【チャンピオンズカップ予想】新開催&コース替わり時の立ち回りの話

2021年12月5日競馬チャンピオンズカップ

 こんにちは。こんばんは。夜桜という者です。
 今回は、チャンピオンズカップの現状での予想と、新開催&コース替わりに絡む話をします。

 できるだけ撒いていく感じになるので、よければ軽く読んでいっていただけると幸いです。


チャンピオンズカップ予想印

 例によって、現状での予想印をさらします。

◎ チュウワウィザード
▲ インティ
△ カジノフォンテン、サンライズホープ、メイショウハリオ
✓ エアスピネル、オーヴェルニュ、テーオーケインズ、クリンチャー

◎ 本命馬(今回は単勝軸)
▲穴(複勝穴)
△紐
✓抑え(紐に昇格するか、外すか検討中)

 いやいや候補多すぎやろ! もっと絞れよ!
 はい、その気持ちめっちゃわかります。でもですね、私普段ダートやらないんですよ。

 しかも今回は中京開催初日ときています。馬場傾向すらろくにわからない状態なんです。
 きっと競馬記者さん達もこんな状態でGallopとか優駿とかに予想書いてんだろうなあ、と思うと、記者さんの大変さが身に染みてわかります。そりゃあまりあてにならないわな、て感じです。

 とりあえず開催初日の立ち回りや、その上でのチャンピオンズカップの予想軸についてお話しします。


開催初日とコース替わりに伴う立ち回り

 結論から申し上げますと、開催初日やコース替わり1発目はケンが安定です。
 当然ですよね。
 ちなみに今週は、中山競馬場と中京競馬場が開催初日阪神競馬場はAコースからBコースに替わります。

 競馬は情報戦です。
 でも開催初日とコース替わり1発目なんてぶっちゃけノーヒントです。
 麻雀で言うと、19字牌しか打ってないやつがいきなりリーチしてきたような状況です。

 一旦安パイを打って様子を見るのが定石じゃないですか?
 開催初日の中山と中京に至っては、その安パイすらない状況と言っても過言じゃありません。

 というわけで私は土曜日、ほとんどレースをやらない予定です。どこかのタイミングでレースを見はしますが。
 さすがに重賞と、2歳戦は少額賭けると思いますが、傾向を掴めない限りは大勝負に出ません。
 というか出られません。
 最大で振っても1200円までです。

 さすがに日曜日には傾向も掴めてくるでしょうから勝負レースでも振れると思いますが、少なくとも土曜日は無理です。バイクでツーリングにでも行った方がいいでしょうね。
 あ、私の愛車の話はまたどこかでやります笑

 また、阪神競馬場はAコースからBコースに替わることで、直線の内から大体3, 4メートルは塞がれます

 馬の胸の厚さが大体50~70センチぐらいと考えると、先週の馬場の内から馬5, 6頭分ぐらいは外側に柵が張られることになります。先週時点でBコースの内ラチにあたる部分は結構荒れていて、あまり伸びなかった覚えがあるので、おそらく内ラチ走法はきつめだと予想されますし、またパワー寄りの馬場になる気はしますね。
 あくまで予想なので、実際に見てみないことにはわからないです。

チャンピオンズカップ予想詳細

 そんなわけで各場手探りの状態から始まるわけですが。
 
 チャンピオンズカップもG1です。予想はしたい。
 このノーヒントの現状でできることは、中京のコース特性を把握することと、この開催の馬場がどういう傾向にあるのかを研究することぐらいです。
 突き詰めれば、ちゃんと研究できていれば土曜日の一発目から、思わぬ穴馬を引き当てられるかもしれません。

 なんにせよチャンピオンズカップの予想のために、私は中京競馬場のダートについて少し勉強してきました。
 この本の受け売りですけどね笑

 馬場のすべて教えます(著 小島友実さん)

 5年ぐらい前に発行された本なので、今もこの情報が確かなのか定かではないですが、それを覚悟した上で、この開催の中京ダートについてまとめます。

凍結を防ぐために、砂をとにかく乾燥させる傾向がある。
・あまり雨が降らない。実際中京開催の本レースの過去7年を見ても、全て天候雨でない上、良馬場
・上記2つの理由から力のいるタフな馬場になりやすい。時計もそこそこかかる(大体1:50:0前後)

 さらに過去の同レースを見ていると、どうもリピーターが多い
 おそらく毎回同じような馬場で開催されるから、その傾向に合っている馬がそのまま上位に来やすいのでしょうね。

