【競馬】最強の馬券と買い方は　そのための各券種、買い方の考察

2024年4月1日競馬

　こんにちは。こんばんは。夜桜という者です。

　今回は最強の馬券を発見したので、その「券種と買い方」の話をします。私はアホなので最強の馬券の買い方を8年近く模索する羽目になりました。ただ、この馬券と買い方は間違いなく最強です。絶対に最強です。世の中と競馬に絶対はありませんが、99.9％正しいならそれはほぼ絶対といっていいでしょう。

最強の馬券と買い方は何か？

　多くの馬券買いが考えていることだと思います。多くの方は三連単と言うと思いますし、単勝と言うかもしれません。場合によってはトリプル馬単やWIN5と言う方もいそうですし、三連複やワイドを候補に挙げてくる方もいるかもしれません。

　一応ここで定義をしておきます。ここでいう「最強の馬券」は「その1レースにおける馬券」を指します。なのでトリプル馬単やWIN5は除きます。

　そして「最強」の定義とは何か、てところですよね。
　ここでいう「最強」とは、当然「稼げる馬券」です。稼げるとは何か。そのレースで的中した時の回収率が高いことです。だから最近は妙味を重視して、自分の想定より人気していない馬を狙うとか、100R、1000R単位で買い続けた時にプラス収支で終われる、いわゆる期待値買いが流行しているわけですね。

　じゃあ単勝はわかりやすいのでは？　だって単勝は控除率も低いし資金管理もしやすい。オッズの歪みも比較的わかりやすい。
　私もそう思います。ただ、最強ではありませんよね。だって単勝で帯を狙うならそれなりに張らないとでしょ？

　ほな三連単じゃないか。結局帯を狙うなら三連単を買って、高配当の上振れを狙うべきだ。
　でもその三連単で上振れを狙って買う時、結果的に単勝1点の方が強いんじゃないですか？

　私はずっとこんな風に思っていて、最強の馬券てなにか、考えたことがあまりありませんでした。8年競馬やってて、的中率と回収率の狭間に一生飲まれていたんだな、て思います。

　でも簡単な話だったんですよ。そのレースにおける「最強の馬券の買い方」には現状絶対的な答えがあります。

　三連単1点に厚く張る

　当たり前の話なんですよ。馬券は点数を買えば買うほど予算を分配しなくてはいけないから、的中時の配当が分配した分落ち込む。三連単10倍が的中した時、的中目含めて1点のみ600円で買うのと、2点300円で買うのと、3点200円で買うのでは回収率が激変します。

　1点なら回収率1000%なのに、2点になるだけで一気に半減、3点は1点のときの1/3です。

　まあ多点数になればなるほど、減少度は落ちていくんですけどね。だからどうせ1点以外で買うぐらいなら、多点数で買って的中率を高める方がマシなんでしょうね。60点とか買いだしたらもはや誤差です。そこからは60～90点辺りまで大きな回収率幅出ないですし、削る意味なんかほぼないです。ここまで来たらむしろ広げるべきなんでしょうね。

　少し逸れましたが、最強の馬券の買い方に戻ります。1点ならこの破壊力なんですよ。というか払戻し金の一覧を見てなんで気づかないのか、て話です。どう考えても一番強いのは三連単なんです。当たり前なんですよ。

　でも周りにいますか？　三連単1点が最強だと言って買ってる人。

　私も色んな予想家を見てきましたし、色んな「馬券の買い方」系の本を読んできましたが、「三連単1点買い」をメインに据えている人はただの一人も見たことがありません。私の経験が浅いだけなんでしょうかね？

　ただ「最強の馬券の買い方」は絶対に「三連単1点買い」です。これに関しては間違いないでしょう？　同着になってよほどレアなケースに遭遇しない限りは、そのレースで理論上最大の回収率を取ることができる。まず間違いなく、「ほぼ100％で最強の馬券の買い方」です。でも誰もしない。誰も目指そうとしていない。

　なぜなのかは言うまでもありません。だって当たらないから。
　でも、当たらないのとやらないのとは話が違うと思うんですよね。今回はそういう話です。その上で、この「三連単1点買い」を目指すにはどうすればいいのか、考えていきたいと思います。

なぜベストを尽くさないのか？

　私が初めて買った馬券は馬連ボックスでした。おじさんとかがそんな風に買っているのを真似したわけです。なんかそれっぽいでしょ。最初はみんなそんな感じで見様見真似なんですよ。

　メイン券種はそれぞれの馬券買いで変遷があると思いますが、私の場合はワイド→三連複→三連単→単勝→馬単と色々変わっていきました。

　変遷の中で色々発見がありました。先輩が16年天皇賞（春）のキタサンブラックとシュヴァルグランの二頭軸で三連単マルチ30点で20万馬券取っていたのをきっかけにそれを好んで使いだし、でもそれって二頭軸三連複でよくね？　ってなったり。三連単の頭固定は単勝と天秤にかけろとか。馬券のノウハウをどんどん吸収して、今は単勝に行きついているわけで、多分それぞれで研究しているはず。

