前残りする馬場なら考えますが、おそらくそうはならないだろうと思います。
しかも今回は逃げ馬多すぎるので。
前述したように、勝ち筋を捻じ曲げられる実力馬。
課題はやはり多頭数への対応でしょうけど、こなせるんじゃないかと思います。
負けるとしたら、おそらく多頭数ならではの不利や、ハイペース前残りになった場合。
このどちらかと見ます。
そうでなければ、この子の勝負根性を信じたいですね。
ちなみに現状4番人気で、マジかと思っています。
単勝打つまで考えていますが、ジオグリフという強敵がいるので悩みどころです。
また、松山Jへ乗り替わっていますが、先行競馬ができる松山Jなら手は合うとみます。
馬を信じて乗ってほしいものです。
前走を振り返ればこの子の凄まじい勝負根性はわかると思うので、ちゃんと追ってくれると思います。
逃げ馬その3。
この子も二の足で逃げるタイプ。実は今回、ゲートで逃げるタイプの逃げ馬いないです。
この子はレコードを持っているぐらいの快速馬で、パワー馬場への対応がカギになりそう。
走法はあまりパワー馬場に向いてなさそうに見えます。
ただし距離延長ではなく、1600メートルも守備範囲なので、距離に関する心配はないです。
また、外からハナをとれるようなタイプではないので、番手につけるかもしれないですね。
懸念材料は集中して走れるかどうか。前走は集中していなかったようで4着に負けてます。
しかし、初ブリンカーで集中力向上が予想されるので、巻き返しに期待できます。
ただ、ハイペース逃げに巻きこまれそうな予感がするので、
勢いに乗っている鞍上とはいえ、紐までで。
前残りがある馬場なら、評価を考えたい1頭です。
京王杯2着馬。先週ラブリイユアアイズが2着に入ったことで、穴指名する方も多そう。
個人的には、今年の2歳は牡馬のレベルが高く、この馬も馬場に恵まれたところもあると思っているので、判断に迷っているところ。
そもそもレースレベル自体が高いのかもしれない。
陣営はベストが1400mと言っているので、おそらく長い。
だからそこまで高くは評価できないです。
しかしおそらくペースは流れるので、前に残るとしたらこの位置かな、という感じです。
なんにせよ、様子見するなら抑えておくべき1頭だと思います。
前走の札幌2歳Sでは、ものすごい大味な競馬をした馬。
淀みないラップを向こう正面から外々回ってまくり、そのまま2着馬に4馬身差つけて勝ち切るとかいうものすごく強い内容です。
凄まじく長くいい脚を使えるタイプで、あのルメールJが最後の直線で思わず左右後方を確認する余裕すらあったという強さ。
新馬戦もレベルが高く、確実に実力馬です。
よっぽどパドックが悪いとかでもない限り、絶対に抑えましょう。
懸念材料は、距離が短いかもしれないこと。
もう1つはゲート内での駐立があまりよろしくないこと。
先入れの奇数枠なのが割引材料ですが、
鞍上がルメールJなら上手いことなだめて上手くレースを進めてくれるのではないでしょうか。
以上になります。
それでは、皆様のいい週末を祈りつつ、ここで打鍵を止めさせていただきます。
長文にお付き合いいただき、ありがとうございました!
by 有馬記念で勝負をかけるためにもここで勢いに乗りたい、夜桜 ほとり(2021/12/19)
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