 つまり、過去チャンピオンズカップで大敗している馬は割引
 反対に、例年馬券や掲示板に入っている馬はとりあえず抑えるのが無難ということです。

 今年も天気を見ている感じ、おそらく晴れて良馬場開催。
 例年と同じ傾向になる可能性が非常に高いといえるでしょう。

 だから◎は、去年の優勝馬であり、一昨年も4着に来ているチュウワウィザードが安定。
 しかも周りの人気馬を見ていてもこの馬に勝てそうな子もいないし、頭と見るのが妥当でしょう。

 次に▲は、2年連続で3着とかいうナイスネイチャみたいなことをしているインティで確定、というわけですね。複勝相手としてはちょうどいい位置だと思います。不良馬場ではアレですが、この舞台なら堅実そうですし、今年のフェブラリ―Sを見ていても前でも後ろでも何かできそうな風に見えます。

 △は、パワーがありそうに見える子達を選択。カジノフォンテンデムーロJがゲートでやらかす可能性を見てやや割引ですが、それでも最低紐には抑えたい位置。左回りの方が強いでしょうし。
 ついでにサンライズホープも左回りの方がいいタイプでしょうね。

 ✓の各馬について。
 オーヴェルニュテーオーケインズは、実力はあるけど重馬場以上で来てるイメージがあるため、今回の傾向とはズレると思い抑えまで。


 ややゲートに難がありそうなテーオーケインズは偶数番に入ったしこのままですね。
 オーヴェルニュはコース形態には適しているのでしょうけど、このコースで勝ったのは全部重馬場以上ですからね……。おそらくかなり穴人気する位置だと思われますが、パワーを考えて評価を下げめにします。

 エアスピネルは、芝ですが菊花賞走れてるんだから距離はおそらく問題ない。前走も負けたとはいえ直線で不利があったからですし、去年のチャンピオンズカップも展開1つだったでしょうから抑える位置。純粋に応援もしたいですし。内の3枠5番はまた直線で詰まりそうな位置ですが、馬券内に突っこんできても不思議はない1頭と見ます。

 クリンチャーは去年このレースで大敗していますし、佐賀記念でレコードを持ってたりもするので、パワーというよりはスピード寄りの馬ではないかと。今回の傾向からはズレるだろうと思いますし、来ても3着までと考えます。よっぽど馬場や展開に恵まれない限りは、少なくとも勝ち切りはしなさそう。外す候補筆頭ですね。
 
 ところでカフェファラオソダシは? となる方が多そうなので、それぞれお話しします。

 カフェファラオは正直東京ダート1600専用機だと思っているので外す予定です。
 しかも砂を被るのがダメらしい上、馬の間に入るのを嫌がるらしいので、内枠なんか引いたら即外すのが正解と思ってます。フェブラリーステークスぐらい条件に恵まれないと苦しいです。だからルメールJでもダートならいいかな、と思ってます。
 今回は大外8枠16番をドロー。砂を被りづらいのはいいですが、逆に距離がどうなんだろうという感じがすごくします。よっぽど他の馬をはずしたいとなって、余裕ができたら考えるかな程度。

 そして一般的に1番取捨に迷うソダシについてですが、私は外すことでほぼ確定しています。というかここを外さないなら固いことがほぼ決まってしまいそうなので入れたくないです。

 さらに根拠もあります。以下、先日ツイートした内容。

 まとめると、

・血統的にも、自身にも、ゲート難の傾向があるので先入れの奇数番枠だと割引
・気難しいタイプなので、初ダートで砂を被りやすい内枠は割引
・上記2点から考えると外から中枠の偶数番ドローが最適も、外すぎると距離が怪しくなってくる

 こういうわけですね。
 つまり8, 10, 12番辺りならまだ考慮したのですが、今回は最悪の1枠1番です。

 さすがに来る可能性が低いと見て外しですね。これで勝つようなら、お見事と称えて拍手します。
 芝ダートの二刀流ができる強い白毛のアイドルホースが誕生すれば、競馬の発展という観点では大幅な+です。もちろん勝ってくれた方が嬉しい。

 でも馬券的に可能性が低い位置にベットすることはできません。
 競馬ファンとしては応援しますが、今回は人気だけ吸っていただけたらオッズ的には嬉しいです。


 今回は以上になります。そろそろ必死こいて2歳戦の全頭振り返りをしないといけないので……。

 それでは皆様、良き週末を!

 by ステイヤーズSとチャレンジカップの予想は出せるか怪しい、夜桜 ほとり(2021/12/2)。