　ただまあ、共通して三連単は多点数で買うケースがほとんどでしょう。まず1点では当たらん。そりゃそうです。18頭立てなら三連単は計4896点で単純計算では的中率0.02%なんですよ。まあ実際の的中率はもう少し高いと思いますけどね笑

　でも少なからず先入観はあると思うんです。「三連単は多点数で買うもの」ていう暗黙の了解みたいなのが。実際馬券の買い方本とか見ても、「少点数で買うものじゃない、せめて20点からの買い目は必要（本音を言うともっとほしい）」みたいな書き方されていることが多いです。

　私はこれに関しては断じて否と言いたい。
　そもそも60点とか90点とかで三連単を買うにしても、全部同じ金額で買えば本来の回収率から1/60されてしまうんですよ。私からすればそれ買うなら単勝全額ぶっこむわ、てなっちゃいます。そしてわりとそっちの方が強いケース多いんですよ。

　だからある程度の不的中も飲み込んだ上で、リターンを考えるなら20～30点辺りが妥当なんでしょう。

　でも20～30で当たったとしても、私は「でもこれ20倍上を目指せるんだよなあ」て思うはずです。なぜベストを尽くさないのかと。私は馬券の買い方みたいなことをテーマに、考察を続けてきました。昨年にその途中経過を出しました。愚かにも最適解があるのを完全にスルーして。

　最適解は間違いなく「三連単1点に厚く張る」です。これ以上券種が生まれないなら、これは絶対的真理です。問題はなかなか当たらないこと、そして我々の予想力が足りないこと、たったそれだけなんです。

　予算に関しては問題ありません。たったの1点なんだから大学生にだって買えます。100円で買うだけで、当たれば何万円と返ってくる可能性すらあります。少頭数のレースでも数千円で返ってきますよ。

　YouTuberの予想を見て「三連単60点とか多すぎ！　プロなら30点で買え」とかアホコメントを見ますが、私からすれば30点ですら甘えだと思います。

　どこまでいっても不的中が怖いんでしょうね。幸い私は不的中に慣れました。三連単は当たらなくて普通なんです。じゃあ20点も30点も買わずに、最大効率の1点を買えばいいのではないか、そのためにベストを尽くすべきではないのか、と最近考えています。

　

最強を目指す買い方その1

　幸いにも到達点は見えています。
　「三連単1点を厚く張ること」です。

　これに必要なことをまとめましょう。

　まずは勝ち馬を見極めること。
　基本中の基本です。これは要するに単勝を極めることにほかなりません。
　結局勝ち馬の予想が一番大事っすね。三連単1点的中を目指すにもまずはここからです。

　そして予想のなかで考えておきたいのは、その勝ち馬が勝つ時に、ほぼ馬券に絡んでいる馬はどの子か、ということでしょう。いわゆる相手です。逃げ馬が本命なら、多くの場合は前残りでしょうから先行馬が相手、とか。位置を取るのが上手い馬なら、その後ろにいる馬は一緒に抜け出してくるよね、とかですね。

　上乗せの連系はここを考慮して選択したいところ。相手が2着なら馬単、3着ならワイドが基本です。

　少し前は保険をかけることを考えて、メイン券種、上乗せ券種、保険券種の3点を考えていたのですが、主軸が来ない時点で保険の意味がないな、と思うようになったのと、券種を増やすと点数増えて無駄が多いので最近やめました。

　ただし、上乗せと保険を併用する考え方はしています。

　単勝＋馬単1点、単勝＋ワイド1点辺りがメインになります。どちらも2点なので誰でも買いやすいでしょう。配分は単勝2:1連系が妥当かな、といった印象です。ちなみに複勝は滅多なことでは使いません。ある程度条件が必要だと思ってます。後述します。

　ここまでくれば、1、2着あるいは1、3着が定まっているわけで、あと1頭なんですよね。1点で当てるようになるまでは、1、2着固定の3頭流し、1、3着固定の3頭流しが必要かも。個人的には後者の方が「三連単1点狙い」をする上では簡単そうで、相手を逆転できる馬を選ぶイメージで取れるのではないか、と想定しています。

　勝馬が逆転されると思うなら馬連や枠連を使い、三連単は回避（逆転されるかも、と思っている時点で点数が増えます。それなら買わない方がマシでしょう）。三連単の紐を3点以内に収められないならこれも回避でしょう。これ以上増えたら的中と回収のバランスが取れないと思います。個人的には2点にしたいぐらいです。2点にするなら余剰分は単勝に回したいですね。

