北海道ツーリング2日目『船旅』
なんで船に乗るかって、そりゃ苦楽を共にした相棒『スーパークリーク』ことGSR250Sと行きたいから。
2回目はどうなるかわからんけど、ツーリング1回目だけは絶対にフェリーで行くと決めていた。
結構高いけどね。往復で45k飛んでるし。多分この旅の予算の半分は持ってかれてる。
2日目はほぼずっと船旅(舞鶴→小樽)。本番は明日からになる。
昨日はそこまで寝れなかった。エンジンが近いのか、常時震度2ぐらいの地震の中ベッドに横たわっていたような感覚だったので、仕方がない(全く盛ってなくてこれ。むしろ震度3ぐらいあったかもしれない)。
日の出を見たり、風に当たったりした。院生時代も徹夜明けはこの色の空を見て癒されたもの。この時間の空はちょっと信じられないぐらいきれいよねぇ。懐かしさを覚えつつも二度寝した。

6時半起床。昨日のおじさまライダーさんと情報交換して、ライダーハウスや稚内まででオススメのスポットを教えてもらった。こちらは日の出の写真見せて笑
15日はバイクのイベントがあるそうな。函館競馬も捨てがたいけど、予定を考えると函館に行くのは無理がある(稚内から南下する場合、10時間ぐらいかかる)し、こっち行くかねぇ。
というわけで、13でゆったり北上、14、15で富良野や美瑛を回る感じかな。
次に北海道行く場合は、札幌函館の競馬場を見比べてみるのも面白そう。今回はばんえい競馬を見に帯広だから、馬に関してはばんえいと、南の馬たちを眺める感じで十分。こんな感じのゆったりプランにしよっと。
もちろん他の旅の計画なんてほぼ決めてない。特に17日以降とかまるで白紙。風の吹くまま、気になったところを走る予定だ。
とりあえずは宗谷岬に行くこと、ばんえい競馬を見に帯広に行くこと、15日に信玄(札幌の美味い味噌ラーメン屋さん)に行くことだけは決まっている笑
https://tabelog.com/hokkaido/A0101/A010103/1002793
ご飯事情
船内の施設はそこそこ充実している。
後方デッキは大体ずっと開放されているし、ご飯どころならカフェとレストラン、あと売店がある。
エンタメとしてはゲームセンターや映画上映室、DVD鑑賞ルームもある。初めて知ったのだが、船内にはお風呂があり、窓から海も見える(出航前はブラインドが閉められる)。
とはいえ、今回の船旅はほぼ丸一日海上で過ごすことになる。ぶっちゃけ暇だ。乗客の多くは飯や読書、人によってはナンプレなどで優雅に時間をつぶしていた。
朝飯は特に食べたいものがなく、カフェのカレーパンをチョイス。300円也。ほか、売店でキャラメルを2箱買った。580円也。

ジンギスカンキャラメル、ジンギスカンというよりはめっちゃキャラメル。美味いけど笑
カフェで売ってるメロンパンが気になるので、昼はこれにして、晩飯はいいやつを食べる予定。それまでは寝たり、持参していた競馬本を読んだり、舞鶴行きのフェリーとすれ違うシーンを撮影したりとゆったりしていた。

メロンパンは数量限定なので即買ったが、後ろにめちゃくちゃ並んで、すぐ売り切れる勢いだった。そんなに人気なのか。結構美味しかったのでわからなくもないが笑 メロンパニストとしてはいい買い物はしたのかな。

晩飯前にお風呂入って、コインランドリーで洗濯してたら電波が繋がった。海上なのでここまで電波なし。ほかの航路なら陸が近いので電波も届くらしいが、この便は日本海を突っ切るので陸からも遠い。
でも思ったより早く北上したように感じる。これ、早すぎて船の中で晩飯食えないのでは……?と心配していたがそれは杞憂というやつで、無事荷物整理後に晩飯にありつくことができた。
メニューはズワイガニといくらの海鮮丼(1700円也)。新日本海フェリーの特製らしいが、これがなかなか美味い。期間限定じゃなければなぁ。

北の大地に到達
そうこうしている間に北海道の小樽に着いた。港に着く30分ほど前にバイクを停めている甲板に降り、荷造りなど準備をする。

乗船券を見てもわかる通り、まあとにかく長い。北海道にフェリーで行くなら、関西からだと行き帰り合わせて3日とぶと思っていい。私も11~20の10日間で予定していたうち、実際に北海道を走れたのは7日間だけだった。
船からクリークとともに降りた。事前に調べていた通り、そこまで寒くはないが、普通に夜なのでその分冷える。稚内だと最高気温16℃の最低気温11℃と本州の3~4月ぐらいの気温なので、冬服がいる。
ほかの北海道を旅したライダーさんの話を聞いている感じ、やはり夏の北海道でも夏服と冬服はどちらも最低1セットいる、という共通認識がある。私も同感だ。
この日はライダーハウス小樽に泊まる動きとなった。港から近いので、行きやすい。
現地についてからオーナー不在で手続きがごたごたしたものの、なんとか泊まれることに。一応船に乗る前に泊まれることを確認しておいたのも利いたようだ。

ここはライダーのなかでも有名なところらしく、気のいいオーナーさんとの飲み会が毎回あるところだったらしい。
寝不足でなければ参加したかったけれど……今回は逆にありがたいかも。多分今回の旅は北から帰った後は南西を攻めることになりそうなので、小樽泊まりならまたこよう。
本命は明日からなので、しっかり休まないと……。

宿代は2000円也。オーナーさん以外に管理している方がいたので、その方に渡した。ちなみに昔は1500円だったらしいけど、物価高で増えたそうな。こんなところでも影響出てんなぁ。
今回の旅ではテントを持ってきてはいるものの、概ねライダーハウスに泊まることにしていた。装備としてはマットと寝袋、テントがあって、最悪テントを張るプランだった。
まあでもテントを張るのであれば、結構日が高い段階で設営を始めた方がよく、思い切り走った後にテントを広げ始めるのは現実的ではない。そもそも北海道は各所で熊注意が出てくるし、最近では札幌にも出たと聞く。
現状はテントでの宿泊は避けた方がいいように思う。というか、ライダーハウスが楽しすぎるのでオススメしたい(なお、人見知りは除く)。
また、ライダーハウスでも寝袋やマットは必須。あまり衛生状況はよくないのだ(というか布団が備え付けられていても、しばらく干していない場合の方が圧倒的に多い。南京虫とかに悩まされたくなければ最低でも寝袋必須だ)。
↓3日目
↓1日目
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません