【ホープフルS 予想】5連勝中の「勝利の方程式」　該当したのはただ一頭

2025年12月26日競馬アンドゥーリル,アーレムアレス,バドリナート,ホープフルステークス

選ばれたのはアンドゥーリル。こんにちは、こんばんは。夜桜がお送りしている。

ホープフルSの予想を手短に。

ただ、ここは結局実力重視でいいと見ている。

本命アンドゥーリルの理由は「アイビーSに使われるほどの素質馬」という点が大きい。
他の予想記事でもよく書いているが、2、3歳戦において東京1800mのオープン以上は先にも繋がりやすいため、実力馬が集結しやすい。
わかりやすい例だと、アイビーS（レガレイラ、ドウデュースなど）、東スポ杯2歳S（コントレイル、イクイノックスなど）、共同通信杯（エフフォーリア、マスカレードボールなど）と、近年の勝ち馬だけを見てものちの活躍は頷けるところだろう。

今年はアンドゥーリルただ一頭。押さえない手はない。ちなみにこの前走東京オープン1800m組は目下3連勝中（機会で言えば、21年が該当馬なしのため、5連勝中）。勝ち馬を見ても、人気に関わらず、のちの実力馬たちが並ぶ。

アンドゥーリル自身も実力馬。現状馬体が小さく、頼りない面はあるが、末脚はキレるタイプで、前走は距離延長にしっかり対応してきた。母父オルフェーヴルを見てもスタミナはあるはずだ。なにより、まっすぐ走る点が個人的に好み。ぜひともここを勝ってクラシックに駒を進めてほしい。

対抗は難しいが、現状はバドリナートあたりか。前につけられる点はほかの人気馬と比べても優位に立てる。それなりに速いペースの経験がある点もGⅠでは心強い。

フォルテアンジェロも推したいが、この馬は追走に懸念材料がある。出していって競馬ができるか怪しいため、そこまで高く評価しない。

穴は新馬戦で器用な競馬を見せたアーレムアレス辺りはどうだろうか。ここ2戦は出遅れ外を回して差し届かず、といった競馬が目立つが、偶数枠を引けた点は追い風。まともに出れば見直せる。内から馬券に絡む馬の候補として狙いは立つ。

逃げそうな馬は見たところジーネキング、テーオーアルアインあたりとみている。馬柱から前者がより逃げそうだが、スローに落としているケースが多く、テンではほかの馬に譲ってしまっても不思議はない。どちらかというと速いペースで前に行ったことがあるテーオーアルアインの方が魅力を感じる。

どこまで流れるかは未知数だが、おそらくそれなりには速いペースになるのではないか。スローと読むならジーネキングを押さえるのもありだ。

内から差す馬の候補としては、オルフセンを挙げたかったが、大外に行ってしまった。枠の分は割引だが、2歳にしては器用に馬群をさばけるので、道中でうまく中団あたりにつけられれば面白いかもしれない。ここがダメでも先々を見たい。

京都2歳S組はレース自体の評価はそこまで高くない。ただ、挙げるなら、勝ち馬ジャスティンビスタよりは2着アスクエジンバラだ。1周競馬なら走れる馬で、先々はステイヤーになりそうな予感がある。ちょっと見ておきたい。

今週土日は中山競馬場に両方参戦予定。まさに戦場とも言える鉄火場だ。おそらく電波のつながりが悪いと考えられるため、パドック評価はここでは出さない。出せるならX（@Roseliafan000）で公開予定だ。

　

ライター名「夜桜 ほとり」

バイオテクノロジー系の分野で大学院卒業後、何を血迷ったのかSEに転身。でもなんか違うと思い、競馬メディアの編集に。現在は編集を脱退、馬を中心としたフリーの物書きとして活動中。

ライラックが出走できなかった件について、優先出走順が上の馬が次々と回避していき、あれよあれよとあと1頭回避で出走までこぎつげた。さすがに出走はかなわなかったが、あの回避ラッシュを見ていると冬の仕上げの難しさを改めて感じた。当レースに出走予定だったラヴェニューもいい馬なのだが、熱発で回避。なかなかうまくいかない人生と競馬である。

なお、ラヴェニューに関しては出走していれば対抗あたりになっていたはず。2戦目なのはネックだった分、次は共同通信杯あたりに出て、皐月賞を目指してほしいところだ。