最強を目指す買い方その2

　その1が基本筋ですが、どう考えても単勝の採算が合わないケースもあります。いわゆる一強系のレースですね。その場合は、単勝が馬単にシフトします。

　一強が勝ち切ると思っているわけだからそこは固定し、2着に入る馬を1頭にしぼり切るわけです。

　たとえば以下のレースです。
　2024年3月9日中京4R　
　https://race.netkeiba.com/odds/index.html?race_id=202407010104&rf=race_submenu

　このレースだとクリノフィガロが1.7倍ですが、単勝でこれを買うのは若干抵抗がある方もいるでしょう。私は未勝利戦の単勝1.7倍はよほどの馬や事情でなければ買えません。

　しかしクリノフィガロが確勝と考えるなら話は変わります。
　この場合なら圧倒的人気馬を頭とした馬単1点を実質単勝1点として買うという考え方ができます。

　馬単のオッズは上の通りですが、10倍台もあるので、単勝オッズ基準で考えればそれなりに買えるかと思います。

　2着馬の選び方は普通に勝ち馬を選ぶのとはやや事情が変わりますが「人気馬-相手」の塊を1セットとすれば、残りの3着を選べばいいだけになるので、三連単は実質馬単扱いになります。三連単1点にかなり近づくことでしょう。

　最初に三連単1点を狙うなら、こういうレースなんでしょうね。というか、過去に1点取り経験がある方はこのケースが多いんじゃないでしょうか。

1着か微妙な穴馬の買い方

　最後に話は脱線しますが、どうしても買いたい穴馬がいるけど勝つか微妙なケースですね。個人的には相手がいてもいなくても買う方がいい場合があります。それは複勝が最低5倍はつくパターン。

　正直5倍でも少ない感はあって、私は普段は6倍以上で考えてます。
　メイン券種は単勝ではなく複勝を選択します。ワイドとか馬連とかでのひっつきはメインで狙いません。穴馬一本釣りでいいです。穴馬がせっかくきたのに相手が来なくて配当がとれないのが最悪なんで。

　そもそも複勝でもなんでも6倍ついたら普通に美味しいでしょ。複勝のみでとれたらそれだけで回収600%ですよ。どう考えても取るべきです。

　そして取る時に使う券種は、対象の頭数が少なければ少ないほどいい。三連複よりワイド、ワイドより複勝です。どうせ三連複やワイドで点数増やすぐらいなら、複勝でしっかりとってしまいましょう。

　問題はここからです。その上でどうやって上乗せを狙うか。私は単勝とワイドを勧めますが、どちらかというと単勝がいいと思います。

　いわゆる単複で、複勝比率を増やすべきなのはこの場合のみです。私は複勝が嫌いで、普段単勝をメインで買う時もよほどでない限り買いません。複勝買うぐらいなら単勝に資金回す方がはるかにいいので（そもそも負けると思うなら逆転候補との馬連買えばいいでしょ）。だから単複を仮に買っても、単7の複3とかもっと極端な買い方をします。というかここまで来たらやっぱ複勝いらんな、てなって結局単のみになります。

　でも今回は勝てない可能性が高いと見ているため、複勝をメインに据えます。それなら複7、8に対しての単2、3はありかな、て印象です。複7単1ワイド2（ワイドは相手がわかっている場合のみ）とかでどうでしょうか。

　以上になります。

　最後は話が脱線していますが、買い方の一つの参考として。

　私はフォーメーションとかマルチとかあまり買いたくないんですよね。あれって均等買いだから、資金を厚く張る選択やりづらいのが気に入らないんですよ。

　あとボックスも嫌い。完全に運任せじゃないですか。勝ち馬予想を放棄してるみたいで、それは予想じゃないのでは？　てどうしても思っちゃうんですよね（もちろんどの馬が連対しても不思議はない、て予想してる人とかもいると思うんですけど、個人的には「それは予想しきれてないのだからそもそも買うべきではないのでは？」て思います）しかもいたずらに点数増やすし。私がアレに近いことをするのは枠連を1点で買う時だけですよ（枠連なら最大馬連9点分を1点で買える）。

　多点数買いは回収効率が悪くなるので、7点以上とか特に嫌になりますね。どんなに買っても3点で納めたい。今でこそ少点数帯狙い馬券とか買ってるから6点買うことあるけど、そのせいで回収を狭めているところもありますし……。少点数で高配当を得るには結局「選択と集中」が大事で、その極地が「三連単1点買い」ということなのでしょう。

　いつかはどんなレースでも「三連単1点」のみに1000円で勝負して、的中してそのレースの最高回収を取るとともに、取れたことの優越感に浸りたいものですね。

　それでは皆様の幸運を祈りつつ、ここで打鍵を止めさせていただきます。

　ここまでお読みいただき、ありがとうございました！

　by夜桜 ほとり（2024/4/1　「三連単1点」はガチです。エイプリルフールネタではありません）